« 2023年08月
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  
  •  
2023年01月13日

家の価格の見方

家の価格は
大きさ、形、間取り、使う材料など
様々な要因によって異なるので
単純に比較することが出来ません。


例えば、面積100㎡(約30坪)
のお家を建てる場合でも
縦横それぞれ10mのお家と
縦が5m、横が20mのお家とでは
家の価格が大きく異なります。


縦横それぞれ10mのお家は
周囲の長さが40mになるのに対し
縦が5m、横が20mのお家は
周囲の長さが50mとなり
10m分工事面積が大きくなるからです。


つまり、壁の工事面積が
25%割り増しになるため
それに伴って、外壁、耐震パネル
クロス、石膏ボード、断熱などの
工事費用が増えてしまうということですね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


また、使っている水回り商品
(キッチン、お風呂、洗面、トイレ)
の標準仕様が異なれば
それだけでも家の価格は違ってくるし
(かたや総額で150万円なのと
かたや総額で75万円なのとでは
それだけで75万円も違うという感じです)
それ以外でも外壁材や断熱材などは
家の価格に大きな差を生む原因となります。


さらに、出してくれた見積もりの中に
一体どこまでの工事費用が
含まれているかによっても
家の価格は大きく異なります。


例えば、浄化槽工事費用が
入っているのといないのとでは
それだけで家の価格は40~50万円違うし
図面設計費用や建築確認費用といった
いわゆる設計費用が
入っているといないのとでは
30~40万円ほど家の価格が違ってきます。


この他、見積もりの中に
含まれていそうでいないのが
照明器具や地盤調査や
屋外の水道工事費用なのですが
これらが入っているのといないのとでも
ざっと80~100万円ぐらい
家の価格が違ってきます。


あとは外構工事ですね
これは、どんな庭を希望するかで
ものすごく価格が違ってくるので
うちの会社でも基本的に
家の価格に入れてないのですが
この工事費用も、ほぼ確実に
家の価格には含まれてないので
別途でこの費用もかかることを
あらかじめ理解しておかないといけません。


それから
これは家に限ったことではないのですが
価格を伝えられるとき
案外含まれてないことが多いのが「消費税」です。


1000円や2000円の商品の場合なら
100円や200円ぐらいの話なのでまだいいものの
さすがに家となると200万円前後もの
驚異的な価格差が生まれてしまうので
ちょっとシャレになんないですよね・・・


このように家の価格は基本的に
家の大きさによって異なるのはもちろん
同じ大きさでも家の形によっても異なるし
どんな間取りなのかによっても異なります。


また、これに加えて
どれくらいのグレードを標準としているのか
一体どこまでの工事がその金額の中に含まれているのか
さらに消費税が入っているのかどうかによっても
家の価格は大きく異なります。

ということで
素人であるお施主さんが
これらを完全に理解することは難しいでしょうから
単純に価格だけで比較しないこと
そして、価格のことを聞くときは
こういった費用も含めた
すべての建築費用がいくらなのかを
聞くようにしてもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回は設計図の盲点について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

スマイルホーム
スタッフブログ

スマイルホーム