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2022年05月02日

表と裏を同時に考えるバランス

こんにちは!!
耐震に関する質問をいただくたびに
「うちは平屋が基本ですから」
とお答えしているスマイルホーム菅野です。


つまり、そもそも2階がない平屋は
上からの荷重が少なく
かつ重心がしっかりしているため
台風の強烈な風圧の影響も受けにくいし
また、地震の時の激しい揺れの影響も
受けにくいということですね。


また、それが結果的に
耐久性を高める要素にもなるし
99.9999%、2階の床が抜けて
落っこちてくることもないですしね。


レ耐震等級3という安心

とはいえ、それでもまだ
不安がある方もいらっしゃると思うので
その場合は「耐震等級3」
の取得をオススメしているのですが
これは要するに「保険」だと
考えていただいていいと思います。


安心を買うために追加でお金を払っていただく
というイメージですね
25万円ぐらいの費用を、です
家のバランスさえよければ
確実に耐震等級3は取得できますからね。


レコスト意識を持つこと


「うちは耐震等級3が標準です!」とか
「うちは制振ダンパが標準です!」といった謳い文句を
並べている住宅会社がありますが
ここで建てる側のあなたが理解しておいた方がいいことは
「標準となるスペックが高くなれば、
その分建築コストも高くなる」
ということです。


先程お伝えさせていただいたように
耐震等級3を取るにも25万円ほどコストがかかるわけだし
制振ダンパをつけるにしても
40~50万円ほどコストがかかるわけですからね。


また、壁を漆喰にする場合
クロスよりも100~150万円ほど高くなるし
外壁を塗り壁にする場合
サイディングよりも80~100万円ほど高くなります。


さらに、床暖房を設置する場合
しない場合より80~100万円高くなるし
キッチンだって選ぶものによったら
あっという間に100万円ぐらい高くなります。


つまり、いいなーと思う要素を取り入れたいと思えば
そのためにはそれ相応のコストがかかるというわけですね。


レコストはなにより大切な観点


このように、お金さえかければ
家はどんどん良くなっていきます。
あなたが思い描く理想にどんどん近づいていきます。


しかし、あくまでそれは
予算が許す限りで考えるべきだし
どうしてもやりたいことがあるとしたら
何か別のところでコストを調整すべきではないでしょうか。


例えば、どうしても耐震等級3を取りたいけど
予算もこれ以上かけられないとしたら
25万円分削れるところがないかを同時に考えるべきだし
どうしても漆喰の壁にしたいけど
予算もこれ以上かけられないとしたら
100~150万円分削れるところがないかを
同時に考えるべきなのですが
これだけ大きな金額を削るとなると
面積をカットするしか方法がありません。


となると、2~3坪(4~6帖)ほど
面積をカットしなければいけないのですが
そのために、どこなら削ってもいいのかを
あらかじめ考えておくことが大切です。


これから先
私たちの可処分所得は確実に下がっていくし
子供や老後のために、また家を維持していくためには
たくさんのお金が必要になるので
家づくりにお金をかけ過ぎるべきではありません。


でも、かといって家の品質を落とすべきではないので
コストをかけないようにしながら
品質の良い家を建てることが
なにより大切なこととなってきます。


そんなわけなので
大切な予算をしっかり守りながら
いい家が建てられるように
プラスとなる知識だけじゃなく
マイナスできる知識も持ち合わせながら
家づくりをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、表と裏を同時に考えるバランスについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

GWを愉しんでくださいね。withコロナです。

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