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2022年07月15日

「土地がある」にも種類がある

仮に実家に家を建てることが出来る
土地があるとしたら
そして、そこに住んでも
そう不便じゃないとしたら
新たに土地を購入するのではなく
その土地を有効活用することを
まず考えてみても
いいのではないでしょうか?


ましてきゃ、資金計画をした結果
土地を買うと確実にその後の暮らしが
しんどくなりそうだとしたら
なおのことそうすべきじゃないかと
個人的には思っています。


土地購入費用が丸々浮くとしたら
その分、別のことにお金を使うことが出来るからです
子供の教育・進学資金とか
趣味・レジャー・旅行費用といった費用に、です。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


まー、とは言っても
親の近くで住むかどうかということは
単純にお金だけの問題ではないと思うので
無理なら無理で、割り切って
土地を買ってくださいね。


あくまで、買うか買わないかによって
金銭面な負担が減るという話なので
そうすることで、心理的な負担が
ズドンと増えちゃいそうな方は
今回は軽くする―していただいても
いいかもしれません(汗)


レどんな土地かで話は変わってくる


では今回は
自分で土地を買わなくていいことを
前提として話を進めていきたいと思いますが
とはいえ、土地の状況次第によっては
そうする意味がない場合もあったりします。


例えば、そもそも実家の近くの土地を
親御さんがあなたのために購入してくれたとしたら
こんなラッキーなことはありませんよね。


その上、水道は引き込まれているわ
加入金も払わなくていいわ
境界もちゃんと出来ているわとかだと
なおのこと言うことはありません。
全くお金がいらないわけですからね。


他方、倉庫や古い家が建っている土地を
譲ってくれるとしたら
まず、その建物を解体しないとしたら
水道がそのまま使えないとしたら
新たに引き込み直さないといけません。


また、境界が傾いているとか
強度的に問題がある場合などは
建て替えと同時にやり替えないといけません。


つまり、「土地を買わなくていい
=土地に全くお金がかからない」
というわけではないということなので
手放しで喜ぶのではなく
こういった付帯工事に
多かれ少なかれお金がかかるということを
理解しておかないといけないというわけですね。


さらに、田舎の場合などは
家を建てるために田んぼや畑といった農地を
譲ってくれる場合がありますが
この場合は家を建てる敷地の広さに留意しないと
とんでもないことになってしまいます。


土地の造成費用は
土地は広くなればなるほどより高くなるからです
とりわけ高いのが残土処理です
(農地の場合、表土をすき取って
別の種類の土地を入れ直すため
そのすき取った土の処分をしなければいけません)


また、残土処分費用だけじゃなく
新たに入れる土も
体積が増せば増すほど
高くなるのは当たり前だし
土地の面積が広がれば
それに伴って隣地との境に新設する
境界壁も長くなってしまうため
その費用もより高くなってしまいます。
(最後の外構工事費用も
土地が広いほど高くなってしまいます)


この他、農地の場合は
水道が敷地に引き込まれてないため
100%水道引込工事をしないといけないし
農地を宅地に変えるためには
農地転用申請という許可申請を
県や市に行わないといけないため
その許可申請費用も別途で必要となります。


そして、これらを合わせると
近くの土地を買うのと変わらないか
あるいは、買った方が安いなんてことも
十分あり得るというわけなんですよね。


このように単純に土地があると言っても
その分がどんな状況なのかによって
かかる費用が大きく違ってくるので
そういった隠れた費用も
忘れず予算計上しするようにしてくださいね。


そして、その上で
家にかける予算を決めていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、間取りとコストの相関関係について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年07月11日

バブル予算で考えていませんか?

こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて今回は
家づくりの方向性と
お金(予算)の関係について
お伝えしていきたいと思います。
あくまで私の個人的な意見ですが
しばしお付き合いいただければと思います。


で、私の意見では
ご夫婦の職業や収入によるものの
家は奥さんの収入をあてにするのではなく
ご主人の給料で払える範囲内で建てるのがベストです。


また、その際でもボーナス払いは使わずに
ベタローンで払える範囲内の
予算に抑えるべきです。


というのも
今回のコロナウイルスのような
不測の事態が起こった時
パートやアルバイトで働いている方は
真っ先に仕事を失う可能性が高く
そうなれば奥さんの収入を
あてにしつつ家を建てている方は
窮地に追い込まれてしまうからです。


また、企業の業績が落ち込んだ場合
確実にボーナスがカットされ
この場合も一気に生活が苦しくなってしまうからです。


では、一体どれくらいの予算で
家づくりをすればいいのか
という話になるのですが
私は、返済金額の上限が
毎月の手取り金額の30%だと考えています。


仮に手取りが25万円だとしたら
返済の上限が7.5万円だし
手取り金額が20万円だとしたら
返済の上限が6万円だということですね。


本音で言うと
私はこれを超えるのは
まあまあ危険だと思っているので
これを大幅に超える返済金額を
提示してくる住宅会社があった場合は
その根拠をお聞きした方がいいと思います。


それはさておき
では、これくらいの返済金額で家を建てる場合
一体どれくらいの予算になるのでしょうか?


まず、毎月の返済金額が7.5万円だとしたら
銀行から借り入れ出来る金額は
35年ローンで大体2650万円で
30年ローンで大体2300万円です。


また、毎月の返済金額が6万円だとしたら
銀行から借り入れ出来る金額は
35年ローンで大体2100万円で
30年ローンで大体1850万円です。


そして、この金額に
それぞれ自己資金を足した金額が
家づくりにかけるべき予算である
ということになるのですが
現実はなかなか厳しいものですよね?


レ自己資金の有無で方向性は変わる


ぶっちゃけ家づくりは
自己資金の有無とその度合いによって
方向性がものすごく変わってきます。


例えば、銀行から2650万円借入れしても問題なくて
かつ、自己資金が500万~1000万円ほどある方なら
それなりに立地にこだわって土地を買って
家を建てることが出来ますが
銀行から借り入れしていい金額が2100万円で
かつ自己資金がゼロである方の場合
土地を買って家を建てるのは
現実的な話じゃなくなってしまいます。


それゆえ、まずは資金計画によって
どうすべきかの方向性を
よく考えることが大事だし
可能であれば、後者の場合
土地を買わないという選択肢が
最も望ましいことは言うまでもありません。


とはいえ、土地がなければ
土地から買わざるを得ないのですが
この場合、土地にかける予算と
家にかける予算の両方を
かなりシビアに考えなければいけません。


つまり、住む場所や土地の広さ
そして家の広さなどが限定されてくる
というわけですね。


ちょっと極端な例を
出してしまいましたが
私は、ほとんどの方が


どちらかというと前者というよりは
後者に近いんじゃないかなと思うので
これから家を建てようとお考えの方は
将来をかなりシビアに見積もりつつ
家づくりをしていただければと思います。


そして、土地にかける予算や家にかける予算を
市場の当り前に左右されることなく
自分の予算に照らし合わせつつ
真剣に考えるようにしてください。


建てた後に予算の失敗に気付いても
100%取り返しがつかないのが
家づくりの一番怖いところですから。


今回はここまで!!
次回は、「土地がある」にも種類があるについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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