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2021年10月28日

毎月の返済額を決める時に留意すべき3つのこと

家づくりをするにあたって
毎月の返済額をいくらにすべきなのか?
お分かりになるでしょうか。


家賃ぐらいが妥協なのか?
あるいは家賃より高くなって当たり前なのか?
あるいは家賃より低く設定すべきなのか?


もちろん、正解は人によって違うため
一概には言えませんが
1つ言えることは
毎月の返済額を決める上で
知っておくべきコトが3つあるということです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


まず、知っておくべきコトが
家を持つと維持するためのコストがかかる
ということです。


つまり、賃貸暮らしの時より
出費が多くなるということですね。


・「固定資産税」(都市計画税)
家を持つと支払い義務が出来る税金ですね。


・「火災保険料・地震保険料」
家を持つと、絶対に火災保険を掛けなければいけません。


また地震保険は任意ですが
これに加入するとなれば、さらに別途費用が必要だし
これらの保険を継続して掛け続けていかなければいけません。


・「メンテナンス費用」
生涯暮らしていく住まいなので
自己責任で定期的にメンテナンスをしていくようになるため
この費用のことも、もちろん考慮すべきですよね。


以上の3つが、家を持つことで
掛かるようになるコストなのですが
この他、家の面積の賃貸より大きくなるため
家の性能や大きさ、暮らし方によっては
光熱費が賃貸の時より高くなるかもしれないし
もっと先を見据えると
老後生活のためのリフォーム費用も必要となるため
その費用のことも考慮すべきですよね。


続いて知っておいていただきたいことが
可処分所得が下がっていくということです。
つまり、給料の手取り金額が減っていく
ということですね。


この理由は、少子高齢化だからです
高齢者が増え、介護料や年金が
たくさん必要になるのに対し
少子化が進むことによって
社会保険を納付する人数が
減っていっているわけですからね。
私たちの社会保険の納付負担は
上がって当然だというわけです。


ある大学の教授が調べたデータによると
2035年には給料の天引きを60%までしないと
日本の社会保障制度がもたないとも言われていますしね。


それゆえ、収入が上がっていくことを
前提とした返済シュミレーションや資金計画は
大きなリスクを背負う原因となるかもしれません
物価や税金も徐々に上がっていくことも
想定しておかないといけないですからね。


最後に知っておいていただきたいことは
老後に備えて貯金をしていくべきである
ということです。


少子高齢化のため
私たちには現在支給されているほど
年金が支給されないでしょうし
きっと年金を受け取ることが出来る年齢も遅くなるでしょう。


それゆえ、60歳や65歳で退職するのではなく
もっと長く働かざるを得なくなると思いますが
とはいえ、ずっと働くことが出来るかどうかは
現時点では全く分かりません。


それゆえ、老後生活のために備えを
今からコツコツとしていく必要があるというわけです
たとえ可処分所得が減ってしまったとしても、です。


いかがですか?


つまり、家づくりの資金計画は
今の状況だけを考えてするのではなく


以上の3つに共通するように
未来のことまで考慮しながら
しなければいけないということです。


なので、周りのみんなや
不動産屋や住宅会社にとっての
当たり前に影響を受けないように
自分自身の収入と支出
それから今後の暮らしことまでよく考えた上で
毎月の返済額を決定していただければと思います
これが資金計画をする上で最も大切なことです。


今回はここまで!!
次回は、スタンダードは「ベスト」となる得るのか?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月26日

開放感が出る家、出ない家

家を建てる誰もが
ほとんどの時間を過ごすリビングダイニングキッチンを
明るく開放的な空間にしたいとお考えだと思います。


そして、そのために
出来るだけリビングダイニングを広くつくり
採光が確保できる方位に大きな窓をつくり
その窓の向こうにゆったりとした庭をつくりたいと
お考えなのではないでしょうか?


