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2021年08月20日

西向きの土地のメリットとデメリット

前回、東向きの土地について
メリットとデメリットを踏まえながら
お伝えさせていただきましたが
引き続き今回は、西向きの土地について
お伝えしていきたいと思います。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


まず、西向きの土地のメリットと考えられていることが
『居住スペースを全て南に配置できる』ということです。
東向きの土地と全て同じですね。


しかし、東向きの土地同様に
全ての部屋を南に配置した場合、
2階はまだしも、1階の南の窓から見える景色は
南に建っている家の裏側となります。


つまり、給湯器やエアコンの室外機置き場
また、ゴミ置き場となっているであろう
ゴチャゴチャした汚い景色を眺めて過ごすことになる
というわけですね


あるいは、それを避けるために
常時カーテンを閉めていく
余分なコストをかけ目隠しや植栽などをつくることで
その汚い景色を防がざるを得なくなってしまいます。


また、西向きの土地は
午後からの日当たりがよさそうに思いますが
その恩恵を受けるために
西面に大きな窓をつくってしまうと
厳しい西日をずっと浴び続けることになります。


となると、夏場、家の中が暑くなりやすく
結果、光熱費がかさんでしまうことになります。
厳しい紫外線を浴び続けることによって
床材や家具やカーテンなども焼けてしまいますしね・・・


そして、それを防ぐために、結局ずっと
カーテンを閉めっぱなしにせざるを得なくなってしまいます。
東向きの土地と同じように
周りの人の目も気になるわけですしね・・・


結果、家の中が薄暗くなり
日中ずっと照明が必要な家になってしまうというわけです。


さらに、西向きの土地は東向き土地同様に
隣家が近くに建っているにもかかわらず
一番南にリビングを配置しようとすれば
光がほとんど入ってこなくなってしまいます。


結果、西からの光も南からの光も
充分に採り込むことが出来ない
家になってしまうというわけです
東に家が建っている場合
午前中も光が採りにくいわけですしね。


レ西向きの土地で住みやすい家を建てるには?


大切なことは
周囲から丸見えにならないようにしつつ
家全体が明るくなるように
どのように採光を確保するのか?ということです
つまり『プライバシーと明るさを両立させる』
というわけですね。


そしてそのためには
接道面である西の窓を最小限にしながらも
リビング・ダイニング・キッチンはもちろん
洗面脱衣室や寝室・子供部屋が明るくなるように
窓をつくることが出来るよう
間取りを考えなければいけないわけですが、


これを実現するためには
以上のすべてを頭の中から
リセットしていただく必要があります。


・居住スペースは全て南に配置する
・日影には家を建てない
・子供部屋は2階につくる
・水回りは基本的に北に配置する
・階段は日当たりがいい南にはつくらない


多くの方がこの5つを前提として
家づくりをしてしまうのですが
実は、これらは住みにくい家をつくる大きな原因となるため
まずは、これらの固定概念を
頭の中から一旦取り除いていただくことが大切です。


そして、それが出来れば
間取りの選択肢が一気に増えるし、
土地選びもずいぶんと自由度が増します。
土地選びの自由度が増す理由は、
この固定概念さえなくなれば
土地の日当たりの良し悪しに関係なく
どんな土地でも光が差し込む
明るくカラッとした家を建てることが出来るからです。


ということで
西向きの土地でも、間取り次第で
明るくて住みやすい家にすくことが出来るので
西向きのネガティブなイメージは一旦削除しながら
土地選びをしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、北向きの土地のメリットとデメリットについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年08月18日

東向きの土地のメリットとデメリット

一般的には、南向きの土地が一番良い
と言われていますが
この南向きの土地にもデメリットは存在します。


また、逆に南向き以外の土地は
デメリットが強調されがちですが
北、東、西、それぞれに、
その土地ならでは、のメリットも存在します。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では今回からは、東・西・南・北
それぞれの土地のメリットとデメリットについて
考えていきたいと思います。


レ東向きの土地について


東向きの土地の場合
まず『朝日が入れやすい』というメリットがある
と考えられていますが
このメリットをそのまま取り入れるために
東側に大きな窓をつくってしまったら
家の中が外から丸見えになってしまいます・・・


そして、それを防ぐためにカーテンをつけざるを得ないし
さらに、そのカーテンを常時閉めておかないといけません


結果、カーテンのせいで
家の中が薄暗くなってしまい、
日中ずっと照明をつけておかないといけません


また、台風の時に備えて
その窓にシャッターまで設置するとなれば
その分コストがかさむだけじゃなく
家の景観までも乱してしまうことになりますが


高いお金を出して建てたお家なので
せめて家の正面ぐらいは美しくしておきたいと思いませんか?


次に、東側接道の土地は
『居住スペースを全て南向きに出来る』
というメリットがあると考えられていますが
これは、玄関を南に配置する必要がないからです。


しかし、ここで考えていただきたいことは
”そもそも居住スペースを
全て南に配置する必要があるかどうか?”ということです。


全ての部屋を南に配置した場合
2階はまだしも、1階の南の窓から見える景色は
南に建っている家の裏側となります。


つまり、給湯器やエアコンの室外機置き場
また、ごみ置き場となっているであろう
ゴチャゴチャした汚い場所を眺めて過ごすことになる
というわけです。


あるいは、それを避けるために
リビングの窓のカーテンを常時閉めておくか、
余分なコストをかけ、目隠しや植栽などをつくり
汚い景色を防がざるを得なくなるというわけです。


また、南向きの土地の場合
隣家が近くに建っているにもかかわらず
一番南にリビングを配置すれば
リビングには光が入ってきにくくなります。


そして、そうなれば、
冬に寒くなりやすく、結果光熱費も高くなってしまいます。


いかがですか?
周囲の環境のことを考慮して間取りをつくらないと
本来メリットと考えられているようなことでさえも
逆にデメリットになってしまうということが
よくご理解いただけたのではないのでしょうか?


それゆえ、このようなデメリットが生じないよう
間取りを考えていかなければいけません。


レそもそも、全室南向きである必要はあるのか?


多くの方が
居住スペースを出来るだけ南に配置しようとしますが
果たしてその必要はあるのでしょうか?


例えば、寝室はどうでしょうか?
あなたは一体何時から何時まで
この部屋を使っているのでしょうか?
そして、寝ている時間以外、
この部屋で過ごすことはあるのでしょうか?


また、子供部屋に関しても
南向きの部屋である必要があるのでしょうか?
子供部屋を子供部屋として使用する期間は
果たして一体どれくらいあるのでしょうか?
そして、子供たちが家を出て行ったあとは
その部屋をどのようにお使いになるのでしょうか?


これらの部屋は、明るくあるべきではあるものの
そのために必ずしも南向きにする必要はない
とは思いませんか?


このように部屋の向きを、
必ずしも南向きにしなくてよくなれば
ずいぶんと間取りに自由度が出るし
敷地をより有効活用できるようになり
結果的に、先ほど挙げたいくつかのデメリットを
すべて解消しやすくなります。


ということで、東向きの土地で
家を建てる予定の方は
東向きの土地のメリットだけじゃなく
デメリットもよく理解し、出来上がった間取りが
その土地で考えられるデメリットを解消できるかどうかを
頭の中でシュミレーションしながら
設計図とにらめっこしていただければと思います。

今回はここまで!!
次回は、西向きの土地のメリットとデメリットについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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