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2021年09月29日

2階建住宅で気を付けるべきこと

一般的に多くの方が
敷地の大小に関係なく2階建て住宅を建てます。


その理由は
『平屋が高い』という思い込みがあること
そして『平屋には広い敷地が必要だ』
という思い込みがあること
また、不動産屋もそう思っていること、です。


しかし、決して平屋は高いわけでもなければ
広い土地が必要なわけでもありません。


それゆえ、可能なら平屋を建てることを
オススメしているのですが
とはいえ、あなたが家を建てようと思っている土地が
充分な広さがない場合や
あるいは、2階建てにした方が良い理由がある場合などは
2階建てにせざるを得ないので
今回は、その場合の注意点について
お伝えしていきたいと思います。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


まず、2階建て住宅の一番の問題点は
”リビングダイニングが汚くなりやすい”
ということです。
理屈は簡単で、子供たちや旦那さんが
リビングダイニングに荷物を放置するからですね(笑)


2階建ての家では
基本的に、寝室も子供室も2階につくります
そして、納戸やウォークインクローゼットなども
2階につくります。


しかし、2階につくる部屋や収納は
思っている以上に使い勝手が悪いものです
いちいち行き来するのが面倒くさいからです。


また、小さい子供たちは
お母さんの近くであるリビングやダイニングで
ずっと過ごすようになるし
寝る部屋も、親と一緒であるため
基本的に自分たちの部屋を使うことがありません
お母さんの気配が感じられない場所で過ごすのは
子供にとって不安なことですしね。


結果、まず子供部屋にあるべき荷物が
すべて子供たちがいつも過ごすリビングに
存在し続けることになります。


また、子供に限らず
旦那さんや、あるいはあなたでさえも
いつも使うものやいつも着る服は
リビング付近に置くようになるのではないでしょうか?
それこそ、いちいち2階まで
服を取りに行くのは面倒くさいことですからね。


これらの結果
あっという間にリビングが散らかり
溢れた荷物がダイニングテーブルに散らかり
いつも着る服はダイニングチェアーの上に置かれ
食事をリビングでとるようになり
さらにリビング付近が散らかっていくようになる
というスパイラルに陥っていくわけですね。


よほど、あなたの性格が
こまめに片付けをすることが苦じゃない限りは・・・


レ大事なのは、コストを上げずに解決すること!!


そして、この問題を解決する手段として
1階に『和室』をつくるという選択肢があります
もう1つ部屋があれば
そこに子供の荷物だけじゃなく
服やバックなども置いておくことが出来るからです。


ですが、1階に和室をつくれば
その分面積が大きくなってしまい
必然的に家のコストは高くなります
仮に和室の広さが6帖だとしたら
180万円~200万円といった感じでしょうか。


つまり、お金さえかければ
どんなことも解決出来るわけなんですが
その解決策は本当に正解なのでしょうか???


200万円余分なコストをかけ
それを住宅ローンでまかなうとしたら
金利の含めると240万円ものお金が
自由に使えなくなってしまうわけですからね。


違う角度で見てみると
家族みんなで行く
1回の旅行にかかる費用が40万円だとしたら
6回も素晴らしい思い出つくりと
人生にとって貴重な経験を紡いでしまう
という風にも考えられますよね。


それゆえ、まずはこの問題を
コストを上げずに解決する方法を
考えなければいけません。


それは、敷地によって異なるため
一概にも言えませんが
もし和室をつくるだけのゆとりが敷地にあるのなら
子供部屋か寝室を1階につくったらいいかもしれないし
同時にファミリークローゼットを
1階につくったらいいかもしれません


あるいは、土地が狭く
1階にリビング以外に部屋をつくるのが難しい場合は
収納のつくり方を工夫すると同時に
2階につくらざるを得ない子供部屋を
ずっと使いやすくできる工夫がないかを
考えてみてもいいかもしれません。


いずれにせよ
家のコストが上がらないようにしつつ
その工夫を見出すことが大切なのですが
これが出来れば、たとえ2階建ての家であろうとも
リビングダイニングが散らかりにくい
家にすることが出来ると思います。


もちろん、それでも
片付けはしないと汚くなってしまいますけどね(笑)
あくまでも片付けの手間を減らすという意味合いですね。


ということで
どうしても2階建ての家を建てざるを得ない場合は
まずはリビングダイニングの片付けやすさを
実際に暮らしを想像しながら
考えてみていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、キッチン周りを安易に作らないについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月24日

省エネ住宅を勘違いしていませんか?

