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2021年11月30日

2000万以下で平屋は建てられないのか?

例えば、土地の広さが100坪あれば
問答無用で平屋を建てるべきなのですが
多くの方が、そんな広大な敷地に
ポツンと2階建ての家を建てています。


その理由は「平屋は高い」と
思い込んでしまっているからだと思いますが
平屋は、本当に前評判通り
高くなってしまうのでしょうか?


その答えは
「イエス」でもあり「ノー」でもあります
つまり、家をどう考えるかによって
どちらにもなりうるということですかね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


では、高くなってしまう方は
どのように家を考えてしまう方なのでしょうか?


レ坪数にこだわる人


平屋が高くなってしまう方は
坪数にこだわってしまう人です。
「家はこれくらいなければいけない」とか
「部屋はこれだけなければいけない」とか
「部屋の広さもこれくらいないといけない」とか
なんせやたらデカさにこだわる人です。


これは平屋に限ったことではなく
2階建てでも同じですが
家は大きくなればなくほど
それに連動して家の価格も高くなります。


そして、あれもこれもと
どんどん付け加えていった結果
坪単価は安くなっていくものの
それに逆行して家の価格は高くなっていってしまいます。


レ家が高くなれば、色々と高くなる


そして、家の坪数にこだわれば
建築費が高くなるだけにとどまらず
その他の様々な費用も高くなってしまいます。


ランニングコストとなる光熱費や固定資産税
そして、塗り替えなどのメンテコスト
さらには、将来リフォームする時のコストなどが、です。


それゆえ、コストを抑えながら平屋を建てるためには
坪数や大きさにこだわらないようにすべきである
そして、それが結果的にランニングコストも
抑えられるようになるというわけですね。


レ無駄を省きながら平屋を建てる!


zumen.jpg


では、前回お伝えさせていただき他こちらの土地では
1800万円という予算の中で
一体どのような家を提案したのでしょうか?


もちろん、これだけの広さがなので
当たり前のように平屋を提案させていただきたのですが
まず道路面である西面に玄関と収納をまとめました。


玄関は明るい方が良いものの
かといって厳しい西日を入れる必要はないし
収納にいたっては
そもそも日光を入れる必要なんてありませんからね。


結果、正面となる西面から窓をなくすことが出来
スッキリした美しい外観になると同時に
汚れの原因となる窓がなくなれば
家の汚れも目立ちにくくなります
また、間取りが分からない
防犯に優れた住まいにもなります。


そして、たっぷりと直射日光が入り
明るく開放的なスペースにしたいリビングは
視線が気にならない場所に配置しつつ
視線が気にならない窓をつくりました。


結果、たとえ曇りの日でも
自然光だけで日中過ごすことが出来る
明るいリビングが出来上がりました
もちろん、光を拡散させる工夫も織り交ぜることで
明るさを際立たせていますがね。


コスト面はどうでしょうか?
コストを抑えるためには
広さにこだわらないことが大切であると申し上げましたが
では、そうするためには一体どうすればいいのでしょうか?


まずは、廊下をなくすことです
廊下がなければ家の中の温度差が生まれにくくなり
快適な環境も維持しやすいですしね。


また、部屋の数や広さについても
必要・不必要をよく考えるべきです
子供部屋の数や広さ、寝室の広さ、ですね。


収納に関しても
ただ闇雲にたくさんつくればいいわけじゃありません
床面積が増えれば
それに比例してコストが高くなってしまうからです。
それゆえ、床面積を増やさずに収納を増やす工夫を
家の至るところに織り交ぜました。


そして、こういった工夫をした結果
1800万円でゆとりを持って暮らすことが出来る
平屋の住まいをつくることが出来たというわけです。


ということで、家づくりをする時は
なにげなく受け入れてしまっている
思い込みを一旦捨てていただくと同時に
本当に自分たちに必要なものが何かをよく考えながら
土地を選び、間取りをつくっていただければと思います。

今回はここまで!!
次回は、間取りは土地で決まるものについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月24日

100坪もあるのになぜ2階建??

下の図のように
家を建てようと思っている土地の
南に3階建ての家が建っていて
敷地の一番北まで日陰になってしまうとしたら
どのような家にすればいいのでしょうか?

zumen.jpg

もちろん、この答えは
建築地の広さによって異なるのですが
仮にこの建築地が100坪だとしたら
あなたなら一体どのような
家が建つと想像されるでしょうか?

