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2023年04月24日

合理的に考えるべき子供部屋

子供部屋の広さは
6錠がスタンダードですが
ここ最近は4帖半へと変わりつつあるようです。


実際、弊社も4帖半で
提案させていただくことが多いのですが
2.6mx2.6mのこの空間に
置こうと思っているものが
シングルベッドと学習机だとしたら
これでも全く問題ありません。


また、子どもたちの多くは
高校卒業とともに家を出ていくでしょうし
となると、そのまま帰ってこないかもしれないので
その点も考慮すると
そこにかけるコストを最小限にしておくことは
賢明な選択ではないでしょうか。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


ということで
前回の寝室に引き続き
今回は子ども部屋について
お伝えしていきたいと思います。


主な論点としては
子ども部屋の広さではなく
2階につくるべきなのか
それとも1階につくるべきなのか
ということです。


レ子どもが小さいうち


まず、子どもが未就学の時に
家を建てる方がほとんどだと思いますが
では、子ども部屋を2階につくった場合
果たして子供たちは
自分の部屋を使いやすいのでしょうか。


もちろん、答えは「No」ですよね
子どもたちは、お母さんの姿が
見える場所でずっといますからね。


つまり、子どもたちは
ずっとリビングやダイニング付近で過ごすため
そこに子どもたちの絵本やおもちゃなどを
集中して置くことになり
いつもリビングダイニングが
散らかった状態になってしまいます。


全く使われてもなく散らかってもいない
2階の子供部屋とは裏腹に、です。


一方で、子ども部屋が1階にあると
絵本やおもちゃを
子どもの部屋に置いておきやすくなるし
常に母親の姿が見え、気配が感じられれば
自分の部屋でも安心して過ごすことが出来ます。


結果、リビングやダイニングを
比較的片付いた状態のまま保ちやすくなります。


どうせ子どもたちは
片付けてもすぐに散らかすでしょうから
それが自分の部屋であるなら
少々散らかっていても全く気にならないし
来客時もそのドアさえ閉めておけば
片付けにあたふたすることもないですしね。


レ子どもが思春期に入ってから


多くの方が
主に思春期のことを想定して
子ども部屋をつくろうとします。


十分なプライバシーを担保してやるために
親が居るリビングやキッチンとは
階層を隔てた2階にすべきだと。


もちろん思春期の子供たちにとって
これは嬉しいことかもしれませんが
この時期を重視すると
2階に子ども部屋をつくってしまう
可能性がグンと高くなります。


結果、先程お伝えした通り
子どもが思春期に入るまでの間
リビングやダイニングが散らかりやすく
10年余りもの長期間片付けや掃除に悩みながら
過ごし続けることになります。


なので、子どもの思春期の時を
重視してやりたいという方は
必要な時、子どものプライバシーが
確保してあげられるように
1階に子ども部屋をつくることを
オススメしています。


レ子どもが出て行った後


悲しい現実かもしれませんが
進学や就職、結婚などを機に
やがて子どもたちは家を出ていきます。


となると
子どもたちの部屋は空き部屋となるのですが
家を建てる時は
そうなることを想定した上で
間取りを考えておくべきです。


そして考えると、子ども部屋は
2階にあるより1階にある方が
使い勝手がいいような気がしませんか?


自分たちの部屋として使うにせよ
収納部屋として使うにせよ
客間として使うにせよ、です。


また、もっと長い目で考えると
歳をとり足腰が悪くなったとしても
1階だけで過ごせるようにしておけば
生活に困ることもなければ
1階に部屋や収納が足りないことによる
増築工事をする必要もなくなりますしね。


いかがですか?