『省エネルギー住宅』と聞くと
とっても耳障りがいいし
大幅に電気料金が抑えられそうなイメージを
思い浮かべるのではないでしょうか。


しかし、家の高性能化は
そこで暮らす快適性はグンとアップするものの
電気料金を大幅に抑えられるわけではありません。


つまり、
『省エネルギー住宅=快適なお家』ではあるものの
『省エネルギー住宅=電気料金が安い家』ではない
ということ、なんですよね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


その理由は
家庭で使うエアコンの年間消費量は
全体の電気消費量のわずか
28%しか占めていないからです。


仮に、年間の電気料金を120,000円とすると
(毎月平均10,000円の計算です)
エアコンが占める割合は
年間で33,600円だということですね。


市場の調査によると
エアコンが占める割合は
70%ぐらいだという結果が出ているので
現実は、イメージの半分以下ぐらいしか
電気料金がかかっていないということですね。


レでは、何にそんなに電気料金がかかっているのか?


この結果が示しているように
イメージ的には、家の高性能化は
大幅な電気料金の削減につながる
と考えてしまうことでしょう。


しかし、冷暖房以外にかかっている
その他72%のものには
家の高性能化によって削減できるものがないため
大幅な電気料金の削減にはつながりません。


例えば、最も電気を消費するものは
”冷蔵庫”なのですが
家の高性能化によって
この電気料金は安くなるでしょうか?


また、続いて電気を消費するのは
”照明器具”なのですが
家の高性能化によって
この電気料金が安くなるでしょうか?


テレビもエアコンよりも電気を消費するのですが
家の高性能化と相関関係はあるでしょうか?
この他、給湯器はエアコンと同じくらい
電気を消費するのですが
これも家の高性能化と相関関係はあるのでしょうか?

ですよね?
残念ながら、どれも全く関係ありません。


レ電気料金を安くするための方法


電気料金は、終わりがある住宅ローンと違い
一生払っていかなくてはいけない費用です
それゆえ、家づくりをする時には
この費用についても真剣に考えなければいけません
もちろん、”快適な住まい”にもしながらです。


また、今後は
電気料金が上がっていくことが予想されます。


電力の自由化をした国は
例外なく全ての国が、電気料金が上がっているし
実際、太陽光発電の売電収入は
国民全ての電気料金から全て支払われていますが
このチャージ料金も年々上がっていっているからです。
(現在は、電気料金の10%強を占めています)


それゆえ、これから家づくりをされるなら、
家の予算や住宅ローンはもちろん
この電気料金のことにも
目を向けなくてはいけませんし
そのために、前向きに考えていただきたいのが
『太陽光発電の設置』です。


しかし、太陽光発電には
肯定的なイメージよりも
否定的なイメージが蔓延していることもあって
一体、どの情報を信じていいか
分からなくなっているでしょうし
その断片的な情報では
なかなか前向きに考えることが出来ないでしょう。


ということで
あなたが太陽光発電の設置について
詳しくお話が聞きたいとお考えであれば
弊社の考え方についてお伝えさせていただくので
いつでもご連絡いただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、2階建て住宅で気を付けるべきことについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月21日

平屋の勘違い その2

『平屋』と聞くと
”高そう・・・”というイメージと同時に
”広い敷地じゃなきゃ無理だ・・・”
というイメージが浮かんできます。


実際、新規分譲地に建っているお家を見てみると
2階建てばかりなので
50坪や60坪では足りないんじゃないか?
と普通は考えてしまうでしょう。


また、それに拍車をかけて
不動産屋や住宅会社までも
けっこう広い土地が必要ですよと言うので
”平屋にはお金がかかる”と決めつけてしまい
多くの方が、あっさりと平屋を諦めてしまいます。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


