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2022年09月27日

60坪の土地に建つ家

土地の固定資産税評価額は
200㎡(約60坪)までは
6分の1なのに対し
200㎡を超える部分は
3分の1となっています。


つまり60坪を超えてしまうと
超えてしまった部分に関しては
固定資産税が倍に跳ね上がってしまう
というわけですね。


仮に、土地の評価額が
坪あたり15万円の土地が100坪あるとしたら
15万円x60坪÷6=1,500,000円
15万円x40坪÷3=2,000,000円
となるって感じです。


つまり、60坪以上の土地は
固定資産税が割高になってしまうので
この観点からしても
土地を購入する目安としては
60坪を最大とすることをオススメしています。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


ということで
今回はそんな60坪の土地には
一体どんな家が建つのかについて
お伝えしていきたいと思います。


これまで同様に
「家の周囲には約10坪の余白が必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースとして
一緒に考えていきたいと思います。


レ車を4台置きたい場合


この場合、駐車スペースには
4.5坪x4台=18坪が必要となり
これに加えて家の周囲の余白が
約10坪必要となるので
合わせて28坪が家以外に必要だ
ということになります。


そして60坪から28坪を差し引いた
残り32坪を家に使うことが出来ます
帖数に換算すると64帖ですね。


では、これまで同様に
玄関ポーチに1帖、玄関に1帖
玄関ホールに1帖、LDKに16帖
トイレ、洗面にそれぞれ1帖ずつ
脱衣、風呂にそれぞれ2帖ずつ
必要だと仮定して
残りの39帖をどうつくるのかを
考えていってみましょう。
(もちろん平屋1本で考えていくので
今回も階段を省きます!)


まず寝室に6帖
そして寝室のクローゼットに3帖とり
次に、子供部屋を4.5帖ずつ2室と
クローゼットとして合計1.5帖とるとしたら
残りは19.5帖となります。


続いて、玄関収納に2帖とり
パントリー収納に4帖とるとします
となると、残りは13.5帖となるのですが
ここから仮に中庭を7.5帖つくったとしても
まだ6帖ものスペースを何かに使うことが出来ます。


畳コーナーをつくりつつご主人の書斎をつくるとか
あるいは、畳コーナーや書斎がいらないのであれば
その分、納戸(収納)をつくるとか
いつも室内干しされるのであれば脱衣室を広げるとか
といった感じですね。


かなり、フレキシブルに
間取りを考えることが出来そうですよね。


レ大切なコトは広く買い過ぎないコト


このように、60坪広さがあれば
ゆったりとした平屋を建てることが出来るし
置く車の台数がもっと少なくていいのであれば
さらに広々とした平屋を建てることも出来ます。


ゆえ、そもそも地域的に
もっと広い土地しか売ってない場合は
仕方がありませんが
そうじゃない場合は
たとえ平屋を建てる場合でも
これ以上の広さの土地を購入する必要はありません。


理由、そもそも土地購入費用が
高くなってしまうから
そして、土地が広くなり余白が出来れば
外構工事費用が高くなってしまうから
さらに、冒頭でもお伝えしたように
土地にかかる固定資産税が
高くなってしまうから、です。


つまり、イニシャルコストが高くなると同時に
ランニングコストまで高くなってしまい
あなたに掛かる負担が大きくなるからですね。


また、それと同時に庭の維持管理にも
余分な手間と余分なコストが
かかってしまうだけですしね。


ということで
少しでも広く土地を買いたい
という気持ちも分かりますが
やみくもに広い土地を買わないように
気をつけていただければと思います。


家づくりを無理のない
予算で行うためには
土地や外構工事の費用を
いかに抑えられるかも
家の費用をいかに抑えられるかと
同じくらい大切なコトですからね。


土地探しは、
予算とどんな家が建てたいのかを知ってから
始めても決して遅くないので
焦ってフライングしないように
気をつけてくださいね!!


今回はここまで!!
次回は家づくりの税金について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2022年09月09日

55坪の土地に建つ家

「家を建てるなら平屋にしたいなー」
とお考えの方に
オススメさせていただくことが多いのが
44坪という広さです。


この広さがあれば
土地の形や日照条件がよほど悪くない限りは
平屋を建てることが出来るからです
駐車スペースが4台必要だとしても、です。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では今回も、これまで同様に
「家の周囲には約10つ簿の余白が必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースに考えていきたいと思います
平屋にしたいとお考えの方は
ぜひ参考にしていただければと思います。


レ車を4台置きたい場合


この場合、駐車スペースには
4.5坪ⅹ4台=18坪が必要となり
これに加えて家の周囲の余白が
約10坪必要となるので
合わせて28坪が家以外に必要だ
ということになります。


そして55坪から28坪を差し引いた
残り27坪を家に使うことが出来ます
帖数に換算すると54帖ですね。


では、これまで同様に
玄関ポーチに1帖、玄関に1帖
玄関ホールに1帖、LDKに16帖
トイレ、洗面にそれぞれ1帖ずつ
脱衣、洗面にそれぞれ2帖ずつ必要だと仮定して
残りの29帖をどうつくるのかを考えていってみましょう。
(平屋一択で考えていくので今回階段は省きます!)