この土地は、幸いなことに
3階建ての影響を受ける部分のほとんどが
駐車場として使う部分であり
家を建てる部分の南に建っているお家は平屋であるため
そもそもそれほど日照を心配する必要がありません。


それゆえ、平屋のお家を建てるのが
最も妥協な選択となります。


もちろん、平屋を建てるとなると
3階建ての陰になる場所も出来るし
3階部分から見折らされることも想定した上で
間取りを考えなければいけないし
西日を遮断しながら採光を確保する必要があるので
これらを織り込みつつ
間取りを考えていかなくてはいけませんけどね。


また、その土地でどんな家を
建てるべきなのかを考える際
土地の形状や環境とともに
考えなければいけないことが「予算」です。


では、あなたが家に使える予算が
税込1800万円だとしたら
あなたはどのような選択をされるでしょうか?


レ2階建てはコスパがいい!?


多くの住宅会社が
土地の広さや土地の環境に関係なく
当たり前のように2階建てを提案します
2階建ての方がコスパがいいからです。


つまり、あなたが望む広さの家を
予算内で最も叶えやすいのが
寝室や子供部屋などを全て2階につくる
いわゆる総2階建ての家であるため
その提案が基本となるわけですね。


では、1800万円という予算では
具体的にどのような2階建ての家になるのでしょうか?


おそらく、その家は1階にリビングダイニングキッチンと
小さなタタミコーナーがある家になるでしょう
そして、2階には人数分の子供部屋と無駄に広い寝室をつくり
かつ、本来1階につくるべき納戸をつくることでしょう
また、ベランダも広くつくってくれることでしょう。


しかし、この家は使いやすいお家となるのでしょうか?
明らかに、暮らしの中心となる1階に
部屋も収納も足りないお家になるのではないでしょうか?


また、2階に上がるのが面倒くさい子供たちが
自分たちの荷物をリビングに置いていくため
より一層1階が散らかる生活満載の
雑然とした家になりやすいのではないでしょうか?


敷地も余白が多くなり
外構工事にも余分なコストがかかってしまいますしね。


いかがですか?


多くの住宅会社が
平屋は高いという理由から
きっと2階建ての家を提案することでしょう。
平屋が建つ土地であるにもかかわらず。


しかし、建て方によっては
平屋は高くなるどころか
むしろコストを抑えることが出来ます。


もちろん、そのためには
あなたの頭の中にこびりついている
いろいろな家づくりの既成概念を
一旦捨てていただかないといけませんけどね。


今回はここまで!!
次回は、2000万円以下で平屋は建てられないのか?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月22日

日当たりが悪い土地ほど居心地がいい!?

北側接道で奥行きが浅く
かつ南に隣接して家が建っている
日当たりが悪い土地で家を建てる場合
光の採り方に工夫しなければいけません。


南にリビングを配置し大きな窓をつくっても
そこからは全く光が愛って来ないでしょうし
光を補くために東や西に大きな窓をつくっても
それらも全てカーテンで防いでしまうとなると
そこからも光が入ってこなくなるからです。


ではこの場合、どのようにして
室内に光を採り込めばいいのでしょうか?


レリビングの位置を南にこだわらない


日当たりが悪い土地に共感して言えることは
「リビングの位置を南にこだわらないこと」です。
そこにこだわればこだわるほど
室内に光が入ってこなくなるからです。


南からの光を採り込むためには
南の建物から充分な距離が必要です。


それゆえ、直射光を入れたい場所は
南に建つ建物から充分な距離が取れる位置に
配地するという考え方を持って置くべきです。


レ吹抜けをつくる


リビングの位置をずらしただけでは
まだ充分な光が採り込めないとしたら
吹抜けをつくることも視野に入れるべきです。


高い位置から光を採り込むことが出来れば
安定した明るさを維持しやすくなると同時に
吹抜けの窓から空が見えるため
開放感がグンとアップしますしね。


ただ、吹抜けにはメリットもあれば
デメリットもあるため
そのデメリットを打ち消す工夫も
同時にする必要があります。


例えば、吹抜けをつくれば
少なからず耐震性は悪くなってしまいます
それゆえ、バランスを考えた
間取りづくりや窓のつくり方が非常に大切です。


また、吹抜けがあれば
そこに熱が逃げていくことになるため
断熱や暖房のことも考慮しておく必要があります。


もちろん、断熱性能が高いことは
現在の家では標準的なことなので
それは当たり前だとして、まず考えるべきは
無駄に窓を多くつくらないということです
いくら窓の性能が以前が以前より高くなったとはいえ
壁よりも断熱性能が劣るからです。