子ども部屋に関しては
ずっとその用途で使い続ける空間ではないため
この部屋をライフスタイルに応じて活用できれば
より使いやすく、利便性に富み
暮らしやすい住まいをつくることが出来ます。


なので、この子ども部屋に関してもまた
固定観念に縛られず
柔軟に考えてみてもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回はコストを下げる打ち手も知るについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年04月17日

寝室の適切な広さ

住宅展示場に行くと
リビングはもちろん
寝室もかなりゆったりとつくられているし
普通に建てられているお家でも
寝室は子供部屋よりも広めにつくられるのが一般的です。


それゆえ、家を建てるにあたって
いくつか家を見て回っているうちに、

「どのお家も
寝室は広めに設計されている」

「寝室は広めなのが普通なんだな」
「寝室は広めがいいんだな」

「我が家も寝室は広めにしておこう」
となり、自然とゆったりとした
寝室をつくることになります。


しかし、家の床面積が増えれば
家のコストも高くなってしまうので
出来れば大きくする必要がない場合は
最小限のサイズでつくるべきではないでしょうか。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


例えば、寝室で多いのが10帖という広さですが
そもそもこの広さがいったいどれくらいなのか
ご存じでしょうか?


感覚的にどれくらいとかじゃなく
縦横それぞれ何㎝ずつあるのか
知っているかどうかということです。

10帖という広さは
長手方向の有効寸法が4m42cmで
短手方向の有効寸法が3m51cmなのですが
これを知った上で考えていただきたいことが
この部屋には一体何を置く予定なのかということです。


シングルベッドを2台並べるのか?
それともクイーンサイズのベッドが1台なのか?
それともダブルベッドを2台並べるのか?
それともベッドは置かずに布団を敷いて寝るのか?


そして、もしベッドを置くとしたら
それぞれのベッドのサイズを知っておくことも重要です。


一般的なサイズとしては
シングルベッド=幅90cm
セミダブルベッド=幅120cm
ダブルベッド=幅140cm
クイーンベッド=幅180cm
といったところでしょうか。
(長さは全て2mぐらいです)


では、これらを踏まえた上で
あなたはどのベッドを何台置く予定でしょうか?


ここで、仮にダブルベッドを
2台並べておくとして考えてみると
ベッドが占有するスペースは
140cmx2台=2m80cmとなり
どちらもながさは2mなので
4m42cm-2m80cm=1m62cm
2m52cm-2m=1m52cmとなり
かなりの余白が部屋に出来ることになります。

では、寝室に隣接して
広々したウォークインクローゼットを
つくっていると仮定して考え
そこに衣類も布団も雑貨も全て片付けられるとしたら
あなたはベッド以外寝室に置くものはあるのでしょうか?


タンス?
おそらく持ち込まない人が多いだろうし
持ち込んだとしても
ウォークインクローゼットの中に
納めるよう設計しますよね?


ドレッサー?
おそらく化粧も洗面かリビングでするので
これもいらないですよね?
だとしたら、リビングや洗面に
それらを片付ける場所を確保しておく方が大事ですよね?


テレビ?
スマホを持つのが当たり前の今
テレビも寝室には必要ないですよね?
そして、仮に必要だとしても
壁掛けにすれば全く場所をとらないですよね?


そんなこんなで
寝室は10帖も必要なく
もっと削ることが出来るというわけですね
たとえダブルベッドを2台並べて置くとしても、です
この部屋は、文字どおり寝るだけの部屋なので
寝ている時間以外ここで過ごすことがないでしょうしね。


仮に、6帖にすることが出来れば
4帖(=2坪)家を小さくすることが出来るため
平屋なら約120万円、2階建てから約100万円
これだけで建築コストをカットすることが出来ます。


もちろん、資金的にゆとりがあり
どうしても寝室は広いほうがいいとお考えなら
そうする必要もありませんけどね。


でも、この浮いたお金分予算が削れるとしたら
これを家以外の何かに使うことが出来るし
あるいは、この浮いたお金を
グレードアップや本当はやりたかったこと
(漆喰壁や塗り外壁、ステンレスキッチンなど)
に使うことが出来ます。


なので、たとえ他のみんなが
当たり前のように広々と寝室をつくっていたとしても
あなたにとってそれは必要ないと思ったら
そんなの気にせず必要な広さでつくってもらえたらと思います。


今回は、寝室に集中して話をさせていただきました
ぜひ、参考にしてください!!


