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2023年01月13日

家の価格の見方

家の価格は
大きさ、形、間取り、使う材料など
様々な要因によって異なるので
単純に比較することが出来ません。


例えば、面積100㎡(約30坪)
のお家を建てる場合でも
縦横それぞれ10mのお家と
縦が5m、横が20mのお家とでは
家の価格が大きく異なります。


縦横それぞれ10mのお家は
周囲の長さが40mになるのに対し
縦が5m、横が20mのお家は
周囲の長さが50mとなり
10m分工事面積が大きくなるからです。


つまり、壁の工事面積が
25%割り増しになるため
それに伴って、外壁、耐震パネル
クロス、石膏ボード、断熱などの
工事費用が増えてしまうということですね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


また、使っている水回り商品
(キッチン、お風呂、洗面、トイレ)
の標準仕様が異なれば
それだけでも家の価格は違ってくるし
(かたや総額で150万円なのと
かたや総額で75万円なのとでは
それだけで75万円も違うという感じです)
それ以外でも外壁材や断熱材などは
家の価格に大きな差を生む原因となります。


さらに、出してくれた見積もりの中に
一体どこまでの工事費用が
含まれているかによっても
家の価格は大きく異なります。


例えば、浄化槽工事費用が
入っているのといないのとでは
それだけで家の価格は40~50万円違うし
図面設計費用や建築確認費用といった
いわゆる設計費用が
入っているといないのとでは
30~40万円ほど家の価格が違ってきます。


この他、見積もりの中に
含まれていそうでいないのが
照明器具や地盤調査や
屋外の水道工事費用なのですが
これらが入っているのといないのとでも
ざっと80~100万円ぐらい
家の価格が違ってきます。


あとは外構工事ですね
これは、どんな庭を希望するかで
ものすごく価格が違ってくるので
うちの会社でも基本的に
家の価格に入れてないのですが
この工事費用も、ほぼ確実に
家の価格には含まれてないので
別途でこの費用もかかることを
あらかじめ理解しておかないといけません。


それから
これは家に限ったことではないのですが
価格を伝えられるとき
案外含まれてないことが多いのが「消費税」です。


1000円や2000円の商品の場合なら
100円や200円ぐらいの話なのでまだいいものの
さすがに家となると200万円前後もの
驚異的な価格差が生まれてしまうので
ちょっとシャレになんないですよね・・・


このように家の価格は基本的に
家の大きさによって異なるのはもちろん
同じ大きさでも家の形によっても異なるし
どんな間取りなのかによっても異なります。


また、これに加えて
どれくらいのグレードを標準としているのか
一体どこまでの工事がその金額の中に含まれているのか
さらに消費税が入っているのかどうかによっても
家の価格は大きく異なります。

ということで
素人であるお施主さんが
これらを完全に理解することは難しいでしょうから
単純に価格だけで比較しないこと
そして、価格のことを聞くときは
こういった費用も含めた
すべての建築費用がいくらなのかを
聞くようにしてもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回は設計図の盲点について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年01月10日

大きさの固定概念

一般的には35~40坪くらいが
家の適切な大きさとして認知されています
そして、実際それぐらいの大きさのお家が
たくさん建っているので
自分自身もそれぐらいの大きさの家を
建てようとお考えになると思います。


現在住んでいる賃貸は
収納は少ないわ、部屋数も少ないわ
で荷物がおさまらなくて
うんざりしているでしょうしね。


せっかく家を建てるんだったら
部屋や収納に困らない家にしたい
と思うのが普通ですもんね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


とはいえ、実際のところは
そこまで面積はいらなかったりします。


というわけで今回は
その理由を家の大きさを分解しながら
お伝えしていきたいと思います。


レ36坪の家の間取りとは?


現在建てられているお家の多くは
1階と2階の大きさがほぼ等しい
2階建てのお家です。


となると、このお家の1階と2階は
それぞれ18坪ずつということになり
これを帖数に換算すると
36坪ずつということになります。


(36坪の1階を分解)
・玄関&ホール:2帖
・玄関土間収納:3帖
・LDK:16帖
・和室:6帖
・収納:1帖
・洗面脱衣:3帖
・トイレ:3帖
・風呂:2帖
・階段:2帖(うち1帖階段下収納)
*リビング階段を前提


(36坪の2階を分解)
・階段:2帖
・廊下:3帖
・トイレ:1帖
・ウォークインクローゼット:3帖
・クローゼット:1帖x2室
・書斎or納戸:3帖


ごく一般的には
こういった感じだと思います
では、ここからちょっと突っ込んで
考えていってみたいと思います。


レ平屋が高くない理由


仮にあなたが家を建てる土地が
55坪以上あるとしたら
そこには平屋を建てることが出来ます。


そして平屋を建てるとしたら
先程の中からいらなくなるものが出てきますよね?
階段・2階の廊下・2階のトイレです
となると8帖分家が小さくなります。


また、すべての部屋と収納が
1階にある平屋の場合
和室も必要じゃなくなります
自分たちの部屋をフル活用できるため
わざわざ余分な部屋をつくる必要がなくなるからです。


子供たちのモノは子供部屋に片付ければいいし
自分たちのモノも寝室に片付ければいいし
そうなればLDKをいつもキレイ状態で保ちやすく
来客をLDKに招くことが出来るからです。


ということで
和室の6畳も省くとすると
合計で14帖(7坪)省くことが出来ます。


つまり、2階建てという選択肢ではなく
平屋という選択肢にしてみただけで
家の大きさは36坪から29坪まで縮んだということですね。


もちろん、何かに不自由することもなければ
むしろ使い勝手が格段に良くなった上で、です
すべての部屋と収納が同じフロアにあることによって、です。


となると
実は建築コストも安く納まりやすくなります
仮に、36坪の2階建てが
坪60万円で建てられるとしたら
建築費は2160万円になりますが
これが平屋となることによって
坪単価が10万円上がったとしても
建築費は2030万円になるわけですからね。


レそんなこんなで結論


一般的には
35~40坪ぐらいの家を建てることが
ごく当たり前となっていますが
建てる家を「平屋」にすれば
ざっと計算しただけでも
7坪ぐらい小さくなるわけだし
もっと突き詰めて考えていけば
さらに3~5坪ぐらい小さくしても
全然問題なかったりします。


そして、そうなると
さらに建築コストを抑えることが出来ます。


なので、居住性という観点でも
そして経済性という観点でも
これからの暮らしの質を高めたいとお考えであれば
家の大きさの固定概念に縛られることなく
家づくりをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は家の価格の見方について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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