まず、寝室に6帖とり
寝室用のクローゼットに3帖とるとしたら
残りは20帖になりますね。


続いて、子供部屋を4.5帖ずつ2室とり
かつクローゼットを合わせて1.5帖つくるとしたら
残りは9.5帖ということになります。


そして、中庭を4.5帖とったとしたら
残りの5帖は収納スペースとして使うことが出来ます
土間収納2帖とパントリー3帖
あるいは土間収納1帖と
パントリー4台といった感じですね。


車を4台停めるとしたら
理屈上はこんな感じの平屋を
つくることが出来るというわけですね。


レ車は3台で構わない場合


車の台数が1台減れば
家に使える面積が9帖分増えます。


となると、タタミコーナーをつくるとか
リビングダイニングキッチンをもっと広がるとか
中庭を広げる、収納を広げる
といった選択肢が生まれます。


もっとも、家が大きくなれば
その分コストも高くなるので
予算との兼ね合いも考えた上で
どうするかを考えるべきですけどね。


建てられるかどうかと
建てるべきかどうかは
全く別の問題ですからね。


とはいえ、これもあくまで理論上の話なので
土地によってできる場合もあれば
出来ない場合もなるので
あくまで1つの目安としていただければと思います。


まっ、逆に言うと
土地を探し始める前に
自分がどんな家にしたいのかが
ある程度明確になっていれば
ずいぶん探しやすくなるし


決める時も決断しやすくなると思うので
ぜひご夫婦で話し合ってみて
いただければと思います。


もちろん自分自身の予算を知った上で
ですねどね。
予算を把握していかないと
とんでもなく予算オーバーしてしまう
可能性が高くなってしまいますから。

今回はここまで!!
次回は60坪の土地に建つ家について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2022年09月05日

50坪の土地に建つ家

販売されている土地面積の中で
最も比率が高いのが「50坪」ですが
この広さの土地に建っているお家の
大半が2階建てです。


なので、この広さの土地を買った場合
当たり前のように
2階建てのお家を建てることを前提として
家の打ち合わせが始まっていくのですが
50坪の土地には
土地の形状や建てる家の大きさ次第で
平屋を建てることが出来るので
今回は「50坪」の土地について
お伝えしていきたいと思います。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では今回も
「家の周囲には約10坪の余白は必要だ」と
「車1台につき約4.5坪必要だ」という
2つの前提条件をベースとして
一緒に考えていきたいと思います。


おそらく前回の45坪や
前々回よりの40坪よりも
対象となる方が多いと思うので
最後までお付き合いいただければと思います。

レ車を4台置きたい場合


仮にあなたにお子さんが2人いたら
子供たちが大きくなり
車を持った時のことを考えて
車を4台置けるようにしたいと
お考えになると思います。


となると
4.5坪x4台=18坪+10坪=28坪が
50坪から差し引かれることになるので
残りの22坪が、建てられる家の
1階部分の最大面積となります
そして、これを帖数に換算すると
22坪x2=44坪となります。


では、前回、前々回同様
玄関ポーチに1帖、玄関に1帖
玄関ホールに1帖、LDKに16帖
トイレ、洗面にそれぞれ1帖ずつ
脱衣、風呂にそれぞれ2帖ずつ
階段に2帖必要だと仮定して
残りの17帖をどうつくるのかを
考えていってみましょう。


この場合、オススメなのは
子供部屋を1階につくることです
2階よりも1階にあった方が
子供たちが自分の部屋を使いやすいからです。


2階は親の気配が感じられないため
子供たちが不安を感じてしまうのに対し
同じフロアにあれば
子供たちは親の気配も感じつつ
自分の部屋で遊べますからね。


結果、リビングやダイニングに
子供たちのものが散乱しにくくもなります。


いわばこの部屋は、子供部屋兼
セカンドリビング兼、子供のもの収納
という考え方ってわけですね。


なので、まずは子供部屋に
9帖使うと仮定しましょう
4.5帖ⅹ2室ですね。


となると、残りは8帖となるのですが
これを全て収納スペースで使うのか?
あるいは、収納スペースを減らし
中庭を設けるようにするのか?
ということになります。


仮に、中庭を4帖つくるとしたら
収納スペースは4帖であり
仮に中庭をつくらないとしたら
収納スペースを8帖分
つくることが出来るという感じです。


ただし、中庭をつくらない場合は
採光やプライバシーの担保を
別の方法で補わないといけませんけどね。


レ車は3台でいい場合


駐車スペースが1台減れば
家に使うことが出来るスペースが
先程より9帖分増えます。


となると、2つの選択肢が出てきます
1つは、2階建てのままで
1階の収納を充実させながら
もっと広い中庭をつくるという選択肢。


そして、もう1つは
寝室も1階につくり平屋にする
という選択肢です。


平屋だと階段がいらなくなるので
先程の9帖に階段の2帖を合わせた11帖を
寝室や収納といったスペースに
使うことが出来るようになります。


仮に、寝室に6帖
寝室のクローゼットに3帖としたら
もう2帖分は、子供部屋の収納や
あるいは別の収納として
使うことが出来るというわけですね。


あるいは、中庭を広げるという
選択肢もとれるようになります
子供部屋に収納を設けないとしたら
もう2帖中庭を広げられるという風に。


いかがですか?