しかし、果たして
この計画通りに出来上がった家は
本当に明るいのでしょうか?
また、開放感溢れる空間となるのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


もちろん、その答えは「No!!」です。
カーテンが全てを台無しにしてしまうからです・・・


まず、明るい空間にするためには
窓から入ってくる光を
遮らないようにしなければいけません
しして、室内に入ってきた光を
拡散させなくてはいけません。


それゆえ、視線を遮るためのカーテンを
設置しなくていいようにすることが
明るい家にするために欠かせない要素となります。


また、開放感が感じられるかどうかは、
もちろん、広さも関係ありますが
それだけじゃなく
空間に奥行きが感じられることも大切な要素となります
つまり、視覚的に広がりが感じられるかどうかが
重要であるということですね。

レ鍵を握るのは「プライバシーの担保」


視線を遮るためのカーテンをしなくていいようにするには、
リビングダイニングが周囲から
丸見えにならないようにしなければいけません
また、それと同時にリビングから続く庭も
周囲から丸見えにならないようにしなければいけません。


そして、これらが実現できれば
リビングにたくさんの光が射し込んでくるのですが
今度は、その光を全体に拡散させなければいけません。


それゆえ、壁紙をはじめとした室内に使う材料は
基本的には白で統一することをオススメしています
最も光の拡散効果があるのが白だからです。


また、開放感を出すために
天井の高さだけを上げようとしてしまいますが
じつは、天井の高さだけを上げても
それほど開放感が上がるわけではないし
ましてやカーテンがずっと閉まったままでは
視覚的な広がりを感じにくく
逆に閉寒感を感じやすくなってしまうため
わざわざ余分なコストをかけてまで
そうする意味が全くないといっても過言ではありません。


であれば、天井の高さと
室内のドアや窓の高さをそろえる方が
遥かに空間に奥行きが感じられるようになります。


視線が高い位置に向くし
天井が続いていることで抜け感が出るし
窓から入る光量も増える上
天井付近まで光が拡散し
より明るい空間が実現できるからです。


大切なことは
実際暮らしてみるとどのようになるのかを
設計の段階で想像することです。


難しいことかもしれませんが
想像してみることはとっても大切なことだし
ここ最近は、CADを使って
プランの説明をすることが当たり前となっているので
近隣に建つ家などもCADに入力してもらった上で
光の入り具合や眺めなどを見ると
よりイメージが湧きやすいと思います。


建ってから「しまった!!」と思うのでは
取り返しがつきません・・・
ですから、そんな後悔をしないためにも
以上のことに留意しながら
間取りを考えていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、毎月の返済額を決める時に留意すべき3つのことについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月22日

使えるウッドデッキ、使えないウッドデッキ

ウッドデッキは
新居にとって欠かすことが出来ない
アイテムではないでしょうか。


そこでバーベキューをする
そこで子供たちを遊ばせる
そこで本を読み、日向ぼっこをする
想像しただけでもマイホームの夢が広がりますよね。


しかし、高いお金を出してつくったにもかかわらず
ほとんど使ってない・・・という方が
決して少なくないというのも、また1つの事実です。


そして、その一番の理由は
「周囲から丸見えだから」なのですが
せっかくウッドデッキをつくるんだったら
思う描いている夢を実現したいですよね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


では、そのために
まずはウッドデッキの現実から考えていってみましょう。


レ使えないウッドデッキ


まず、南向きの土地から考えてみます
この場合、南にリビングを配慮することが
当たり前となっていることから
必然的にウッドデッキも南につくることになるのですが
この結果、歩く人、自転車をこぐ人、車を運転する人
そしてご近所さんたちから
常に丸見えのウッドデッキが出来上がることになります。


想像してみてください・・・
こんな丸見えのところで
バーベキューが出来るでしょうか・・・
道路がすぐ目の前にあるような場所で
子供たちを安心して遊ばせられるでしょうか・・・
こんな丸見えの場所で
読書や日向ぼっこを楽しめるでしょうか・・・


オープンな状態でウッドデッキをつくると
これらが実現出来なくなってしまいます。


また、これらを実現するための現実的な解決方法は
目隠しや塀や植栽をつくることで
周囲からの視線を遮断することですが
これはこれで、外構工事に途方もない費用がかかることになるし
敷地もより広く必要となるため
土地獲得費用にまで余計なコストがかかることになります・・・


