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2023年06月16日

家の性質と外構予算と

土地と家それぞれに掛けられる
自分にフィットした予算を知り
かつ、どんな家が建てたいのかを
分かった上で土地選びをすれば
家にフィットしそうなサイズの
土地を選びやすくなります。


結果、土地に出来る無駄な余白を
ミニマムに抑えることが出来
外構工事(庭)にかかるコストを
ミニマムに抑えやすくなるのですが
どっこい外構工事というものは
建てる家によって価格差が大幅に変わるという
性質も持っているので
予算の取り方に注意しないといけません。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


例えば、弊社の家は正面から見ると
装飾のないシンプルな箱となっているため
このイメージに合わせた庭にしようと思うと
やれ塀やら、やれアプローチやら
やれ門柱やら、やれ花壇やらといった
余計な装飾をする必要がありません。


というより
そんな余分な装飾をしてしまうと
せっかくのシンプルで美しい外観が
台無しになってしまいます。


そんなこんなでほぼすべてのお施主さんが
車を置くところにのみコンクリを打ち
残りは全部砂利、という
シンプルな仕上げになっているのですが
その結果コストは安く抑えられます。


他方、装飾することによって
デザインを整えているお家は
こういうわけにはいきません
庭も家に合わせてコーデしないと
せっかくのイメージが台無しになってしまうからです。


となると
やれ家のイメージに合わせた塀やら
やれ家のイメージに合わせた門柱やら
やれ家のイメージに合わせた植栽やら
やれ家のイメージに合わせたアプローチやら
やれ家のイメージに合わせた花壇やら
なんやかんやと装飾することで
家とのバランスをとっていくころになります。


結果、その1つ1つのコストが
外構工事費を押し上げしていきます。


また、弊社の家は
プライバシーの担保と防犯性も重視した結果
外から見たい正面に窓がない
倉庫みたいな家になっているのですが
この結果、プライバシーの担保や防犯性アップのために
塀や植栽や目隠しを一切する必要がありません
家の外壁そのものが
塀のような存在と化しているからです。


それゆえ、さらに外構工事費用を
カットすることが出来るというわけです。


他方、プライバシーが担保されておらず
防犯性の低そうなお家は
つまり、外から家の中が丸見えとなるお家は
塀や植栽や目隠しなどによって
それらを強化せざるを得なくなります。


そしてこの結果
外構工事費用がさらにかさむことになります。


このように、外構工事の予算は
あなたがどんな家にしたいのか?
によっても大きく違ってきます。


また、これに加えて
選ぶ土地のサイズを間違えてしまうと
さらに外構工事が高くなってしまうし
平屋が建つ土地なのに
わざわざ2階建てを建ててしまうのも
不用意に外構工事を高くする大きな原因となります。


なので、この事実を理解した上で家づくりを行い
また資金計画を行っていただければと思います。


後から200万円も300万円も予算を超える
外構工事の見積もりを提示されて
結局工事しないまま放置している方も
決して少なくありませんからね。

今回はここまで!!
次回はいまさら聞けない家づくりのことについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

2023年06月12日

畳のお話

住宅会社に家づくりの話を聞きに行くと
「メーターモジュール」「尺モジュール」という
言葉に出てくることがあります。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


今回は家を建てる際に使われている
言葉を詳しく伝えていきたいと思います。


このメーターモジュールとは、家を建てる時に
1つの区切りを1m(1000mm)にしている
1グリッドを1mx1mとしている規格のことです。


これに対して尺モジュールとは
1つの区切りを日本古来の尺貫法という測り方である
3尺(910mm)を1つの区切りとしている
1グリッドが910mmx910mmの規格のことです。


ちなみに、日本人の平均的な肩幅は
1尺5寸(45.5cm)と言われていて
廊下で人がすれ違う場合には二人分の
3尺(91cm)が必要と言われています。

このため畳の短い方の1辺はこの長さ(3尺)
が基準となっています。
長い方の1辺は、畳を組み合わせやすくするため
倍の6尺(182cm)が基準となっています


人が体のサイズと畳のサイズを比較してみると
人が座るのに必要なサイズが半畳
寝転がるのに必要なサイズが1帖
両手足を広げて寝転がるのに必要なサイズ
2帖、つまり1坪となります。


しかし、実は畳には地域差があるのです
3尺(91cm)x6尺(182cm)サイズの畳は中京間と呼ばれ
愛知県周辺に多いです


ところが西日本では幅に余裕を持たせ
95.5cmx191cmの京間と呼ばれる畳が一般的で
東日本では88cmx176cmの江戸間と呼ばれる
小ぶりなものが使われるのが多いのです。


間取りの考え方にも地域差があります。


京間や中京までは畳を並べた寸法に合わせ
その外側に柱を立てます
そのため、柱の中心から柱の中心までの距離は
畳+柱1本となります。


メリットとしては襖や障子も畳のサイズを
基準にするので規格化され
使いまわしが可能になります
この畳を基準にする方法を畳割と呼びます


これに対し関東では
畳ではなく柱と柱の間の距離を基準にします。


そのため、使う畳の枚数が違う10畳間と6畳間では畳の寸法が
異なるようになり、使いまわしが出来ないのです
この方法を柱割と呼びます


江戸間に伝統的な和ダンスセットが
おさまらないことがあるのは、このためなのです
ただ柱割では柱の太さにとらわれないため
施工が楽で速いというメリットがあります


そのため、火事の多かった江戸で使われ始めたと言われています
こういった利便性の高さ、そして近年では和室の減少もあって
現在では柱割が多くなっているようです。


和室の利用は減ってきましたが最近では縁のない
半畳の琉球畳を使う方も多くなってきました。


これは和室でなくても、リビングの一角に敷くことで
畳の応接スペースをつくったり、選べる色も増えてきて
いるため最近では人気が高まっています。


暮らしの用途に合わせて対応できますので
ぜひ、参考にしてみてください。


今回はここまで!!
次回は家の性質と外構予算とについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!

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