また、家の面積を無駄に大きくしない
ことも大事なことです。


廊下を無駄に多くつくらない、
部屋数を無駄に多くつくらない、
部屋も無駄に広くつくらない、
といった工夫をすることによって、です。


そして、暖房にも工夫することもオススメします
例えば、吹抜けがある場合には
床暖房を設置するという選択肢があります
体感温度は足元の温度に左右されるし
暖かい空気は冷たい空気より軽いため
下から上に上がっていくという特徴があるからです。


また、エアコンを使用する場合も
つけたり消したりするのではなく
1日中つけっぱなしにしておくことを
オススメしています。


つけっぱなしの方が
逆に電気代が安いとも言われているし
その上、ずっと温度が一定に保てるし
家全体の温度差も生まれにくくなるからです。


いかがでしたか?


こういったことを同時に考えながら
家づくりをすることが出来れば
どんな土地でも例外なく
住みやすい家をつくることが出来ます。


ということで、あなたが
家を建てようと思っている土地が
日当たりが悪かったとしても


そう悲観的にならないように
していただければと思います。


そのデメリットは設計の工夫次第で
何とかなりますから!


今回はここまで!!
次回は、100坪もあるのになぜ2階建??について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月15日

どんな土地でもいい家は建つ!?

例えば、以下の2つの選択肢があった場合
あなたはどちらを選ばれますか?


1つは、親が所有している土地があり
そこに家を建てれば土地代は必要なくなるが
土地が狭く、かつ南に隣接して家が建っており
どう考えても日当たりが悪そう。


そして、もう1つは
住みたいと思っている地域で土地を買うという選択肢。
しかし、少なくとも1000万円予算が上がってしまい
毎月の返済が3万円以上違ってくる


さて、あなたなら
どちらを選ばれるのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


もちろん、この選択はあなたの年齢や収入
自己資金の加減によって違ってくるものなので
正解があるものではないのですが
「わざわざ新たに土地を買う必要はない」
と個人的には考えています。


たとえ、その土地が
日当たりが悪かったとしても、です。


例えば、間口は広いものの奥行きが浅い
約35坪の北向きの土地があり
かつ、すぐ南に隣接して2階建ての家が
建っているとしましょう。


冬の午後にこの土地を見ると
この土地は南の建物によって
敷地の多くが日陰となっています。


それゆえ、パッと見た瞬間
全く日が当たらない最悪の土地であると感じ
検討の土台にすら乗らないかもしれません。


レ家の一番南にリビングを
配置しても意味がないという現実


この土地の場合
リビングを家の一番南に配置しても
全く意味がないことは
お分かりいただけると思います。


であれば、そういう配置を
しなければいいだけなのですが
なぜか、多くの方がその選択だけは絶対にしません。


そして、日当たりが悪い土地を避け
日当たりが良い土地を買おうとするのですが
日当たりがいい土地で
家の南にリビングを配置したら一体どうなるか
想像してみたことはあるでしょうか?


家の中が丸見えになりますよね?
となると、カーテンが閉まりっぱなしの家になり
家の中が薄暗く、照明なしでは暮らせなくなります。


また、台風や防犯に備えてシャッターも必要になるし
プライバシーと防犯を担保するために
塀や目隠しや植栽などにも多額の費用が必要になります。


つまり、土地代が余分にかかるだけじゃなく
家や外構にかかるコストも割高になってしまうため
3万円どころか下手したら4~5万円も
毎月の負担が上がってしまうかもしれません。


それゆえ、別で土地を買っても
そもそもの設計の考え方を変えない限りは
ただただ予算だけが上がってしまうだけで
居住性はそれほど変わらないかもしれない
というわけです。


レ考えるべきは、この土地をどう活かすか?