しかし、実際は
平屋を建てるにしても
それほど大きな敷地はいりません。


なぜなら、平屋にするからといって
2階建ての2階部分が
そのまま1階に足されるわけではなく
階段や廊下もカットできるし
トイレも1ヶ所でいいし
余分な部屋もつくる必要がなくなるからです。


つまり、平屋にすれば
自ずと家がコンパクトになるというわけですね。


それゆえ、弊社では
土地面積が55坪を超えれば
よほど敷地条件が悪くない限りは
『平屋』を提案させていただくし
50坪やそれ以下の場合でも
可能なら『平屋』をご提案させていただいています。


レ無駄に広い土地を買ってしまうと・・・


まず、土地に余分なコストがかかります
仮に、20坪も余分に土地を買ってしまい
坪単価が15万円だとしたら
300万円も不必要な出費をしてしまったことになります。


また、余分に買ってしまった20坪分
外構工事もしないといけなくなり
もしコンクリートを打ったら
それだけで50万円ものコストがかかってしまいますが
さらに、これらに35年分の利息を合わせると
ざっと400万円以上無駄な支出をしていることになります。


しかし、出費はそれだけにとどまらず
ずっと払い続けなければいけない固定資産税も
必然的に高くなってしまうのですが
固定資産税は60坪を超えると
超えた部分に関しては税金が2倍になるため
ずっと割高な納税をし続けるハメになってしまいます。


ということで、土地探しをする前に
どんな家が建てたいのかを
ある程度明確にしていただければと思います。


それが明確になれば
そもために必要な土地の広さがどれくらいなのか?
が分かるようになります。


結果、無駄に広い土地を探したり
購入したりする必要がなくなり
その分、余分な出費を削ることが出来ます。


また、『平屋』は2階建てに比べて
面積が小さくなるため
実は、建築コストも高いわけではありません。


ですから、魅力やメリットがたっぷりの『平屋』を
コストを理由に諦めないようにしていただければと思います。
ぜひ、参考にし
前向きに家づくりをしてください!!

今回はここまで!!
次回は、省エネ住宅を勘違いしていませんか?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月16日

平屋の勘違い その1

『平屋」には
数多くの魅力やメリットがあるにもかかわらず
”高い”というイメージが払拭できず
諦めてしまっている方が
多くいらっしゃるのではないでしょうか?


なんせ、住宅会社に行くと必ず
”平屋は高いですよ”と言われますからね


また、土地探しの時
不動産屋さんからも
”平屋となると大きな土地が必要ですね”
と言われることが多いため
これも平屋を諦めてしまう
大きな要因となってしまいます。


家だけじゃなく
土地までも負担が大きくなってしまうと考えると
とてもじゃないけど
前向きには考えられないでしょうからね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


しかし、この2つの思い込みは
完全に間違った認識です
つまり、平屋は決して高くもなければ
みんなが2階建てを建てている土地の広さがあれば
充分平屋を建てることが出来る、ということです。


レなぜ、平屋は高くないのか?


平屋になると
2階建てに比べて基礎と屋根の面積は大きくなるため
そこにかかるコストは割高になってしまいます。
(基礎、床下断熱、屋根、屋根断熱、など)


しかし、何もかもが
2階建てに比べて高くなるわけではなく
実は、外壁の面積は
2階建てに比べて少なくなるため
そこにかかるコストは割安になります。
(壁断熱、外装材、ボード、クロス、など)


また、平屋には階段が必要じゃないため
階段に必要となる面積をカットすることが出来るし
それ以外でも、2階建てでは必要なものを
カットすることが出来ます。


まず、2階建ての場合2つ必要となるトイレが
1つしかいらなくなります。


そして、2階建てでは
どうしても2階に廊下が出来てしまいますが
平屋になると、この廊下をゼロに近づけることが出来ます。


さらに、平屋になると
子供部屋も1階につくることになるため
和室をつくる必要がなくなります
子供部屋が、和室が果たす役割も
同時に果たしてくれるようになるからです。


