« 2023年08月
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  
  •  
2022年06月17日

見るべき土地のポイント(お金編)

こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて、今回は
土地を見る時に注意すべき点について
お伝えしていきたいと思います。


同じ地域でも
不動産屋さんが新たに造成した分譲地と
そうじゃない土地では
幾分、価格に開きがあります。


もちろん、新規分譲地の方が
割高に価格が設定されているわけですが
その理由は、家を建てるにあたって
必要なものが全て整っているからです。


例えば新規分譲地の場合は
敷地が接する前面道路は
市の認定となっているのが当たり前ですが
そうじゃない土地の場合
前面道路が必ずしも
市の認定道路になっているとは限りません。


また、新規分譲地の場合
隣との境界が明確になっているのが
当たり前ですが
そうじゃない土地の場合
境界が不明確なこともあれば
境界そのものが存在してないこともあるし
仮に境界壁があったとしても
構造が悪い場合(傾いている場合)は
一旦壊して新たにつくらないと
いけない場合もあります。


そして、境界の工事をするとなれば
それなりに高額な費用が
発生することになります。
(境界が不明確な場合は
売主側の負担で境界確定をした上で
買主に引き渡すのが一般的なので
費用が発生することは基本ありません)


さらに、新規分譲地の場合
給排水のことを心配する必要も一切ありませんが
そうじゃない土地の場合
水道が敷地に引き込まれていないこともあれば
仮に引き込まれていたとしても
水道管の太さが現在の基準に
満ちてないこともあります。


そして、そうなれば
前面道路から水道を
敷地に引き込む工事が必要になるため
そのための工事費用が
別途で発生することになります。


また、最悪なのは
前面道路に水道管がない場合や
あったとしても分岐してはいけない場合です。


この場合、より遠くにある水道管から
水道を引っ張ってこないといけないのですが
そうなれば、その工事に
桁違いの費用が必要になることがあり
せっかく土地を安く買えたとしても
かえって割高になってしまうことも
決して珍しいことではありません。


排水に関しても
新規分譲地の場合は
何の心配もする必要がありませんが
そうじゃない土地の場合
購入前にチェックしておく必要があります。


というのも、排水先がなければ
そもそも家を建てることが出来ないし
あったとしても
水利組合が管理している水路に流すとなれば
維持管理のための費用が発生するし
また、道路をまたいで排水を流すとなれば
工事費用が割り増しになったりするからです。


このように境界や給排水のことは
新規分譲地の場合
全く心配することはありませんが
そうじゃない土地の場合は
整っていないこともあるので
事前に調べておく必要があるし
かつ、工事が発生するのであれば
その概算金額も把握しておく必要があります。


そうしないと、かえって
高い買い物になってしまう可能性だって
充分あり得る話だからです。


ということで
土地を選ぶ際は、ただ単に
土地の価格だけを見て判断するのではなく
それに付随して発生しそうな工事と
その金額も考慮しながら
判断していただければと思います。


とはいえ
それでもこういった土地は
新規分譲地よりも
割安で手に入れやすいのは確かなので
個人的にはオススメなんですけどね!!


今回はここまで!!
次回は、目に見えるお金と見えないお金について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年06月13日

固定金利でやってしまいがちな失敗

固定金利の負の特徴は
変動金利よりも金利が高いこと
そして、変動金利よりも
初期手数料が余分にかかることです。


つまり、固定金利を選べば
必然的に借入額は減ってしまうし
かつ、初期手数料が余分にかかる分
さらに家づくりの予算が減ってしまうため
変動金利に比べて
土地や家の予算を削らざるを得ない
というわけですね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では、今回は
前回の変動金利の真逆商品である
固定金利についてお伝えしていきたいと思います。


固定金利には
先程のような負の特徴がある一方で
ずっと金利が変わらない安心感が正の特徴なのですが
この固定金利を選ぶ時には
注意しておかないといけないポイントが1つあります。


レ借りていい金額と借りられる金額


それは、借り過ぎてしまわないということです
では、詳しくご説明していきますね。


民間の銀行で住宅ローンを借りる場合
借りることが出来る金額の目安は
年収の5~6倍だと言われています。


年収400万円の方の場合
2000万円~2400万円ぐらいが
目安だということですね。


となると、35年返済ベースで考えると
毎月の返済は6万円~7万円くらいになるのですが
これくらいの返済比率なら
そこそこ、ゆとりを持って暮らしていけそうですよね?
ボーナスなしで考えた場合
この返済金額なら毎月の手取りの25%前後でしょうからね。


つまり、銀行で住宅ローンを借りるとしたら
単独債務で借り入れする場合は
そもそも借り過ぎてしまうようなことは
ないというわけですね。


(夫婦で収入合算する場合は年収が増えるため
借り過ぎてしまう場合があるので要注意です!!)


他方、固定金利の代表的な商品である
住宅金融支援機構が取り扱う
フラット35という住宅ローンでは
民間の銀行では考えられないぐらいの
金額を借りることが出来ます。


年収ベースで考えると
年収の9~10倍近くという感じです。


例えば、年収300万円の方の場合
民間の銀行では1500万円~1800万円が
借り入れの目安となるのですが
フラット35の場合だと
2700万円~3000万円近く借り入れすることが出来ます。


となると
毎月の返済は8万円~9万円になるのですが
年収300万円の方の毎月の手取り金額は
おそらく20万円に満たないでしょうから
相当厳しいどころか
やっていけないぐらいのレベルなのではないでしょうか?


結果、もちろん奥さんは
問答無用でずっと働き続けないといけないし
たとえ、ガッツリ働いたとしても
ずっとゆとりのある暮らしを
していくことは出来ないでしょう・


(奥さんの年収が1000万円ぐらい
あるなら、また話は違ってきますが・・・)


フラット35を選択すれば
借り過ぎてしまう可能性が高くなるどころか
確実に借り過ぎてしまいます。
そして、後から首が回らなくなり
やがて、家を手放さなくてはいけなくなります。


さて、あなたは
自分自身がこんな未来を迎えるとしたら
どうお考えになるでしょうか?


「こんなことありえない!!」
そう思われた方もいらっしゃると思います。


しかし、家づくりというのは
あなたが想像しているよりも
多くのお金が必要となるものです。


そして、その大部分を銀行から
資金調達しないといけないのだとしたら
こうなってしまう可能性が
決して低いわけではありません。


なので、家を建てる時は
借りていい金額と借りられる金額の違いを
理解しておくことと
家づくりというのは
その現実的な予算の範囲内でしなければいけない
ということを知っておいていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、見るべき土地のポイント(お金編)について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

スマイルホーム
スタッフブログ

スマイルホーム