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2023年04月17日

寝室の適切な広さ

住宅展示場に行くと
リビングはもちろん
寝室もかなりゆったりとつくられているし
普通に建てられているお家でも
寝室は子供部屋よりも広めにつくられるのが一般的です。


それゆえ、家を建てるにあたって
いくつか家を見て回っているうちに、

「どのお家も
寝室は広めに設計されている」

「寝室は広めなのが普通なんだな」
「寝室は広めがいいんだな」

「我が家も寝室は広めにしておこう」
となり、自然とゆったりとした
寝室をつくることになります。


しかし、家の床面積が増えれば
家のコストも高くなってしまうので
出来れば大きくする必要がない場合は
最小限のサイズでつくるべきではないでしょうか。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


例えば、寝室で多いのが10帖という広さですが
そもそもこの広さがいったいどれくらいなのか
ご存じでしょうか?


感覚的にどれくらいとかじゃなく
縦横それぞれ何㎝ずつあるのか
知っているかどうかということです。

10帖という広さは
長手方向の有効寸法が4m42cmで
短手方向の有効寸法が3m51cmなのですが
これを知った上で考えていただきたいことが
この部屋には一体何を置く予定なのかということです。


シングルベッドを2台並べるのか?
それともクイーンサイズのベッドが1台なのか?
それともダブルベッドを2台並べるのか?
それともベッドは置かずに布団を敷いて寝るのか?


そして、もしベッドを置くとしたら
それぞれのベッドのサイズを知っておくことも重要です。


一般的なサイズとしては
シングルベッド=幅90cm
セミダブルベッド=幅120cm
ダブルベッド=幅140cm
クイーンベッド=幅180cm
といったところでしょうか。
(長さは全て2mぐらいです)


では、これらを踏まえた上で
あなたはどのベッドを何台置く予定でしょうか?


ここで、仮にダブルベッドを
2台並べておくとして考えてみると
ベッドが占有するスペースは
140cmx2台=2m80cmとなり
どちらもながさは2mなので
4m42cm-2m80cm=1m62cm
2m52cm-2m=1m52cmとなり
かなりの余白が部屋に出来ることになります。

では、寝室に隣接して
広々したウォークインクローゼットを
つくっていると仮定して考え
そこに衣類も布団も雑貨も全て片付けられるとしたら
あなたはベッド以外寝室に置くものはあるのでしょうか?


タンス?
おそらく持ち込まない人が多いだろうし
持ち込んだとしても
ウォークインクローゼットの中に
納めるよう設計しますよね?


ドレッサー?
おそらく化粧も洗面かリビングでするので
これもいらないですよね?
だとしたら、リビングや洗面に
それらを片付ける場所を確保しておく方が大事ですよね?


テレビ?
スマホを持つのが当たり前の今
テレビも寝室には必要ないですよね?
そして、仮に必要だとしても
壁掛けにすれば全く場所をとらないですよね?


そんなこんなで
寝室は10帖も必要なく
もっと削ることが出来るというわけですね
たとえダブルベッドを2台並べて置くとしても、です
この部屋は、文字どおり寝るだけの部屋なので
寝ている時間以外ここで過ごすことがないでしょうしね。


仮に、6帖にすることが出来れば
4帖(=2坪)家を小さくすることが出来るため
平屋なら約120万円、2階建てから約100万円
これだけで建築コストをカットすることが出来ます。


もちろん、資金的にゆとりがあり
どうしても寝室は広いほうがいいとお考えなら
そうする必要もありませんけどね。


でも、この浮いたお金分予算が削れるとしたら
これを家以外の何かに使うことが出来るし
あるいは、この浮いたお金を
グレードアップや本当はやりたかったこと
(漆喰壁や塗り外壁、ステンレスキッチンなど)
に使うことが出来ます。


なので、たとえ他のみんなが
当たり前のように広々と寝室をつくっていたとしても
あなたにとってそれは必要ないと思ったら
そんなの気にせず必要な広さでつくってもらえたらと思います。


今回は、寝室に集中して話をさせていただきました
ぜひ、参考にしてください!!


今回はここまで!!
次回は合理的に考えるべき子供部屋について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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