今回はここまで!!
次回は合理的に考えるべき子供部屋について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年04月10日

光の種類と間取りの可能性

前回、土地に合わせて家を建て
無駄な余白をつくらないことが
外構工事の予算を大幅に狂わせないために必要だと
お伝えさせていただきましたが
とはいえ、これを実行するのは
実はそう簡単なことではありません。


なぜなら、出来るだけ敷地いっぱいに
家を建てようと思えば
土地を日当たりの良し悪しに関係なく
建物を配置せざるを得ないからです。


つまり、日当たりが悪い場所にも
部屋をつくってもいいですよとならなければ
この実現は難しいということですね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


例えば、
すぐ南に家が建っている土地に家を建てる場合
真夏以外はその敷地には日陰が出来ることになります。


それゆえ、一般的には日陰となる部分を避け
直射日光が入る位置に家を配置します
そして、出来るだけ全ての部屋を南向きでつくります。


結果、必然的に2階建ての家が完成します
かつ、敷地に余白がたくさん出来ることになります。


しかし、ここで立ち止まって
考えてもらいたいことが
「全ての部屋の日当たりを
本当に良くする必要があるのか?」

ということです。


まずは「寝室」です
なぜなら、寝室は文字通り寝るだけの部屋なので
太陽が昇っている時間に使うことがないからです。


つまり、それなりに明るくはしたいものの
そのためにわざわざ直射日光が入り続ける
南に位置させる必要はないのでは?ということですね。


また「子供部屋」に関しても
同じことが言えるのではないでしょうか。


子供たちは、平日の昼間は学校に行っているし
休日も自分の部屋ではなく
広々としたリビングであなたと共に過ごすことでしょう。


そして、やがて受験を迎え
部屋で過ごすことが多くなったとしても
直射日光が日中っずっと射し込む部屋では
かえって勉強に集中しにくいのではないでしょうか。


レ光は直射日光だけじゃない?


家づくりをする時に知っておくべきことが
光=直射日光だけじゃないということです。


例えば、北の窓からは
1日を通してずっと直射日光が入ってきませんが
かといって北窓は暗いわけでもなければ
むしろ日中ずっと安定した光を室内に採り込んでくれます。


また、家の中の部屋を白くする理由は
室内に入ってきた光を反射させ
家全体に拡散するためです。


この2つのことから言えることは
光は何かに反射して拡散していくということなのですが
この反射光をうまく使えば
家全体に満遍なく光を届けることが出来ます。


とはいえ、
カーテンで光を遮ってしまうと
光が入ってくることもなければ
光が拡散していくこともないので
そもそも論として
いかにカーテンがいらない窓をつくることが出来るかが
鍵にはなってくるんですけどね。


しかし、光にはこの2種類があると
建てる前に理解しておけば
どの部屋にどちらの光が必要なのかが分かるため
部屋の配置に柔軟性を持たせることが出来ます。


また、日陰にも部屋を配置することが出来るため
わざわざ直射日光のために
部屋を2階につくる必要もなくなり
敷地をより有効活用できるようになります。


そして、外構工事のコストを落とすことが出来ます
同時に、1階が大きくなれば
家の使い勝手もいいでしょうし
将来的にもその方がいいでしょうしね。


ということで、家を建てる前に
「光は直射日光だけじゃないよ」ということを
ぜひ知っておいてくださいね。


今回はここまで!!
次回は寝室の適切な広さについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年04月03日

家づくりの3つの基本

外構工事にかかるコストは
建てる家や土地の状況によって
大きく異なるのですが
その相関関係をよく理解してないまま
家づくりを進めてしまうと
終盤で家づくりの予算が
大きく狂ってしまうことになります。