3人家族の方はもちろん
4人家族の方でも
充分住みやすそうな平屋を
建てることが出来そうな気がしません?


レ車が2台でいい場合


そして、もう1台駐車スペースが減れば
さらにもう9帖分
家を大きくすることが出来ます。


とはいえ、この場合建築基準法によって
その地域ごとに建てられる建物に制限があり
建蔽率が60%で指定されているとしたら
(ざっくり1階としてつくれる大きさの限度です)
50坪x60%=30坪までしかつくれないので
30坪=60帖がこの土地でつくることが出来る
最大の大きさということになります。


でも、先程よりもさらに7帖分
家の大きくすることが出来るので
その分、ゆとりを持って
設計をすることが出来ますよね。


まっ、そうはいっても
同時にコストのことも
考えなければいけないので
単純に家を大きくしたらいいって
わけでもないんですけどね。


というわけで
土地が50坪あれば
平屋という選択肢もあるんだよということを
ぜひ覚えておいていただけたらと思います。


今回はここまで!!
次回は55坪の土地に建つ家について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年09月02日

45坪の土地に建つ家

こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて
今回は前回より土地の広さを5坪大きくし
45坪の土地に建てることが出来る家
についてお伝えしていきたいと思います。


今回も前回同様に
「家の周囲には約10坪の余白が必要だ」
「車1台につき4.5坪必要だ」
という2つの前提条件をベースに
考えていってみますね。


土地が5坪大きくなれば
一体どれだけ建物の自由度が広がるのかに
着目していただければと思います。


レ駐車スペースが3台必要な場合


この場合、駐車スペースには
4.5坪ⅹ3台=13.5坪必要となります
そして、これに10坪の余白を足すと23.5坪になるので
45坪から23.5坪を差し引いた21.5坪が
建てられる家の1階部分の最大面積となります
そして、これを帖数に換算すると
21.5坪ⅹ2=43坪となります。


では、前回同様
玄関ポーチに1帖、玄関に1帖
玄関ホールに1帖、LDKに16帖
トイレ、洗面にそれぞれ1帖ずつ
脱衣、風呂にそれぞれ2帖ずつ
階段に2帖必要だと仮定して
残りの16帖をどうつくるのかを
考えていってみましょう。


仮に、1階に寝室を配置するとして
この部屋の広さを6帖にすると
残りは10帖ですね。


そして、寝室付近に
3帖のウォークインクローゼットを
つくるとしたら残りは7帖となります。


また、この収納とは別に
2帖の玄関収納と2帖のパントリーをつくるとしたら
残りが3帖となるのですが
こうなれば、この3帖を
「中庭」に充ててもよさそうですよね。


土地の形にもよるものの
車を3台停めるとなると
ざっとこんな感じになります。
(この場合、子供部屋が必然的に2階になります)


レ駐車スペースが2台でいい場合


駐車スペースが2台でよければ
1階の面積を9帖(4.5坪)
広げることが出来ます。


となると、寝室に加えて子供部屋も
1階につくることが出来るのですが
そうなれば必然的に平屋となり
結果、階段がいらなくなるため
9帖に2帖をプラスした11帖を
子供部屋に使うことが出来ます。


子供部屋を2部屋つくるとしたら
それぞれ収納も含めて
5.5帖ずつの部屋というわけですね。


まっ、要するに
駐車スペースが2台でよければ
45坪の土地でも
「平屋」を建てることが出来る
ということですね。


もちろん、土地の形や周囲の環境にもよるし
建ぺい率による制限もあるので
絶対というわけではないですけどね
あくまで、可能性として
捉えていただければと思います。


レ駐車スペースが4台必要な場合


逆に、駐車スペースを
もう1台増やしたいとなると
駐車スペースが3台の場合よりも
9帖分家を小さくせざるを得ません
つまり、1階部分を34帖(=17坪)で
つくらないといけないというわけです。


となると、玄関、LDK、水回りなどを除いた
残りの面積は7帖になるのですが
こうなれば間取りの選択肢がグンと縮まります。


中庭をつくれば、各個室を全て
2階につくらざるを得なくなるし
1階に部屋をつくるとしたら
1階に充分な収納をつくれなくなり
使い勝手が悪く散らかりやすい家に
なってしまうかもしれないし
かつ、中庭もつくれなくなるため
採光やプライバシーの担保を
別の方法で補わないといけなくなります。


つまり、この土地の広さに
車を4台置こうとすると
住みやすい家になる
可能性が低くなってしまう
ということなんですよね。


いかがでしたか?

結論としては
理論上は45坪広さがあれば
置く車の台数や土地の形状によっては
平屋を建てることも出来ますが
たいていの場合
寝室ないし子供部屋を
2階に配置するようになるんじゃないかな
と思います。


ということで、もしあなたが
確実に平屋を建てたいとお考えであれば
50坪以上を目安として
土地選びをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は50坪の土地に建つ家について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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