わずか35坪で車2台停められるように
家を建てようとすれば
そこに建つ家は必然的に2階建てとなるのですが
となると、明るさや開放感はもちろん
日々の暮らしのこともよく考えて
設計しなければいけません。


リビングが散らかりにくくなるには
どうすればいいのか?
洗濯物を干しに行く動線と取り込む動線
そして、洗濯物をたたむスペースと
それらを片付ける動線をいかに効率的に出来るか?
といったことですね。


ということで次回は
このような狭小地で
かつ日当たりが悪い土地では
どのように間取りを考えるべきかについて
お伝えさせていただきたいと思います。

今回はここまで!!
次回は、日当たりが悪い土地ほど居心地がいい!?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月12日

変動型も選べる人

変動型の住宅ローンのメリットは
固定型に比べて金利が安いことです
また、借入時にかかる経費が
固定型よりも少ないのも変動型の大きな魅力です。


この他、固定金利に比べて
貸し出し条件に融通がききやすいのも
この変動型住宅ローンの
隠れメリットなのですが
とはいえ、誰もが変動金利を
選んでいいわけではありません。


その理由は、返済が終わるまでずっと
返済金額が固定されないからです。
つまり、3年後や5年後、10年後に
返済金額が変わってしまうかもしれない
ということですね。


それゆえ、変動型の住宅ローンは
選んでもいい方と選ぶべきじゃない方に分かれます。
では、選んでもいい方は一体どういう方なのでしょうか?


レ借入金額が少ない方


若干、抽象的な表現になってしまいましたが
一体どれくらいが少ないのか?というと
個人的には1500万円以下だと思っています。


となると、土地を持っていることは最低条件で
かつ、自己資金をそれなりに入れられる人
ということになります。
あるいは、親からの援助がかなり期待できる方ですね。


この理由は、借入金額が少なくて済むのと
返済期間を短く設定することが出来るからです。


例えば、返済期間を20年で設定できれば
10年後に金利が変わる
変動型の住宅ローンを選んだとしても
大してリスクがありません。


ほぼ半分返済が終わっているため
多少金利が上がっても
返済金額にそう大きな影響がないからです。


また、この場合
金利見直し時に他の銀行で借り換えすれば
再び最安のキャンペーン金利で
返済していくことが出来るし
あるいは、それを阻止したい銀行が
いい条件を提示してくれるかもしれないので
結局、返済金額も上がりにくいという
メリット享受出来たりします。


レ貯蓄が出来る方


変動金利のリスクは返済金額が
最後まで一定じゃないというところです。
それゆえ、もし金利が上がった時には
返済額が上がってしまわないように
貯蓄していかないといけません。
繰上げ返済することによって負担を軽減するためです。


仮に、返済金額が一気に
2万円も上がってしまったら
とっても困りますよね。


でも、この時に繰上げ返済をすることで
返済金額を今までと同じように保てれば
別段困ることもないですよね。


そんなこんなで
あなたがどのような状況であったそしても
怠けることなくコツコツと貯蓄していくことが出来るのなら
変動型を選ぶリスクはほとんどない
と言っても過言ではないと思います。


むしろ金利が安い分
最後まで大して金利は上がらなかったとしたら
終わってみたら最も金利の支払いが
少ないかもしれませんしね。


いかがでしたか?


この2つのいずれかに当てはまるなら
個人的には変動金利を
オススメさせていただきます。


間違えても、冒頭でお伝えした
メリットだけに目を向けて
住宅ローン選びをしないように
気を付けていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、どんな土地でもいい家は建つ!?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月09日

固定型を選ぶべき人

住宅ローンには
変動金利と固定金利の2つの種類がありますが
それぞれにメリットとデメリットが存在し
それらは、あなた自身の状況によって
良い方向にも働けば
逆に悪い方向にも働くものなので
まずは、あなた自身の状況に
どちらが適しているのかを知ることが大切です。


では、今回は住宅ローンについて
お伝えしていきたいと思います
まずは固定金利を選んだ方が良い方からです。


レ土地を買わないといけない人で
かつ、土地を現金で買わない人


土地から買うとなると
土地を持っている人に比べて
土地の取得費用が丸々余分にかかります。


となると、当然のごとくローンが増え
毎月の返済額とのバランスを考えると
返済年数を長くせざるを得ないのですが
そうなれば途中で金利が上がってしまった時
返済額がグンと上がってしまうかもしれません。


住宅ローンは商品の性質上
はじめのうちは元本よりも利息の比率が高いため
なかなか元本が減っていかないですしね。


そんなこんなで
土地から買って家づくりをする人は、
少々金利は高いかもしれませんが
景気の動向に関係なく
返済額がずっと変わらない固定の方を
選ぶべきだということですね。