続いては、西向き・東向きの土地について考えてみます。
これらの土地では、基本的に
道路面にウッドデッキをつくりません。
(リビングとおおきな窓とウッドデッキは南につくるものだという固定概念があるからです)


それゆえ、南向きの土地に比べて
周囲からの視線の気になり度は低くなります
しかし、この場合も
道路面からの視線を遮断する工夫
つまり目隠しや塀や植栽などをしないと
プライバシーが担保された状態にはならないので
外構工事によって多くのコストが必要となります。


また、これらの土地の難点は
家の南側が日影になる場合が多いことなのですが
そうなればウッドデッキをつくっても
日差しや光がそこに注がれにくくなってしまいます。


結果、薄暗く居心地がそれほど良くないことを理由として
使わないまま放置されることになるというわけです。


では、北向きの土地はどうなのでしょうか?
この場合、敷地が南北に長い形状をしていると
家の裏側となる南に庭が作れるだけの
スペースが残しやすくなります。


結果、平野目隠しや植栽などに
それほどコストをかけることなく
プライバシーがそれなりに担保された
ウッドデッキをつくることが出来ます
また、道路に飛び出す心配もないため
安心して子供たちを庭で遊ばせやすくなります。


しかし、西向き・東向きの土地同様に
多くの場合、南に建つ隣家との距離が十分にとれないため
そうなれば、ウッドデッキどころか
リビングまでも薄暗くどんよりとした空間になりやすいのが
この北向きの土地が持つ特徴でもあるんですよね・・・


レそもそもの前提を変える


これまでの話は全て
リビングを一番南につくり
かつ、その延長線上にウッドデッキをつくることを
前提としてお伝えしてきました。


ですが、結論から申し上げると
この前提の間取りで家を建ててしまうこと自体が
そもそもウッドデッキを使えなくする大きな原因となります。


それゆえ、この固定概念を一旦白紙にしたうえで
家づくりを進めていただくことが
使えるウッドデッキをつくる最良の方法となります。


そこはプライバシーが担保された
とっても居心地の良い空間となります
サンサンと光が降り注ぐ最高の空間となります。


そこで、子供たちを伸び伸びと遊ばせてやってください・・・
そこで、読書をし、日向ぼっこをしてください・・・
そこで、バーベキューを存分に楽しんでください・・・
そこで、空を眺めてボーっとしてください・・・
そこで、外を感じたり、四季を感じたり
時間の経過を愉しんでください・・・


せっかく高いお金を出して
ウッドデッキをつくるんだったら
こんな贅沢な時間と、豊かな時間が過ごせる
素晴らしいデッキづくりをしませんか?


今回はここまで!!
次回は、開放感が出る家、出ない家について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月20日

出来れば家からなくしたいもの

「廊下が欲しいです」という要望を
お聞きすることなんてほぼほぼないし
そうしたいと思っている方も
ほとんどいないと思います。


実際、廊下はただ通るだけのスペースだし
廊下があることで
家の中に温度差が生まれやすくなるし
ヒートショックを起こしやすくなるため
出来るだけなくすように設計すべきなのですが
意識しながら間取りを考えないと
知らず知らずの間にたくさん出来てしまうのが
この廊下です。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


例えば、2階建ての家を建てる場合
2階に寝室や子供たちの部屋といった
プライベートルームを配置することが多いですが
それぞれの部屋に行くための通路や
トイレや納戸に行くための通路を
確保しなければいけなくなるため
必然的に廊下がたくさん出来ることになります。


また、客間をつくる場合も
リビングと分断された場所につくるとなれば
そこには廊下が必要となるし
リビングの外に階段をつくる場合も
廊下から階段を上り下りするようになるため
必然的に廊下が増えることになります。


さらに、収納を通り抜けることが出来る
いわゆる”通り抜け動線”をご希望される方も
決して少なくないと思いますが
通り抜け動線をつくれば
必然的に収納の中に廊下が出来てしまうため
収納としての機能も半減させてしまうことになります・・・