結果、泣く泣く貯金を切り崩すか
親に泣きついて援助してもらうか
中途半端な状態で放置するか
の選択を迫られることになります。


ゆえ、後からそんな悲惨な
状態にならないためには
外構工事のことまで考えて
予算、土地、家の計画を
立てていかなければいけません。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では今回は
外構工事の予算を大きく狂わさないために
知っておくべき3つのコトについて
お伝えしていきたいと思います。


言い換えるなら
外構工事の予算を狂わせやすい
3つの理由って感じですかね。


どれも言われてみると
「まー、確かにそうですよねー」ってことなんですが
案外みんな気が付いてなくて
この3つを原因に工事費用がかさんでしまっているので
ぜひこの機会に知っておいてください!!


レ土地は広くしない!!


当たり前のことですが
土地を広くすればするほど
外構工事は高くなります。


なので、新たに土地を買うにせよ
田んぼや畑を造成するにせよ
出来るだけ土地は小さくすべきです。


ですが、いざ土地を探し出すと
更地の状態の土地は狭く感じてしまうがゆえに
土地を広げようとしてしまいます。


また、田んぼや畑を造成する場合は
「せっかくなので広めにしておこう!!」となりやすく
意味なくだだっ広い土地をつくってしまいがちです。


結果、工事面積が広がり
想定以上の工事見積もりが出てきて
後からビックリってことになるわけです。


レ土地に合わせて家を建てる!!


土地を広げ過ぎると
外構工事面積が広がるのと同じように
土地に余白をつくり過ぎるのも
外構工事面積が広がる原因となります。


例えば、土地面積が60坪もあれば
充分平屋を建てることが出来るのですが
多くの方が当たり前のように
この広さの土地に
総二階建ての家を建てようとします。


もし、30坪の平屋を建てれば
外構工事面積は残りの30坪だけで済むのに
ここに上下15坪ずつの2階建てを建ててしまったら
さらに15坪分外構工事面積が増えることになりますよね?


もっと酷いのは
平屋を建ててもまだ余り過ぎるぐらい
広い土地であるにもかかわらず
総二階建ての家を提案することです。


おそらく、これはそうした方が
家のコストが安くなるから
そういう提案をしているのだと思いますが
そうすることによって
安くなった家のコスト以上に
外構工事のコストがかかってしまうとしたら
それって全く意味がないって思いません?


レ家と外構は必ずセットで考える!!


最後に覚えておいて
いただきたいことがこれです。


例えば、弊社のお家は見た目がオシャレなので
庭に華美な装飾を加える必要もなければ
防犯性とプライバシー性に配慮した住まいになっているので
目隠しや塀や植栽などをする必要もありません。


結果、最低限の外構工事だけしておけばいいので
工事費用も最小限に抑えられます。


他方、失礼な言い方にはなりますが
見た目がオシャレじゃないお家は
庭に装飾を施することによって
それをカバーしないといけません。


また同時に
防犯性とプライバシーが担保されていないお家は
目隠しや塀や植栽などによって
そのどちらも補ってあげないといけません。


となると、外構工事にかかる予算は
最低でも2倍は違うし
場合によっては3~4倍のコストがかかることも
決して珍しくありません。


なので、外構工事のコストは
建てる家によっても違ってくるということも
建てる前に覚えておいていただければと思います。


いかがでしたか?


この3つを意識しながら
家づくりを進めていただければ
家づくりの終盤に行う
外構工事の予算が大幅に狂うことは
まずなくなると思います。


結果、資金計画で決めた
予算から大きくかけ離れることなく
家づくりをやり遂げることが出来
スッキリした気持ちで後々暮らしていくことが出来ます。


なので、これから家づくりをするあなたは
この3つの基本に従って
家づくりを進めていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は光の種類と間取りの可能性について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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