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2023年02月24日

通り抜け動線の利点と難点

家づくりをするほとんどの方が
玄関脇に大なり小なりの
土間収納(シューズクローゼット)をつくりますが
そうするとやりたくなるのが
土間収納から玄関ホールへと
通り抜ける動線づくりです。


家族が靴を脱ぎ履きする場所を
玄関と別にすることによって
玄関をいつもスッキリさせておくためです。


しかし、一見便利そうに感じるこのアイデアも
実は2つのイライラをつくりだす
原因になってしまうかもしれません。


こんにちは!!
スマイルホームの菅野です。
しばらく更新せず。。。
バンバン更新していきたいと思います。

まず1つ目が
「靴を脱ぎ履きする場所が狭すぎて
朝の混雑時にイライラする問題」です。


つまり、せっかく家を建てたのに
結局アパートで暮らしていた時と
何らか状況が変わらないということですね。


土間収納には棚がある分
どうしてもホールに上がる幅が
狭くなってしまいますからね。


ましてや、この土間収納に
冬のアウターを吊っているとしたら
その袖のかさばりのせいで
家族玄関が圧迫され
なおのこと狭狭しく感じる
んじゃないでしょうか。


また、子供たちが中学生になれば
雨の日はカッパを着て
自転車で学校に行くわけですが
そんな狭いスペースで
カッパを着いたり脱いだりするのは
きっと子供たちにとっても
ストレスになるでしょうしね。


そして2つ目が
「思ったより荷物が置けない」
というイライラです。


というのも
通り抜けしなければいけないということは
イコールそこに全く荷物が置けないからです。
つまり通路を確保しなければいけない分
必然的に収納量が減ってしまうというわけですね。


そして、やがて家族の成長とともに
荷物はどんどん増えていくのですが
そうなると、とてもじゃないけど
その棚だけでは荷物が収まらなくなり
いつの間にか来客用玄関で
靴の脱ぎ履きをするようになり
家族用玄関はスッカリ物置と化し
通り抜け出来なくなるというわけです。


レ「通り抜け動線」は金食い虫


そんなこんなで
個人的には通り抜け動線には
同意しかねている次第です。


理由は、先程も説明したように
壁がなくなり通路が出来ることによって
収納が減ってしまうからです。


だとしたら
収納量が変わらないのであれば
通り抜けをやめて収納スペースを減らした方が
床面積が小さくなり
その分家のコストが安くなるので
そっちの方が俄然良いと思っています。


通り抜けられず回り込んだとしても
わずか数歩の差ですしね。


もちろん、あくまでこれは1つの意見であり
これが絶対に正しいわけでもありません。


しかし、分かっておいてもらいたいことは
通り抜け動線が短くなるというメリットがある反面
収納が減ってしまうというデメリットがあるということです。


なので、自分の荷物量と
実際の暮らしを想像してみた上で
そうするかしないかを
考えてみていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は家と土地と固定概念とについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年02月06日

置き家具のススメ

個人的には収納の中は壁面を最大限に活用し
出来るだけ棚を設置すべきだと思っているのですが
一方でリビングダイニングキッチンには
備え付けの棚やテーブルなどを
出来るだけ設置して欲しくないと思っています。


理由は3つ
1つは棚やカウンターをつくることで
空間に凸凹が出来てしまい
妙にゴチャゴチャした家になってしまうこと。


2つ目は、備え付けのものより
デザインが洗練されている家具の方が
圧倒的にオシャレなこと。


そして最後の3つ目が
固定してしまうと気分転換に模様替えも出来ないし
インテリアを変えることによる
空間のイメチェンも出来ないということです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


そんなこんなで、個人的には
キッチン前につくる食卓代わりのカウンターや
ダイニング近辺につくるしたでぃカウンターや
リビングにつくる固定のテレビボードなどを
基本的に推奨していません。


固定してしまうと間違いなく
後から困ったことになっちゃいますしね
いらなくなったからと簡単に壊せるものでもなければ
どうしても邪魔だからと壊すことになった場合
それなりにコスト手間がかかるわけですからね。