子供が小さいうちは
親御さんが泊まりに来ることがあると思いますが
子供たちは自分の部屋で寝ていないため
親御さんに子供部屋で寝てもらえばいいでしょう。


また、子供部屋が1階にあることで
自分の部屋に荷物を片付けさせやすくなるため
そうなると、リビングダイニングが散らかりにくくなり
友達やお客さんを
心置きなくリビングに案内しやすくなるでしょう。


このように平屋になれば
家をコンパクトに出来るので
実は、平屋はそう高いわけではありません。


確かに2階建てに比べて
面積は小さくなってしまうし
坪単価で考えると割高にはなってしまうでしょう


しかし、家の予算で大切なことは
家の大きさでもなく、家の坪単価でもなく
総予算が一体いくらになるのか?
ということです。


そして、その視点で考えると
『平屋』は最も合理的であり
割安なコストで建てることが出来るお家です。


ということで
”平屋は高い”という先入観を一度払拭していただき
本当に住みやすい魅力たっぷりなお家を
手に入れていただければと思います。

今回はここまで!!
もう1つの間違った思い込みである
”平屋には土地が広く必要である”ということで
次回は、平屋の勘違い その1について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月13日

平屋の魅力 その5

2階建ての家で暮らすとなると
あなた自身が、よほどこまめに片付けをするか
あるいは子供たちに片付けを癖づけるようにしないと
暮らしの中心となるリビングダイニングが
いつも散らかった状態になってしまいます。


その理由は2つあり
1つは子供部屋が2階にあるため
子供たちが自分の部屋に
衣類や荷物を持って行ってくれないこと
そして、もう1つは収納がある
にもかかわらず
1階にそれらの置場が不足していること、です。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


そして、これを解決するために住宅会社は
1階に部屋や収納をより多くつくることを
オススメするのですが、そうしてしまうと
1階の床面積が大きくなってしまうため
結果的に家のコストが上がってしまいます。


それゆえ、弊社では
『平屋』にすることによって
全ての部屋と収納を
1階に集約することをお勧めしています。


平屋にすれば、子供部屋が1階になり
リビングダイニングを散らかす最大の要因である
子供たちの荷物や衣類を
自分の部屋に持って行きやすくなります。


自分たちだって、疲れて帰ってきて
わざわざ階段を往復するのは
面倒くさいですからね(笑)


たったこれだけのことかもしれませんが
ぶっちゃけ、これだけでも
ずいぶんリビングダイニングを
片付いた状態で保ちやすくなる
んじゃないかなーって思います。


レ収納のつくり方に注意


あとは、収納のつくり方にだけ
注意していただければ
コストを上げることなく
よりたくさんの収納をつくることが出来ます。


多くの方が、収納の多い少ないを
『床面積』で判断してしまいます。
その理由は、平面図だけを見て考えてしまうからと
住宅会社側の説明が不十分だから、です。


しかし、床面積で就農を考えていくと
どんどん収納を増やしてしまうことになり
結果、家のコストがどんどん上がっていってしまいます。


他方、図面の見方を少しだけ変えれば
全く床面積を増やすことなく
収納を増やす方法を見つけることが出来ます。


結果、無駄に一切コストを上げることなく
より多くの収納をつくれるだけじゃなく
不必要な窓やドアなどもなくすことが出来
その分のコストもカットできるし
窓が少なくなれば
カーテン費用もカットすることが出来ます。


収納で大切なことは
”いかに管理がしやすいのか?”ということです
そこにフォーカスして考えると
無駄に奥行きが深い収納や
棚が少ない収納をつくらなくなるでしょう。


住宅会社は、少しでもコストをカットするために
棚の数を少なくしようとするかもしれません。
また、単純に収納をたくさんつくればいいと
勘違いしている住宅会社は
無駄に奥行きが深い収納を
たくさんつくることをすすめてくるかもしれません。


さらに、あなたが収納をもっとつくってほしい・・・
通り抜け動線にしたい・・・
といえば、「はいはい」と言うことを聞いて
そのように設計するかもしれません。


しかし、これらは
ただただ大きさの割にあまりモノが置けなく
かつ、使いにくい収納をつくってしまうだけです。


ですから、収納のつくり方に注意を払い
より片付けやすいお家を
つくっていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、平屋の勘違い その1について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月10日