レ貯蓄が苦手な方


また、貯蓄が苦手な方も
固定金利を選んでおいた方が賢明です
家づくりをする時に
自己資金を全く入れられなかったり
それほどいれられなかった方、ですね。


理由は、変動金利を選ぶ場合
金利上昇リスクに備えて
コツコツと貯蓄していけないといけないのですが
これまで貯蓄出来てなかった人が
家を建てたからと言って
急に貯蓄出来るようになるとは思えないからです。


それゆえ、少々金利が高く
変動よりも返済額が増えてしまうものの
家を失ってしまうという
最悪のリスクから身を守るためにも
このタイプの人にも固定金利をオススメしている次第です。


レ最低限のことを勉強して知ることが大事


そして、僕が家を建てるみんなにお伝えしたいことが
不動産屋や住宅会社に言われるままに
住宅ローンを選ばない、ということです。


彼らの言いなりになってしまうと
取引している銀行の住宅ローンをすすめられ
良いか悪いかも分からないまま
少ない選択肢の中で選ばされることになるからです。


結果、自分が選んでいる住宅ローンが
どんな商品なのかもよく理解していないまま
ローンを払っているという
最悪の状況になってしまいます。


また、固定金利を選べば
どれを選んでも良いというわけでもありません
銀行によって金利や手数料といった
条件が全く違うからです。


それゆえ、大切なお金のことは
全て人任せにするのではなく
自分自身も勉強して
最低限の知識をつけるように
していただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、変動型も選べる人について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月04日

家の基本的な考え方

もちろん、土地の広さや形、環境などによって
たとえ平屋が建てられる土地でも
2階建てにせざるを得ない場合もありますが
それらの条件をかんがみて
問題なく平屋が建てられるとしたら
そうすべきだと個人的には思っています。


耐震性、耐久性、将来性、住みやすさ、コスト
これら全てが2階建てよりも優れているからです。


それゆえ、前回ご紹介させていただいた
開口9mx奥行き18mの50坪の南向きの土地でも
まず、平屋が建てられないかを考えるべきです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


この土地の一番の特徴は
南向きであるがゆえに
光を阻害されるものがないということです。


しかし、だからと言って南にリビングを配置し
そこに大きな窓をつくったとしても
そこは外から丸見えになってしまうため
カーテンでその光を遮断することになります。


結果、安定した光が入ってこなくなり
家の奥の方が薄暗くなってしまいます。
キッチンや洗面所といった北に配置されやすい場所です。


ましてや、平屋を建てるとなると
さらに建物が南北に細長くなるため
奥どころか中間付近にも光が届きにくくなり
余計にどんよりした家になってしまうかもしれません。


それゆえ、一般的には2階建てにし
かつ個室を全て2階につくることで
出来るだけ南の光を採り込むようにし
まんべんなく家全体を明るくしようとします。


また、50坪の土地で平屋を建てるには
家の面積を小さくする工夫もしなければいけません
もちろん、住みやすさも開放感も一切失うことなく。


ですが、これも明るさの確保と同じくらい難しいため
多くの住宅会社が
無難な2階建てを提案せざるを得ないというわけです。


レ鍵は、1つ1つをよく考えること


「全ての居室を南向きにすべきである」
という思い込みを多くの方がお持ちですが
果たして、本当にそうすべきなのでしょうか?


もちろん、玄関、お風呂、トイレ、収納といった場所には
直射日光は必要ないかもしれませんが
では、寝室には直射日光が必要なのでしょうか?


あなたは、一体何時に寝に行くのでしょうか?
そして、一体何時に起きるのでしょうか?
また、寝る時間以外で
寝室で過ごすことはあるのでしょうか?


子供部屋に関しても
南向きの部屋にする必要はあるのでしょうか?
子供たちは日中ずっと部屋で過ごすのでしょうか?
ガンガン直射日光が射し込んでくる部屋で
勉強に集中できるのでしょうか?
子供たちが家を出て行った後
もし収納として使うとしたらどうでしょうか?


もちろん、これらの部屋は明るくあるべきなので
光はたっぷりと射し込むようにすべき場所ですが
玄関や水回り同様に
南向きにこだわる必要はないと思いませんか?


そして、そう考えると
南からの日光を採り込みたい場所は
リビングダイニングキッチンと
洗濯干場ぐらいではないでしょうか?


