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2022年06月02日

ウッドデッキを活かす設計・殺す設計

家を建てるにあたり
ウッドデッキは欠かせないアイテム
ではないでしょうか。


アウトドアリビングとして
朝ごはんや晩ごはんを食べたり・・・
家族でバーベキューをしたり・・・
プールを出して子供たちを遊ばせたり・・・
日向ぼっこをしたり・・・
カフェテラス気分で過ごしたり・・・
と、夢が広がるスペースが
このウッドデッキですもんね。


なので、今回は
このウッドデッキがより使いやすく
また、より使いたいスペースになるために
知っておいた方がいいコトについて
お伝えしていきたいと思います。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


まず、ウッドデッキをつくるにあたって
知っておくべきことがウッドデッキの材質です。


大きく分けると
「本物の木」と「本物の木風」の
2つがあるのですが
どちらの方が自分や自分の家に向かっているか?
を知っておくことが大切です。


レ本物の木のメリットとデメリット


外に使うということは
常に太陽の紫外線や熱を浴びるし
雨が降れば水分を吸い込みます。


それゆえ、本物の木は
室内とは比べものにならないほど
膨らんだり縮んだり反ったり動いたりします。


結果、凹凸は出来るわ
ビスをへし折ってしまうわ
劣化はしてしまうわ
ささくれだってしまうわ
という状態になります。


また、紫外線を浴びることによって
灰色に変色もするし
日当たりが悪い場所などは
カビが生えることもあります。


それゆえ、時々
サンドペーパーで表面をこすったり
年に一回は塗装したりと
ややこまめに手入れしてあげないといけません
つまり、手間がかかってしまうというわけですね。


しかし、本物の木には
以上のようなデメリットがあるものの
本物じゃない木に比べて
圧倒的に「カッコイイ」というメリットがあります。


なので、かっこ良さを追求したい方や
この手入れが苦じゃない方
そして細かなことが気にならない方なんかは
本物の木を使うことをオススメします。
(ちなみに私はこっち派です)


レ本物の木風のメリットとデメリット


まっ、このメリットは言わずと知れた
「メンテナンスフリー」ってことです
つまり、変色もしなければ
反ったりビスをへし折ったり
ささくれだつこともないというわけですね。


また、日当たりが悪い場所には
本物の木同様にカビが生えることもありますが
ブラシと水で掃除してやれば
表面に付着した汚れとともに
あっさり取れるのではないでしょうか。


ただし、この「本物の木風」は
あくまで「なんちゃら仕上げ」なので
仕上がりは本物の木よりも
見劣りしてしまうというのがデメリットです。
なので、あくまでカッコ良さにこだわりたいという方は
面倒臭さを我慢してでも
「本物の木」を使った方がいいと思います。


レウッドデッキで一番大事なこととは?


では、ここからが本題です
ウッドデッキで一番大事なことは
そもそも、そのデッキが使えるように
設計されているかということです。


せっかく高いお金を出してつくったのに
(平均で50万円ぐらいはかかります)
そもそも使えない設計になってしまったのでは
お金をドブに捨てたようなものですからね。


例えば、
道路に面してウッドデッキをつくり
かつフルオープンになっているとしたら
それってメチャクチャ使いにくいと思いませんか?
周りの人から丸見えになってしまうわけですからね。


また、周りの目線を感じない場所につくったとしても
日当たりが悪いとか、景色が悪いとなれば
それはそれで使いたいとも思えないですよね。


なので、ウッドデッキをつくる時は
まずはそのデッキが使いやすそうか?
そして、そのデッキを使いたいと思えそうか?
この2つを意識しながら
設計してもらうようにしてくださいね。


今回はウッドデッキを活かすも殺すも
あなたや設計士の想像力に
かかっているという話でした。


今回はここまで!!
次回は、変動のリスク回避のための3つの手段について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年05月30日

人生100年時代の家づくり

人生100年が当たり前になるこれからは
より長い視点を持って家づくりをしないといけません
というのも、60年以上もの間
そこで暮らし続けていくためには
暮らしと家の品質を
維持し続けていく必要があるからです。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて、今回はこれから必須となるであろう
人生100年時代に備えた家づくりについて
お伝えしていきたいと思います。


まず、基本的なこととして
暮らしの質を保つためには
お金のことをよく考えた上で
家づくりをしないといけません。


具体的には
家の品質を維持し続けていくために
外壁の定期メンテや設備の寿命に伴う改装費
そして電化製品の定期的な買替費用が
かつ、進学や老後に備えて
貯蓄をしていくことが出来るように
家づくりをしなければいけないということですね。


また、ずっと快適に暮らし続けていけるような
家にもしなければいけません。


夏の暑さや冬の寒さを
和らげるのはもちろんのこと
洗濯・片付け・掃除といった
家事の負担も和らげられ
さらに、明るく風通しのいい
住まいにすることによって、です。


そして、長く愛着を持って
暮らして続けていただくために
弊社では、もう1つ
こだわっていただきたいことがあります。


レ家と共に、時を重ねていく豊かさ


それは、無垢の床を
使っていただくということです
長く使うために購入する財布や鞄や靴は
合皮ではなく本革を選ぶように、です。


確かに、無垢の床には
いくつかのデメリットが存在します。


例えば、湿気が多い夏は
床と床の継ぎ目が反りあがるし
乾燥する冬は
逆に床と床の継ぎ目に隙間が出来るし
幅木との間に隙間が出来たりもします。


そして、その結果
夏は足元に多少の凸凹感を感じるし
冬はその隙間にホコリが落ち込み
多少掃除が面倒になるかもしれません。


また、節がある無垢の床を使った場合
その節が抜けてしまうこともあるし
粘りヤニが出てくるだってあります
生きているがゆえに、木が暴れて
床なりすることだってありますしね
それゆえ、こういった現象が
どうしても気になるという方には
無垢材は向いてないかもしれません。


しかし、無垢材には
デメリットをカバーできるぐらい
素晴らしいメリットが存在します。


例えば、無垢の床は断熱機能を持っているため
(空気層があるということです)
夏は合板に比べて足元がベタベタしにくいし
冬は合板に比べて足元がひんやりしにくい
という特徴があります。


また、無垢の木は柔らかいから弱い
というイメージがあるかもしれませんが
では合板は強いのかというと
実はそんなこともなく
何かを落とせば穴が開くのは
無垢の木に限らず合板も同じです。


それどころか
合板は表面にシートを貼ってあるだけなので
穴が開いた場合
下地が露出し不細工になってしまいます。


それに対し、無垢の木を使えば
穴が開いた場合
違う素材の下地が露出するわけでもなければ
多少の凹みなら
水を含ませれば復元出来ることもあります。


さらに、窓際などは太陽に紫外線によって
床の表面が変色してしまうのですが
これも合板の場合は
ものすごく不細工になるのに対し
無垢材はそれさえも味になっていきます。


しかし、なにより
無垢の木をオススメする理由は
見た目がカッコいいからです。(これ重要です!!)
かつ、経年変化によって
その表情がどんどん変化していき
それを愉しめると同時に
何とも言えない愛着が持てるからです。


床は、一度貼ってしまうと
簡単に剝がせるものでもなければ
今の家はバリアフリーになっているため
昔の段差がある家のように
簡単に床を上張り出来るわけでもありません。


それゆえ、最初の選択が
めちゃくちゃ肝心になってくるので
もちろんデメリットもあるのですが
それよりもメリットに目を向けていただき
あなたと共に年を刻んていくことが出来る
家にしていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、ウッドデッキを活かす設計・殺す設計について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうご
ざいます。
次回をお楽しみに!!

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