平屋の魅力 その4

洗濯にかかる時間や手間
そして煩わしさを減らすためには
干す → 取り込む → 片づける
という一連の動作に伴う移動距離を
出来るだけ減らさなければいけません。


しかし、2階建てで家を建ててしまうと
その距離は減るどころか
逆に長くなってしまい
時間や手間をつくってしまいます。


1階の北につくる脱衣所から
2階の南につくるベランダまでという
最も長い距離を移動することになるからです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


また、洗濯物の分量が増えるにつれ
その回数も増えるため煩わしさが増すし
なにより、上下階の往復が
将来、大きな体の負担になってしまいます。


それゆえ、洗濯にかかる時間や手間
そして煩わしさを減らすための工夫が必要です。


レワンフロアで全てを完結させる


干す → 取り込む → 片付ける
の一連の動作を減らすためには
この作業全てをワンフロアで済ますことが
一番の解決ではないでしょうか?


つまり『平屋』がベストだ
ということですね。


ただし、干している洗濯物が
周囲から丸見えになってしまうとか
干す時や取り込む時に
いちいち回り込まなくてはいけないでは
決して良いとは言えません。


洗濯物が周囲から丸見えになれば
せっかくキレイにつくったお家に
生活感が漂うことになるし
景観を乱してしまう一番の要因となるからです。


また、丸見えの場所に干すということは
人目につく場所で干すということなので
見た目にも気を使いながら
この作業をせざるを得なくなってしまうし
オープンな場所で干すがゆえに
洗濯物が飛ばされてしまう可能性も高くなるからです。


なにより、洗濯物を見れば
家族構成や職業などが分かってしまうので
防犯的にも良いとは言えませんしね。


回り込むことによって
移動距離が長くなってしまうのも
結局は時間と手間を食うことになるし
それが毎日となれば
なおのこと煩わしく感じてしまいますしね。


レ秘訣は洗濯干場をどこにつくるか?


洗濯作業の時間と手間
そして煩わしさを軽減する一番の秘訣は
『平屋』にすることなのですが
その際に考えなければいけないことが
”干場をどこにどのように作るのか?”
ということです。


丸見えにならないようにしつつ
干すのも取り込むのも短い動線で実現し
かつ片付ける場所となる収納までの距離も近くする
これが、ストレスフリーで洗濯をするためには
欠かせない要素となります。


しかし、これが現実出来れば
干すために移動する距離もわずか数歩
取り込むために移動する距離もわずか数歩
かつ、片付けるために移動する距離もわずか数歩
で洗濯をすることが出来るようになります。


また、人目につかない場所で干すことが出来れば
時間や見た目を気にする必要もないし
洗濯物が飛ばされる心配もありません。


なにより、生活感も出ないし
美しい景観を乱すこともないし
家族構成も分からないため
防犯性にも優れた住まいが出来上がります。


ということで、家づくりをする時には
こういった点にも配慮しながら
間取りを考えるようにしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、また違った視点から平屋の魅力 その5について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月08日

平屋の魅力 その3

60歳を超えたお客様がいらっしゃった場合
住宅会社は当たり前のように
2階建てではなく平屋をすすめます。


他方、30代のお客様がいらっしゃった場合
住宅会社は当たり前のように
平屋ではなく2階建てを進めます。


これは一見、そのお客様に合わせた
合理的な提案のように感じるかもしれません
しかし、この提案は
果たして本当に正しい提案といえるのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


というのも
30代の人だってやがて60代になるので
それなら先のことまで見通した
間取りにしている方が合理的だからです。


歳を取ってから
1階の部屋や収納不足を理由に
1階に増改築工事をすることになれば
大切な老後資金をたくさん
失うことになってしまいますしね。


レ今のことだけを考えないこと


では、なぜ住宅会社は
そのような提案をしてしまうのかというと
お客様だけじゃなく
住宅会社も今のコトを中心に
間取りを考えてしまうからです。


まー、若いうちは
階段の昇降もそれほど苦じゃないし
親は子供たちにプライベート感たっぷりの
個室を与えてやらなきゃと思っているし
家といえば2階建てが普通的な
先入観がどうしても頭の中に
刷り込まれてしまっているから
仕方ないといえば仕方ないんですけどね。