レ廊下に対する認識


このように、間取りのつくり方や要望によっては
知らず知らずの間に廊下がたくさん出来てしまうのですが
もちろん廊下にも部屋や収納と同じようにコストがかかっています
基礎もあれば、床も壁も天井も屋根もあるわけですからね。


そして、そのコストを換算すると
タタミ1帖あたり25~30万円ほどになります
つまり、家全体で廊下が6帖あれば
欲しいとも思っていないのに
知らない間に150~180万円ものコストが
かかっているということですね。


また、廊下にかかるコストは
廊下そのものにかかるコストだけではありません。


廊下をつくれば
部屋と部屋を出入りするために
一旦廊下に出なければいけないため
必然的にドアの本数も増えることになるからです。
それゆえ、出来るだけ廊下を減らすことが
自然と家のコストカットにつながるということになります。


レプライバシーをどう考えるか?


ただ、廊下がないということは
イコール部屋と部屋がダイレクトにつながっている
ということでもあるため
家族間のプライバシーが
若干守られにくくなってしまいます。


そして、これを「よし」とするかどうかで
廊下の分量が決まってくるのですが
あなたならどうお考えになるでしょうか?


子供が小さいうち。
子供が思春期になった時。
子供が家から出て行った後。
歳をとり老後になってから。


あなたは、そのお家で
生涯暮らしていくことになります。


なので、わずかの期間に目を向けるのではなく
今のことも、ちょっと先のことも
そして、もうちょっと先のことも
さらには、もっともっと遠い未来のことまでご想像いただき
家の間取りをつくることが大切です。


ということで
欲しいと思っていないものにまで
知らない間にコストがかかっているということ
そして、家は今だけじゃなく
もっと先のことまで想像しながら
考えていくことが大切である
ということを意識しながら
家づくりをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、使えるウッドデッキ、使えないウッドデッキについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月15日

心の会計をコントロールすることが大切

家を買う時、多くの方が
”金銭感覚の麻痺”という現象に陥ります。


例えば、日常生活の中で5万円の買い物は
安易に決断することが出来ない大きな買い物ですが
なぜか家づくりをしているときには
食後に頼むドリンクよりもあっさり決断してしまいます。


まっ、2000万円という買い物に相手は
5万円はわずか0.25%という割合なのに対し
800円のランチに200円のコーヒーをつけるとなると
その割合が25%にもなってしまうので
割合的に考えると決して不思議なことじゃないんですけどね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


とはいえ、この相対思考は家にかかる費用だけじゃなく
家に付随して掛かる費用にも同じように起こりうるので
家づくりをする時は
財布のヒモをしめるよう常時心掛けておくべきです。


レ大切な資金計画


そして、財布のヒモをしめるために
家づくりはまずは資金計画から始めるべきなのですが
間違えてはいけないのが、そのやり方です。


資金計画では、最初にあなたの予算から設定します
家づくり全体の総予算を把握しないことには
土地や家や外構にそれぞれ一体どれだけの予算を
掛けるべきなのかが具体的に分からないからです。


この順番を間違えてしまい
予算の振り分けが出来ていない状態で
先に土地を買ったり
先に家のプランを描いてしまったら
予算オーバーを招く大きな原因となります
そして、そのしわ寄せが
今後ずっとあなたの負担になり続けます。


また、資金計画の時に気を付けるべきなのが
”毎月の返済金額”です
この金額を不用意に上げてしまうと
カツカツの暮らしになりやすいからです。


家を持つと、固定資産税という税金がかかるし
火災保険にも加入しないといけないし
家のメンテナンスもしないといけないため
アパート暮らしの現在よりも
確実に負担が増えることになります。


