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2021年10月28日

毎月の返済額を決める時に留意すべき3つのこと

家づくりをするにあたって
毎月の返済額をいくらにすべきなのか?
お分かりになるでしょうか。


家賃ぐらいが妥協なのか?
あるいは家賃より高くなって当たり前なのか?
あるいは家賃より低く設定すべきなのか?


もちろん、正解は人によって違うため
一概には言えませんが
1つ言えることは
毎月の返済額を決める上で
知っておくべきコトが3つあるということです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


まず、知っておくべきコトが
家を持つと維持するためのコストがかかる
ということです。


つまり、賃貸暮らしの時より
出費が多くなるということですね。


・「固定資産税」(都市計画税)
家を持つと支払い義務が出来る税金ですね。


・「火災保険料・地震保険料」
家を持つと、絶対に火災保険を掛けなければいけません。


また地震保険は任意ですが
これに加入するとなれば、さらに別途費用が必要だし
これらの保険を継続して掛け続けていかなければいけません。


・「メンテナンス費用」
生涯暮らしていく住まいなので
自己責任で定期的にメンテナンスをしていくようになるため
この費用のことも、もちろん考慮すべきですよね。


以上の3つが、家を持つことで
掛かるようになるコストなのですが
この他、家の面積の賃貸より大きくなるため
家の性能や大きさ、暮らし方によっては
光熱費が賃貸の時より高くなるかもしれないし
もっと先を見据えると
老後生活のためのリフォーム費用も必要となるため
その費用のことも考慮すべきですよね。


続いて知っておいていただきたいことが
可処分所得が下がっていくということです。
つまり、給料の手取り金額が減っていく
ということですね。


この理由は、少子高齢化だからです
高齢者が増え、介護料や年金が
たくさん必要になるのに対し
少子化が進むことによって
社会保険を納付する人数が
減っていっているわけですからね。
私たちの社会保険の納付負担は
上がって当然だというわけです。


ある大学の教授が調べたデータによると
2035年には給料の天引きを60%までしないと
日本の社会保障制度がもたないとも言われていますしね。


それゆえ、収入が上がっていくことを
前提とした返済シュミレーションや資金計画は
大きなリスクを背負う原因となるかもしれません
物価や税金も徐々に上がっていくことも
想定しておかないといけないですからね。


最後に知っておいていただきたいことは
老後に備えて貯金をしていくべきである
ということです。


少子高齢化のため
私たちには現在支給されているほど
年金が支給されないでしょうし
きっと年金を受け取ることが出来る年齢も遅くなるでしょう。


それゆえ、60歳や65歳で退職するのではなく
もっと長く働かざるを得なくなると思いますが
とはいえ、ずっと働くことが出来るかどうかは
現時点では全く分かりません。


それゆえ、老後生活のために備えを
今からコツコツとしていく必要があるというわけです
たとえ可処分所得が減ってしまったとしても、です。


いかがですか?


つまり、家づくりの資金計画は
今の状況だけを考えてするのではなく


以上の3つに共通するように
未来のことまで考慮しながら
しなければいけないということです。


なので、周りのみんなや
不動産屋や住宅会社にとっての
当たり前に影響を受けないように
自分自身の収入と支出
それから今後の暮らしことまでよく考えた上で
毎月の返済額を決定していただければと思います
これが資金計画をする上で最も大切なことです。


今回はここまで!!
次回は、スタンダードは「ベスト」となる得るのか?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年10月26日

開放感が出る家、出ない家

家を建てる誰もが
ほとんどの時間を過ごすリビングダイニングキッチンを
明るく開放的な空間にしたいとお考えだと思います。


そして、そのために
出来るだけリビングダイニングを広くつくり
採光が確保できる方位に大きな窓をつくり
その窓の向こうにゆったりとした庭をつくりたいと
お考えなのではないでしょうか?


しかし、果たして
この計画通りに出来上がった家は
本当に明るいのでしょうか?
また、開放感溢れる空間となるのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


もちろん、その答えは「No!!」です。
カーテンが全てを台無しにしてしまうからです・・・


まず、明るい空間にするためには
窓から入ってくる光を
遮らないようにしなければいけません
しして、室内に入ってきた光を
拡散させなくてはいけません。


それゆえ、視線を遮るためのカーテンを
設置しなくていいようにすることが
明るい家にするために欠かせない要素となります。


また、開放感が感じられるかどうかは、
もちろん、広さも関係ありますが
それだけじゃなく
空間に奥行きが感じられることも大切な要素となります
つまり、視覚的に広がりが感じられるかどうかが
重要であるということですね。

レ鍵を握るのは「プライバシーの担保」


視線を遮るためのカーテンをしなくていいようにするには、
リビングダイニングが周囲から
丸見えにならないようにしなければいけません
また、それと同時にリビングから続く庭も
周囲から丸見えにならないようにしなければいけません。


そして、これらが実現できれば
リビングにたくさんの光が射し込んでくるのですが
今度は、その光を全体に拡散させなければいけません。


それゆえ、壁紙をはじめとした室内に使う材料は
基本的には白で統一することをオススメしています
最も光の拡散効果があるのが白だからです。


また、開放感を出すために
天井の高さだけを上げようとしてしまいますが
じつは、天井の高さだけを上げても
それほど開放感が上がるわけではないし
ましてやカーテンがずっと閉まったままでは
視覚的な広がりを感じにくく
逆に閉寒感を感じやすくなってしまうため
わざわざ余分なコストをかけてまで
そうする意味が全くないといっても過言ではありません。


であれば、天井の高さと
室内のドアや窓の高さをそろえる方が
遥かに空間に奥行きが感じられるようになります。


視線が高い位置に向くし
天井が続いていることで抜け感が出るし
窓から入る光量も増える上
天井付近まで光が拡散し
より明るい空間が実現できるからです。


大切なことは
実際暮らしてみるとどのようになるのかを
設計の段階で想像することです。


難しいことかもしれませんが
想像してみることはとっても大切なことだし
ここ最近は、CADを使って
プランの説明をすることが当たり前となっているので
近隣に建つ家などもCADに入力してもらった上で
光の入り具合や眺めなどを見ると
よりイメージが湧きやすいと思います。


建ってから「しまった!!」と思うのでは
取り返しがつきません・・・
ですから、そんな後悔をしないためにも
以上のことに留意しながら
間取りを考えていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、毎月の返済額を決める時に留意すべき3つのことについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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