とはいえ、現実は
2階をつくっても小さな子供たちは
自分の部屋を使いにくいし
近い将来、進学や自立によって
子供たちは家を出ていくでしょうし
歳をとれば階段の昇降が
確実にしんどくなるんですけどね。


レランニングコストまで考慮した提案が大切


家を建てる時
最初にかかる建築コストばかりに
目を向けてしまいますが
生涯、維持し続けていかないといけないので
ランニングコストにもしっかりと目を向けないと
手痛い出費を重ね続けていくことになってしまいます。


生涯ローンでもある光熱費はもちろんのこと
家と土地の両方にかかる固定資産税
それから外の部材の劣化を防ぐための修繕費用
そして、数十年後必要になるであろう
増築や改築といった費用のことですね。


これらを踏まえて考えると
『平屋』は非常に合理的な考え方です。


平屋にすれば
全ての部屋と収納が1階に集約されているため
老後になっても部屋や収納不足に困ることもありません
そりゆえ、将来増築する必要もありません。


また、2階に上がる必要がないので
足腰が弱くなってしまった時も
掃除や洗濯のために
いちいち会談の昇降をする必要もありません。


さらに、平屋にすれば
メンテナンスとして行う外壁などの塗り替え工事の際も
外部足場を組む必要がないため
それにかかるコストも抑えることが出来ます。


つまり、歳をとっても住みいやすいだけじゃなく
歳をとってからの出費を最小限にしてくれるのが
『平屋』というわけですね。


ということで、もちろん今のことも大切ですが
今だけじゃなく、ずっと先のことも見据えた上で
家づくりをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、また違った視点から平屋の魅力 その4について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月06日

平屋の魅力 その2

敷地の広さに関係なく
多くの方が当たり前のように2階建ての家を建て
当たり前のように2階にプライベートルームをつくりますが
この考え方は、リビングダイニングを汚す
最も大きな原因となります。


というもの、わざわざ2階に
衣類や荷物を持ち運びするのが面倒くさいからです
自分たちにとっても、子供たちにとっても、です。


また、小さな子供たちは
お母さんの気配が常に感じられない場所で過ごしませんよね?


結果、衣類やいつも使うモノやおもちゃの全てが
リビングダイニングに集中し、
常に片付かない家になってしまうというわけです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


これが、家を建てた多くのご家庭が
直面している現実だと思いますが
これを解決する一番の方法が
『平屋』を建てることです。


平屋になれば
必然的に子供部屋を1階につくることになるからです
また、子供部屋だけじゃなく
寝室も収納も全て1階につくることになるからです。


レ子供部屋を子供のためだけの部屋として考えない


ぶっちゃけて言うと
子供が自分の部屋をフル活用する時期は
中学に入学してから高校を卒業するまでの間です。
(あるいは大学を卒業するまでの間ですかね?)


それ以外の時期
例えば、子供たちがまだ小さいうちは
子供たちは親と一緒に寝るため
夜、自分の部屋を一切使いません。


また、いずれ子供たちは家を出ていきます
そして、そうなれば
その部屋は空き部屋となるため
別の用途として使えるようになります。


レ子供部屋はユーティリティールーム!?