レお気に入りを買うことのススメ


テレビがブラウン管から薄型になったように
またパソコンがデスクトップからノートになり
あるいはタブレットやスマホで代替されているように
製品は刻一刻と進化していっているがゆえ
一時の流行に合わせてつくった固定の棚は
時の経過とともに使う必要がなくなり
ただの物置へと化してしまいます。


利用用途がなくなった後も
ずっと存在し続ける以上
物置として使うしかない、からです。


ダイニングやリビングなどにつくった棚は
パッと物が置けてしまうので
わざわざ収納の中に片付けに行くよりも便利ですしね。


その点、置き家具なら
いらなくなれば移動させればいいし
インテリアを変えることが出来れば
その時の気分に合わせて
空間のイメージを変えることだって出来ますからね。


確かに、気に入ったデザインのものを買おうと思うと
いささか値段が高く一瞬ひるんでしまうかもしれません
ですが、個人的にはその費用を惜しまず
自分たちが納得のいく気に入ったデザインのものを
買ってもらいたいと思っています。


理由は簡単。気にいったもの
そして少しばかり値段が高いものは
ずっと愛着を持って大事に扱いたいと
思う可能性が高いからです。


なので、家を建てる時には
固定のカウンターは極力つけないこと
気に入った家具が買えるように
家具の予算を十分にとっておくこと
この2つに気をつけていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は通り抜け動線の利点と難点について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年02月02日

収納の活かし方と殺し方

平成の30年間で
実は物価が10%ほど上がり
私たちが給料から天引きされている
社会保険などの費用も
世帯平均で年間40万円ほど
負担が上がったと言われています。


そして、平成の30年間で
変わったこともう1つのことが
いろんなものが薄型になったこと
ではないでしょうか。


その代表的なものがテレビであり
パソコンや掃除機なども
どんどん場所をとらなくなっていっていますよね。


また、現在の家は昔の家と違って
収納をつくるのが当たり前なので
タンスやドレッサーなども
買う必要すらなくなりましたしね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


つまり、以前に比べ
プロダクトが薄型になったこと
そして、収納を充分につくるのが
当たり前になったことから
現在の家は、部屋自体を
以前のように大きくつくる
必要性がなくなったのですが
それにプラスして
収納のつくり方もよく考えるべきではないでしょうか。


レリビングにあるものってなんですか?


いわゆる「押入れ」と呼ばれている
奥行きが深い収納は
賃貸住宅では超ド定番の収納ですが
この収納をメチャクチャ使いにくい
と感じたことありませんか?


ポリの収納ボックスを奥に詰めておけば
手前の余ったスペースに
かしら置いてしまうし
そうなれば、奥のボックスの中に
何かを入れてあるのか
スッカリ忘れちゃうみたいな。


また、私なんかこのタイプですが
わざわざ奥から取り出すのが面倒くさいので
あると知っているのに買った方が早いからと
あえて同じものを買ってしまったり。


さらに、なぜか収納は
棚2枚がスタンダードなのですが
実はこれもメチャクチャもったいない
収納のつくり方なんですよね。


空間の余白が生まれてしまうからです
収納ボックスの上が
空いているからって
そこに何かを置いたりしませんからね。


そんなこんなで、収納をつくる時は
そのポテンシャルを最大に活かすように
奥行や棚を考えるべきなんですよね。


細々したものが多い
リビングダイニングやキッチンなどは
なおのことそうすべきだと思います。


最悪なのは、
リビングダイニングの収納が
階段下収納しかない場合です
収納が足りない上に奥行きが深いとなると
そこもギュウギュウに詰め込まざるを得ませんからね
もうカオス状態です・・・


ということで
細々したものが多い
リビングダイニングやキッチンの周りには
奥行きが浅い収納が必要だ
ということを頭に入れながら
間取りを考えていただければと思います。


そして、より収納を有効活用するために
棚板の数もケチらないようにしてください。


棚板にはそれなりの費用がかかりますが
ケチらず充分に棚をつくることが出来れば
無駄に面積を増やさずとも
充分な収納を確保することが出来るので。

今回はここまで!!
次回は置き家具のススメについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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