また、これらの場所は
直射日光を採り込みながらも
プライバシーが担保されていることが
必須条件となります。


外から丸見えになれば居心地が悪くなってしまい
結局カーテンが開けられなくなるからです
洗濯物が丸見えになり
景観と防犯性の両方が悪くなってしまうからです。

それゆえ、こういったことを加味しながら
プライバシーを担保しつつ
家全体が明るくなるように
かつ、景観も防犯性もよくなるように
かつ、家事動線もよくなるように
間取りを考えていかなければいけません。


しかし、この考えに基づいて完成した平屋は
これら全てを実現しつつも
コストまで抑えることが出来ます
また、平屋にすれば土地に無駄な余白が出来なくなり
結果、外構工事費用もカットすることが出来ます。


ですから、どんな土地でも
まずは平屋に出来ないかを基本に
家づくりをしていただければと思います。


もちろん、先程もお伝えしたように
50坪で平屋を建てようとしたら
家をコンパクトにすることが
必要条件にはなりますけどね。


今回はここまで!!
次回は、固定型を選ぶべき人について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年11月01日

スタンダードは「ベスト」となり得るのか?

例えば、あなたが買う土地が50坪だとしたら
どのような家を建てようと思いますか?


また、その土地の間口が9mで
奥行きが18mだとしたら
どのような間取りが出来上がると思いますか?


さらに、その土地が南向きだとしたら
どのような暮らしをイメージしながら
間取りや外観を決めていきますか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


このような条件を持つ土地の場合
一般的には2階建ての家が建ちます。
1階にはリビングダイニングキッチンと
水回りとタタミコーナーがあり
2階には寝室と子供部屋と納戸があるお家
といった感じですかね。


そして、水回りを北に配置しつつ
居室を出来るだけ南向きに配置し
2階には大きなベランダを設置し
1階にはウッドデッキを設置します。


もちろん、南向きでつくった居室には
大きな窓をつくり
南からの光をたっぷりと採りこみつつ
ベランダやウッドデッキに
出られるようにするでしょう。


いかがでしょう?


果たして
「開放的で日当たりがいい南向きの土地の良さを
ふんだんに生かして住まいの出来上がりです!!」
ということに、なるのでしょうか?


果たして
「想像通りの明るくて開放的で
居心地が住まいの出来上がりです!!」
ということになるでしょうか?


ならないですよね・・・
だって、道行く人たちから家の中が全部
丸見えになってしまいますもんね・・・


では、丸見えを隠す作業をしていきましょう
まずは、外から見える大きな窓には
全てのカーテンをつけていきます。


でも、レースだけでは心もとないので
遮光カーテンもつけないといけませんね
厳しい直射日光もガンガン入ってくるわけですしね。


ウッドデッキも丸見えでは使いづらいですよね
ですから、植栽や目隠しをせざるを得なくなります
あるいは、丸見えのまま放置し
ずっと使わないまま飾りとして置いておきますか?


次に、洗濯について考えてみましょう
まず、ベランダで洗濯物を干すと
とってもよく乾きそうな気がしますが
でも、そうすれば洗濯物が丸見えになってしまいますよね?
そして、家の景観が台無しになってしまいますよね?


また、干しに行くためにわざわざ2階に上がり
たたむために再び1階に降りてきて
再び片付けるために
また上に上がらなけれがいけないとしたら
これって良い家事動線なのでしょうか?


ですよね・・・非効率ですよね・・・


では、続いて片付けや掃除について考えてみましょう
実は、このお家はとっても
片付けや掃除がしにくくなってしまうんです。


その一番の理由は
子供部屋がうまく活用できないからです
子供は親のそばに居たいものだし
ただでさえ片付けもしないのに
さらにそれを上に持ってけって言っても
持っていくわけありませんからね(笑)


で、リビングに何もかもが集まり
常に散乱してしまうというわけです。


言われてみると確かにと思う
簡単な話なのですが
これらを要約すると
よく考えて間取りを考えるようにしないと


明るくもなければ、開放的でもない
そして、家事動線もよくなければ
片付けや掃除もしにくい家を
より高いコストをかけながら建ててしまう
というわけです。


ということで、次回は
50坪の土地に建つ一般的じゃない家について
ご紹介させていただこうと思います。


今回ご紹介したお家を常識的だとするならば
次回お伝えするお家はなかなか非常識なので
ぜひ楽しみにしていてくださいね!!


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!


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