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2023年05月01日

コストを下げる打ち手も知る

家のコストを最も左右するのは家の面積ですが
これは、みんなが出来るだけ広くつくりたいと思っている
リビングダイニングキッチン(LDK)とて
決して例外ではありません。


つまり、リビングダイニングキッチンも
広くつくればつくるほど
それに連動して家の価格が高くなるということですね。

となると
①家の価格が高くなる、か
家の価格が高くなるのが嫌であれば
②高くならないようにLDKを削る
③LDKを削るのが嫌なら別の所を削る
の3つのうちのどれかを
選択していただくことになるのですが
さて、あなたならどの選択をされるでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では、具体的に数字を当てはめて
考えていってみましょう
個人的には、LDKの広さは
16帖がちょうどいいと思っているので
独断と偏見でこの広さを基準として
数字を当てはめていってみますね。


(対面式のキッチンに
4~6人掛けのダイニングテーブル
そして3人掛けのソファーが
いい感じで収まるのがこの広さです)


レ①の選択の場合


例えば、あなたがLDKを
20帖でつくりたいとお考えだとしたら
4帖家が大きくなるということになります。


となると2坪家が大きくなるのですが
そうなれば約120万円家の価格が高くなります。


なので、それでもLDKを大きくしたい
とお考えであるとしたら
かつ、そうすることが
予算的にも全く問題ないのであれば
そうした方がいいでしょう!!


レ②の選択の場合


他方、LDKは広くしたいけど
それに逆行して予算は削らなければいけないとしたら
LDK以外で削れるところがないか
考えてみてほしいのですが
それが難しいとしたら
余分に広くつくろうとしている
LDKを削らざるを得なくなります。


つまり、20帖ではなく
16帖でつくるということです。


例えば、L型の大型のソファーを
リビングに置きたいとお考えであれば
もしかしたら
ダイニングとリビングの間に
全くゆとりがなくなってしまうかもしれないし
ソファーを置かないのであれば
そうしていただいても全く問題はないでしょう。


なので、LDKの広さを決める基準として
どんな家具を置こうと思っているのかと
そのサイズ感を把握してもらっておくと
どうするかの判断がよりつきやすいかと思います。


レ③の選択の場合


LDKは広くつくりたい・・・
でも予算は上げたくない・・・
おそらくこうお考えの方が大多数ではないでしょうか。


ここで大半の時間を過ごす
と言っても過言ではないことから
出来るだけ開放感のあるLDKにしたいと
思うのが当たり前の感情ですしね。


例えば、
10帖にしようと思っていた寝室を6帖にすれば
コストを増やすことなく
LDKを広くつくることが出来ます。


あるいは、6帖にしようと思っていた
子ども部屋を4帖半にすれば
そして子供部屋が2部屋だとしたら
わずかなコストアップで
LDKを広くつくることが出来ます。


あるいは、壁面を有効利用して収納をつくれば
床面積を減らしながらも
よりたくさんの物が片付けられる
収納にすることが出来るし
そもそも平屋にすれば
階段分面積を削ることが出来るし
廊下をなくすことが出来れば
部屋も収納も縮めずとも
面積を縮めることが出来ます。


なので、どうしてもLDKを
小さくしたくないという方は
これらをバランスよく採用することによって
コスト調整していただければと思います。


レ最後に個人的な意見です


私自身は、LDKは16帖で
丁度いいと思いっているので
個人的にオススメなのは
「LDKも小さくしながらそれ以外の所も削る」
というまた別の選択肢です。


理由は、家にお金をかけ過ぎるよりも
もっと別のことにお金をかけるべきだ
と思っているからです。


例えば、この選択をすることによって
240万円コストが下がったとしましょう。


となると、ローンの利息も含めると
300万円お金が浮いたことになるのですが
そうなれば家族で旅行に行く回数が増えるし
旅行プランもよりいいものに出来
思い出づくりや子供たちに貴重な体験価値を
与えてやることが出来ます。


また、そのお金を老後のための
資金運用に回すことが出来れば
これからの暮らしの不安を
少しでも和らげることが出来ます。


もちろん、せっかく建てるんだから
妥協したくない気持ちがあるでしょうし
SNSやインターネットの普及によって
かつてないほど広告にまみれた世界に生きているため
その誘惑に負けてしまうのもある程度は仕方ないと思います。


ですが、35年という長期間
負債を背負ってしまうのが家づくりでもあるため
未来とも向き合った上で予算を考えるべきだと思います。


なので、これから家づくりをしようと思っている方も
今まさに家づくりをしている方も
コストが上がることばかりじゃなく
コストを下げるための知識も
同時に身につけていっていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は家づくりの現実と打ち手について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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