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2021年12月24日

家を持つということ

「家賃を払うぐらいなら早く家を建てた方がいい」
とちまたではよく言われています。


家を持てば資産になるし
過去最低基準の低金利が続いているしで
その理屈はごもっともなことなのですが
かといって、果たしてみんながみんな若いうちから
家を持つことが正解なのでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


例えば、賃貸住宅は
家賃だけを払っていればいいですが
自分の家を持つと
ローン返済だけをしていれば
いいわけではありません。


土地や建築という
固定資産を所有したことによって
税金を市町村に払わないとはいけないし
50~60年住み続けていくために
定期的に外装塗装や修繕などを
しなければいけないため
その費用も計画的に積み立てて
いく必要があるからです。


それゆえ、単純に家賃と比較するのではなく
こういった費用も含めた上で
どっちの選択をするのかを検討すべきだし
家を持つという選択をするなれば
この維持費用がずっと掛かり続けることを
理解しておかないといけません。


また、子供たちが小さいうちに
家を建てるとなれば
学校を中心に考えて土地を買うようになるため
土地代も高くなりやすいし
最大人数を想定して間取りをつくってしまうため
家の価格も高くなりやすくなります。


つまり、必然的に
家づくりの費用が割高になりやすいため
ローン返済の負担が大きくなり
結果的に、貯蓄が出来なくなってしまう
原因になりかねない、というわけですね。


それゆえ、子供たちは
いつまでも学校に行くわけじゃないし
いつまでも家にいるわけじゃない
ということも踏まえた上で
予算をなるだけ抑えられるように
土地選びをし、間取りを考える必要があります。


結果、固定費が削減でき
家計に余裕が生まれ
老後や教育のための
貯蓄をすることが出来るようになります。


レとにかく貯蓄を優先すること!


もっとも最悪なのは
貯蓄が全く出来ないような予算で
家を建ててしまうことです。
こんな状況になってしまうんだから
100%家なんて建てない方がマシです。


貯蓄するゆとりがない懐状態で
家なんて建ててしまったら
倒産や解雇、減給といった不測の事態が起こった時に
たちどころに家を手放すことになりかねないからです。


また、これから先は
税や社会保障費の負担増によって
可処分所得が下がっていくからです。


それゆえ、充分な貯蓄がない
若いうちから家を持つとするなら
家を持ちながら貯蓄していけるように
ゆとりを持たせながら家づくりをしてください。


例えば、利便性が良い土地を買うなら
車を1人1台持つのではなく
1家に1台にするという選択肢があります。
これだけで毎月の負担が5万円程度減るので
その分を貯蓄に回せますからね。


また、やがて子供たちは出ていくわけなので
子供部屋の広さや部屋数を
最小限にするという選択肢を持つことも
非常に大切なことではないでしょうか?
家の価格は、単純に面積に連動するわけですからね。


土地の広さに関しても家と同様です。
立地にもよりますが
単純に土地面積が大きくなれば
土地価格も高くなってしまいますからね。


ということで、結論としては
充分な貯蓄をしながら
家を持つことが出来そうなら
なるだけ早く家を持つことはいいことだと思うので
きちんとライフプランをした上で
予算の計画を立ててもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回は、ゴールからプロセスを考えるについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年12月20日

広い土地の「なるほど!」な欠点

土地の価格は地域によって異なるのはもちろん
同じ地域でも立地によって異なるし
同じ場所でも日当たりや形によって異なります
そして、当たり前のことですが
面積も土地価格を左右する要因の一つです。


ですが、土地面積が増えた場合
単純に土地価格が上がってしまうだけじゃなく
それに付随して庭の工事費用が高くなるし
また、土地を持ち続けている限り
ずっと支払わなくてはならない
固定資産税も高くなってしまいます。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


例えば、本当は50坪ぐらいでいいのに
80坪もの土地を買ってしまったら
30坪分、余分な庭の工事費用が必要になるのですが
この場合、どれぐらい余分な工事費用がかかるのでしょうか?


まずここに、草抜きが面倒だからと
コンクリートを打つとしたら
75万円~80万円もの費用が必要となります。


そして、土地が広くなった分
境界の距離も長くなります
道路の接道長さを10mとした場合
50坪の場合であれば
周囲の境界の長さは約43mなのに対し
80坪となれば約63mとなるのですが
仮に、オシャレなフェンスをするとして
それが1mあたり約25,000円必要だとしたら
これだけで約50万円高くなってしまいます。


そして、これらを合わせると
145万円~150万円も庭の工事費用が
高くなってしまうのですが
ぶっちゃけ、これってメチャクチャもったいないし
メチャクチャ無駄なコストですよね・・・


また、固定資産税については
200㎡(=約60坪)までは
課税標準が6分の1になるものの
それを超える部分は
課税標準が3分の1となるため
仮に、課税標準価格が1坪あたり
15万円だとしたら、50坪の場合は
15万円÷6×50×1.4%=17,500円なのに対し
80坪になると
15÷6×60×1.4%=21,000円
15÷3×20×1.4%=14,000円
21,000円+14,000円=37,000円となり
今後ずっと毎年20,000円弱
余分な税金を払い続けていくことになってしまいます。


いかがですか?
こうやって数字を当てはめてみると
土地を広く買うのってメチャクチャもっていないと
感じていただけたのではないでしょうか?


レ適度な広さの土地を買う


以上のような理由から
土地は家に合わせた広さで買うことをオススメしています。


そして、そのためには
どんな家を建てたいのかが明確になっていない状態で
土地を探さないようにしなければいけませんし
また、資金計画によって
自分自身の正確な土地予算が明確になっていない状態で
土地を探さないようにしないといけません。


具体的には、まず資金計画から始め
家づくり全体にかけられる予算を出した上で
土地、家、庭それぞれに予算を配分していきます。


そして、その土地予算の中で
土地探しをするわけですが
その前に、算出した家の予算の中で
どんな家が建てられるのかをある程度把握してください。


あなたが建てたい家が
平屋なのか2階建てなのか?
絶対に妥協したくないことが何なのか?
そして、その場合
その予算で、どれくらいの大きさの家を
建てることが出来るのか?
といったことです。


これらが分かった上で土地選びをすれば
土地にかける予算と
庭にかける予算の両方を
抑えることが出来るようになるでしょう。


ということで
予算とどんな家にしたいかが明確になっていない状態で
先走って土地探しをしないように
気を付けていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、家を持つということについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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