以上のことを踏まえて考えると
子供部屋は親御さんが泊まりに来た時の
寝室として使いことが出来るため
そうなれば、来客用のために
和室をつくる必要がなくなります
結果、無駄な出費を抑えることが出来るようになります。


また、子供たちが出て行った後は
夫婦の寝室を分けて使えるようにもなるし
収納代わりに使うことも出来るようになります。
なにより、子供部屋を1階につくるということは
お母さんが居る近くに部屋をつくることでもあるので
建てたすぐから
子供たちが自分の部屋を使ってくれやすくなるし
自分の部屋に自分の荷物を片付けてくれやすくなります
(子供が片付けてくれない場合でも親が片付けやすくなります(笑))


結果、リビングに溜まりがちな荷物を
子供部屋に置いておくことが出来るようになり
リビングをキレイに維持しやすくなるというわけですね。


子供は散らかすことが仕事と言われているように
片づけても、片づけても、キリがないため
いっそ子供部屋をリビング近くにつくって
散らかしっぱなしのセカンドリビングとして
使ってもいいわけですしね。


このように、平屋にすることで
1階に子供部屋をつくることになれば
そこは、子供部屋としてもフル活用出来るし
子供たちの収納としてもフル活用できます。
また、客間や別の部屋としても活用できるようになります。

これも平屋であるがゆえの魅力でもあり
平屋が持つ大きなメリットだと思うので
こういった点も考慮しながら
家づくりをご検討していただければと思います。

今回はここまで!!
次回は、違った視点から平屋の魅力 その3について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年09月02日

平屋の魅力 その1

弊社で建てさせていただいているお家の
約7割が『平屋』なのですが
その理由は、約7割のお施主様は
平屋を建てるのに充分な土地の広さがあったから
そして平屋には数多くのメリットがあるからです。


それゆえ、弊社では
まずは平屋を基本として
住まいのご提案をさせていただくようにしてします。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では、今回からは
平屋の利点や魅力について
1つ1つお伝えしていきたいと思います。


レ構造が安定している


平屋の最大の魅力が
そもそも構造が安定しているという点です。


家の重心は低くなる分
地震が起こった時も振動の影響を受けにくいし
それだけじゃなく
台風や悪天候時の強風の影響も受けにくく
かつ、重量車両通行時の振動の影響も受けにくいからです。


また、2階建ての場合
2階から1階への過重負担が大きい上に
部屋数が大き2階は
1階に比べて柱も壁も多くなってしまうし
多くの場合、南にベランダを突き出すことから
上下左右のバランスがどうしても悪くなってしまいますが
これらは、平屋にすれば解決することが出来ます。
上階もなければ
ベランダをつくることもないからです。


これらの理由から
平屋はそもそも構造が安定していると言えるわけですが
この結果、『耐震等級3』をとる場合でも
間取りに制限が入りにくくなるため
自由度の高い設計をすることが出来るようになります。


また、近年の地震の状況を鑑みてか
耐震に加え、制震を標準化している住宅会社が
多くなってきているのですが
もちろん制震装置を設置するにも
大きなコストがかかるため
それはそれであなたの負担が
増えてしまうことになりますが
そもそも平屋にすれば
これを省くことも出来るようになります。


これらが、平屋の最大の魅力であり利点なのですが
平屋を建てるにあたって
1つ注意すべきコトがあります。


レプライバシーと防犯の問題


平屋にすれば
パブリックスペースや水回りだけじゃなく
2階建ての場合、2階に配置される
プライベートスペースもすべて1階に配置されますが
単純に全ての部屋を明るくするために
外に向かって大きな窓をたくさんつくってしまうと
外から部屋の中が全て丸見えになってしまいます。


結果、必然的に
ずっとカーテンが開けられない家になり
薄暗く閉鎖的な家になってしまいます。


また、やみくもに窓を大きくしてしまうと
外から中が丸見えになるだけじゃなく
家の間取りの分かりやすくなるため
防犯性が悪い家になってしまいます。


丸見えを少しでも防ごうとして
塀をつくったり目隠しをつくったり
植栽を植えたりすれば
死角や隠れる場所が出来てしまうため
余計に防犯性が悪くなってしまうだけですしね。


それゆえ、
暮らしやすい平屋にするためには
プライバシーと防犯に配慮した間取りづくりを
心がけるようにしなければいけません。


つまり、周囲の環境を考慮した上で
部屋の配置や窓のつくり方を決めなければいけない
というわけですね。


もちろん、これは平屋に限ったことではなく
2階建ての場合でも同じ、なんですけどね
これが住みやすい平屋にするには
絶対的に欠かせない要素です。


今回はここまで!!
次回は、平屋の魅力 その2について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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