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2022年11月25日

住宅ローン金利の考え方と対処法

家を建てることによって
余分に出ていってしまうお金と
逆に入ってくるお金があります。


出て行くお金とは住宅ローン金利のことで
入ってくるお金とは住宅ローン控除によって
返ってくる所得税・住民税のことです。
(この他、補助金や給付金などもある場合があります)


とまあ、このことは
家を建てようと思っている方なら
誰もが知っているとは思いますが
とはいえ、さすがにこれらがどれくらいなのかまで
把握している方はそういらっしゃらないのでは
ないでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では、今回は例に挙げて
その金額を具体的に出してみた上で
住宅ローンをどのように考えるべきかについて
お伝えしていきたいと思います。


年収を500万円
住宅ローン借入れを3000万円
借入れ金額を1%
返済期間を35年と仮定した上で
試算していってみますね。


まず入ってくるお金である
「住宅ローン控除」からですが
この方の場合13年分を全て合計すると
約273万円となります。


けっこう凄くないですか?
均して考えてみると
13年間ずっと毎月17,500円ぐらい
お金が返ってきているわけですからね。


では、今後は家を建てることによって
出ていってしまうお金である
「住宅ローン金利」ですが
途中、繰上げ返済をせず
また返済が遅れることも
滞ることもなく返していったとすると
総支払金利の合計は567.8万円となります。


(*注意:途中で返済事故があった場合
優遇金利がなくなってしまい
金利とともに返済金額がアップしてしまうので
その点も知っておいてくださいね!!)
この金利を高いと感じたでしょうか?
あるいは思ったより高くないと感じたでしょうか?


高くてもったいないと感じた人は
出来るだけ自己資金を入れて圧縮すればいいし
あるいは、ガンガン繰上げ返済をして
圧縮していけばいいと思います。


そしたら、もしかしたら
家を建てることによって
返ってくるお金よりも少ない金利で
家を建てられるかもしれないですしね。


ただ個人的な意見としては
貯金にゆとりがあって
銀行の口座の中にそのお金を
置きっぱなしにしておくぐらいなら
その貯金を頭金として入れて
借入れを減らすのも一つの手ですが
1%の金利の借り入れを減らすよりも
年利で6~7%ずつ増え続けるであろう
積立投資にその資金を分散して回した方がいい
と思っているんですけどね。


そして、そう考えるなら
繰上げ返済に関しても
一切する必要はないかなーと思っています。


理由は、その資金を利息の圧縮に使うよりも
積立投資に回した方がよりお金が増えるから
そして住宅ローンの金利の中には
もしものことが起こった時のために
生命保険料が組み込まれているからです。


つまり、早く返済するということは
せっかくの生命保険を放棄してしまう
ということでもあるからですね
いくら昔に比べて長生きするようになったとはいえ
人生何が起こるか分からないですからね。


というわけで結論としては
①超低金利なので自己資金があっても
 金利圧縮のために入れず積立投資に回すこと
②住宅ローン借入れだけで家づくりをすることになるので
 返済負担を上げないために家づくりにお金をかけ過ぎないこと
③超低金利なので固定金利の住宅ローンを選ぶこと
④積立投資でお金が増えたとしても繰上げ返済はしないこと


これがベストな家づくりの資金計画ではないでしょうか。


今回はここまで!!
次回は家事動線を気にしなくていい家とは?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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