それゆえ、返済金額の設定に気を付け
無駄のない予算を設定し
その範囲内で家づくりをしていくことが
何より大切なことではないでしょうか。


レ家づくりの打ち合わせをしているときの注意点


冒頭でお伝えしたように
日常では高いと感じる金額でも
間違いなく家づくりでは
高いと感じにくくなってしまいます。


結果、これくらいなら・・・と
どんどん追加をしやすくなるのですが
これも積み重なれば大きな金額となります
そして、それらが今後あなたの負担になりかねません。


また、家づくりをする時には
色んな会社の家を見に行くだけじゃなく
インターネットやSNSで色んな検索をすると思いますが
これらも予算が上がる原因となります。


広告にさらされたオンラインの世界に
どっぷりと浸かってしまうと
夢ばかりが大きく膨らんでしまうからです。


ですから、家づくりを進めていく上では
マイナスとなる要素についても
同時に考えられるようにしておくべきです。


どうしても叶えたいことが
50万円高くなることだとしたら
優先順位が低いもので50万円削れないかを
考えるという風に、です。


これが出来れば予算の調整がしやすくなり
最初に立てた資金計画通りに
家づくりを完結しやすくなります。


ということで、金銭感覚が狂いやすい家づくりで
大きな負担を背負ってしまわないために
以上の点に注意しながら
家づくりを進めていっていただければと思います。

今回はここまで!!
次回は、出来れば家からなくしたいものについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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2021年10月13日

建てた後で気付くのでは遅いこと

敷地にゆとりがない場合
上に階を重ねて建てざるを得ないため
2階建てになってしまうのは仕方ありませんが
敷地にゆとりがある場合は
よほどの事情がない限りは
「平屋」にすることをオススメしています。


その理由は「平屋」の方が
間違いなく暮らしやすいからです
また、コストも平屋の方が安いからです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


例えば、2階建て住宅の多くが
洗濯物を2階のベランダで干していますが
洗濯機が1階にあるお宅の場合
この作業の流れは決して効果的であるとは言えません。


まず、洗いとすすぎが終わった
水気を含んで重くなった洗濯物を
2階のベランダまで運ばなくてはいけないのですが
階段の上下移動も回数を重ねるとなると
なかなか重労働となります。
(適度ないい運動でもあるとも取れなくはないのですが)


また、乾いた洗濯物をたたむ時
2階で1人作業するのはなんだかさみしいし
小さなお子さんがいる場合
子供を見ながら作業したいこともあって
わざわざリビングまで下ろしてきて
たたむようになるのではないでしょうか。


そして、今度はたたんだ洗濯物を
それぞれの部屋がある2階に再び持って上がる・・・


これが、2階建て住宅に住む方の多くが
直面している現実なんじゃないかなー
と思っているのですが
もし、あなたがこんな状況になると想像してみたら
ちょっとゾッとしませんか???


ここ最近は、家事と育児と仕事を
両立もしないといけませんからね。
出来ることなら、なるだけ効率的に
家事がこなせる住まいにしたいところですよね。


レアパートやマンションの良さを活かす


アパートやマンションの場合
洗濯物を運ぶ時、水平移動だけで済むし
部屋から手を伸ばせば洗濯物が干せます
また、部屋から手を伸ばせば洗濯物が取り込めて
たたんだ洗濯物も水平移動だけで
片付けることが出来ます。


つまり、一戸建てに比べて
洗濯作業の手間がかなり少ないのが
アパートやマンションなのですが
家を建てる時には
このメリットを活かさない理由はありませんよね?


洗濯物を
いかに、干しやすくするか?
いかに、取り込みやすくするか?
いかに、片付けやすくするか?


そして、いかに時間や人目を気にせず
洗濯物を干しておくことが出来
かつ洗濯の一連の作業をすることが出来るのか?


この工夫によってカットできる時間は
一日のうちのわずか10分ぐらいかもしれませんが
しかし、時間的な負担よりも心理的な負担を
大幅に軽減できるのではないでしょうか?


また、足腰が悪くなってしまった時のことを考えると
階段の上下移動がないことは
洗濯に限らず、掃除や維持管理面でも
非常に助かるのではないでしょうか?


ということで
敷地に充分なゆとりがあるのなら
躊躇せず「平屋」を建てるようにしてください。


そして、敷地にゆとりがなく
仕方なく2階建てにせざるを得ない場合でも
この洗濯作業の流れをよく考えた
間取りづくりをしていただければと思います。


時間のゆとりも、心のゆとりも
きっと違ってくるはずですから!!


