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2021年09月08日

平屋の魅力 その3

60歳を超えたお客様がいらっしゃった場合
住宅会社は当たり前のように
2階建てではなく平屋をすすめます。


他方、30代のお客様がいらっしゃった場合
住宅会社は当たり前のように
平屋ではなく2階建てを進めます。


これは一見、そのお客様に合わせた
合理的な提案のように感じるかもしれません
しかし、この提案は
果たして本当に正しい提案といえるのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


というのも
30代の人だってやがて60代になるので
それなら先のことまで見通した
間取りにしている方が合理的だからです。


歳を取ってから
1階の部屋や収納不足を理由に
1階に増改築工事をすることになれば
大切な老後資金をたくさん
失うことになってしまいますしね。


レ今のことだけを考えないこと


では、なぜ住宅会社は
そのような提案をしてしまうのかというと
お客様だけじゃなく
住宅会社も今のコトを中心に
間取りを考えてしまうからです。


まー、若いうちは
階段の昇降もそれほど苦じゃないし
親は子供たちにプライベート感たっぷりの
個室を与えてやらなきゃと思っているし
家といえば2階建てが普通的な
先入観がどうしても頭の中に
刷り込まれてしまっているから
仕方ないといえば仕方ないんですけどね。


とはいえ、現実は
2階をつくっても小さな子供たちは
自分の部屋を使いにくいし
近い将来、進学や自立によって
子供たちは家を出ていくでしょうし
歳をとれば階段の昇降が
確実にしんどくなるんですけどね。


レランニングコストまで考慮した提案が大切


家を建てる時
最初にかかる建築コストばかりに
目を向けてしまいますが
生涯、維持し続けていかないといけないので
ランニングコストにもしっかりと目を向けないと
手痛い出費を重ね続けていくことになってしまいます。


生涯ローンでもある光熱費はもちろんのこと
家と土地の両方にかかる固定資産税
それから外の部材の劣化を防ぐための修繕費用
そして、数十年後必要になるであろう
増築や改築といった費用のことですね。


これらを踏まえて考えると
『平屋』は非常に合理的な考え方です。


平屋にすれば
全ての部屋と収納が1階に集約されているため
老後になっても部屋や収納不足に困ることもありません
そりゆえ、将来増築する必要もありません。


また、2階に上がる必要がないので
足腰が弱くなってしまった時も
掃除や洗濯のために
いちいち会談の昇降をする必要もありません。


さらに、平屋にすれば
メンテナンスとして行う外壁などの塗り替え工事の際も
外部足場を組む必要がないため
それにかかるコストも抑えることが出来ます。


つまり、歳をとっても住みいやすいだけじゃなく
歳をとってからの出費を最小限にしてくれるのが
『平屋』というわけですね。


ということで、もちろん今のことも大切ですが
今だけじゃなく、ずっと先のことも見据えた上で
家づくりをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、また違った視点から平屋の魅力 その4について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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