今回はここまで!!
次回は、心の会計をコントロールすることが大切について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月07日

キッチン周りを安易に作らない

現在は、対面式のキッチンで
かつキッチンと居間を分離しない
広々としたリビングダイニングキッチンが
家づくりの主流となっています。


その理由の1つが
いくつものコトを同時に兼ねながら
こなすことが出来る便利さです。


キッチンで作業しながら
ダイニングテーブルで勉強する子供が見えるし
リビングで遊ぶ子供たちの姿も見えるし
テレビを見ることも出来る、といった感じですね。


しかし、この便利な対面式のキッチンも
一点、注意すべきポイントがあるんですよね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


その注意点とは
「キッチン前につくるカウンターにモノを置いてしまう」
ということです。


例えば、虫刺され用の薬や絆創膏といったモノ
請求書やハガキといった小さめの書類
鍵や時計といった小物
そして、調味料や洗剤といったキッチン用品
などですね。


これらをこのカウンターの上に並べてしまうと
まずキッチンからダイニングへのダイレクトな
料理の手渡しが出来なくなってしまいます。


また、キッチン前はシンクから洗剤や水が飛ぶし
コンロ前は水や油が飛ぶため
この前に並べてあるモノ自体に水や油が付着するし
カウンターの上に溜まったホコリに油が付着すれば
汚れが固まり、掃除しにくくなってしまいます。


なにより、リビングやダイニングから最も目に付くのが
そのカウンターの上であるため
そこが汚い場合、生活感に溢れ
掃除が出来てなさそうな不格好な家に見えてしまいます。


それゆえ、このキッチン前カウンターに
モノが置けないような工夫や
ここにモノを置かなくてもいいように
ダイニングキッチン周りの収納のつくり方に
工夫しなければいけないというわけですね


レ工夫その1:そもそも置けなくする


このカウンターをつくらないとなれば
フルフラットタイプの対面式キッチンにする
という選択肢があるのですが
これはこれで、キッチンの手元が丸見えになってしまうため
キッチンの掃除や片付けに手間がかかってしまいます。


それゆえ、手元を隠しつつ
カウンターの上にモノが置けないようにすることが
最良の解決策ではないでしょうか?


結果、モノが置けなくなるため
スッキリとした見た目にもなるし
このカウンターの掃除も楽チンになります
布巾でササッと一拭きすればいいだけですからね。


レ工夫その2:収納を工夫する


そして、もう1つの工夫が収納のつくり方です
なんせ、先日もお伝えしたように
リビング周りに置くモノは細々したモノばかりなので
それらを、ゆとりを持って置くことが出来る
収納をつくることが大切となります。


また、ただ置けるスペースをつくるだけじゃなく
同時に、細々したモノを管理しやすくすることも
とっても大切なこととなります。


カウンターのつくり方と同時に
あらかじめ、収納のつくり方にも
配慮することが出来れば
このキッチン前カウンターの景観は
ずいぶんと美しくなるのではないでしょうか?

レキッチンの背面にも配慮すること


さらに、リビングダイニングキッチン全体を
よりスッキリ美しく、無機質に保ちたいのであれば
キッチンの背面に来る家電類にも配慮すべきです。


例えば、冷蔵庫はどうでしょうか?
丸見えに置けば、確かに便利かもしれませんが
ゴミの日程表や、子供の学校の予定表や
その他諸々のモノをマグネットで貼付けていないでしょうか?


また、オーブンやレンジの周辺は
いつもキレイに片付いているでしょうか?
片付けるのが面倒になって
出しっぱなしにしているのではないでしょうか?


これらも、キッチン前カウンター同様に
リビングやダイニングから
丸見えになってしまう場所となります。


それゆえ、これらの位置についても
使い勝手だけじゃなく
片付けやすさやスキッリ感とのバランスも配慮しつつ
考えてみるのもアリではないでしょうか?


ということで、このキッチン周りについては
実際、暮らし出したらどうなのか?
ということまで考えつつ
どうするのがベターなのかを
導き出していただければと思います。


これが、より美しいリビングダイニングキッチンをつくり
かつ、維持し続ける秘訣ですから。


今回はここまで!!
次回は、建てた後で気付くのでは遅いことについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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