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2021年12月10日

理想を取るか、現実を取るか

家はあなたの家族を守る資産になるし
心に豊かさをもたらしてくれることから
賃貸暮らしをし続けるよりは
家を持った方がいいといえるのですが
とはいえ、大切なことは
持つか?持たないか?ということよりも
どのように持つのか?ということです。


持ち方を間違えてしまうと
ただ生活していくだけで精一杯で
子供たちの進学や自分たちの老後への備えが
出来なくなるのはもちろん
合わせて、車の持ち方まで間違えてしまうと
日々の生活さえも苦しくなってしまいますからね。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です


例えば
土地に1000万円、家に2000万円
庭に200万、その他経費に200万
合計で3500万円かかるとしたら
あなたに頭金が全くなかった場合
毎月の返済金額は35年返済にしても
92,000円~105,000円というドデカい金額となります
(92,000円は金利安めの変動で、
105,000円は金利高めの固定です)

そして、これに加えて
家を持ったからには
年間100,000円程度の固定資産税と
年間20,000円程度の火災保険と
年間120,000円程度の修繕積立金が
(これは任意ですが)必要となってきます。
あと、家電も定期的に壊れるので
そのための積立として年間120,000円程度


つまり、これらを月ベースに直していみると
ローン以外に30,000円が
必要だということですね。


いかがでしょうか?
現在の家賃が70,000円だとしたら
ざっと5.2万円~6.5万円も負担が
上がってもいけそうでしょうか?


レ共働きだから大丈夫という落とし穴


普通に考えれば、これだけの負担増は
相当厳しいはずですが
なぜか、多くの方が
こんなバランスが悪い予算設定のまま
家づくりをしてしまいます。


その理由が
共働きだからいけるんじゃないか?
と思ったからなのか
住宅会社から
「これくらいないと家は建てられません」
と言われたからなのか
周りの人たちが
これくらいかけていたからなのか
は分かりません。


しかし、たとえ収入合算をすれば
銀行から資金調達できるとしても
このような家の買い方は
決してすべきではありません。


レ保険と家の費用を見直す必要性


前回お伝えさせていただきましたが
家づくりをするタイミングでは
保険を見直すべきだと思います
また、それと同時に家づくりの予算も
少しでも抑えるべきだと思います。


イメージとしては
保険を1~2万円圧縮し
家を2~3万円圧縮することで
先程お伝えした家の維持管理費用を
捻出するといった感じでしょうか。


そんなこんなで、住宅ローンは
毎月の返済を2~3万円圧縮した範囲で
借りるべきだと思っている次第です。
ざっと試算すると
2500万円~2800万円ということですね。


となると、家づくりの資金を
合計700万円~1000万円圧縮するか
あるいは、少しでも多く
自己資金を入れていただくことで
銀行からの借入をここまで減らして
いただかなくてはいけません。


レこれで家づくりができるのか?


もし、あなたに自己資金がなかった場合
家づくりにかける予算を
かなり圧縮しないといけないわけですが
実は、そのための知識さえ持っていれば
この予算で家づくりをすることができます。


土地の予算を合理的に圧縮する方法や
家の予算を合理的に圧縮する方法
そして庭の予算を合理的に圧縮する方法です。


もちろん、それは、
あなたの暮らしを貧しくするものではないし
むしろ、お金を無駄にかけた人よりも
ずっと豊かな暮らしをすることができるでしょう。


そして、経済的な不安も大きく緩和され
経済的な安定とともに精神的な安定も手に入れつつ
暮らしていくことができるでしょう。


ということで
あなたが家も持ちながらも
これから先ずっと不安なく暮らしていきたいとお考えなら
今回も含めた直近の5つのブログを
参考にしていただければと思います。


きっと、家づくりのヒントになるはずですから。


今回はここまで!!
次回は、大多数が正しいとは限らないについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2021年12月06日

ひかげとひなたの使い方

南に建っている家のせいで
敷地の半分近くが日陰になってしまう
約55坪の土地に建つ家の多くが
総2階建ての家です。


その理由は、日陰を避けて
家を建てようとするからなのですが
この結果、前回お伝えしたような
使いにくい家になってしまいます
また、薄暗く開放感もない家になってしまいます。


それゆえ、使いやすい家にするためには
また明るく開放的な家にするためには
そもそも根本から改善する必要があります
根本とは、日陰を避けて
家を建てようとすること、ですね。

こんにちは!!
スマイルホーム菅野です

では、この土地で家を建てる場合
どのような間取りにすべきなのでしょうか?


レ平屋という選択肢


土地の広さが55坪あれば
平屋を建てることが出来るので
この土地では、まずは
平屋に出来ないかを考えるべきです。


しかし、平屋にすれば
確実に日陰となる部分にまたがって
家を建てることになるため
光の採り込み方を工夫しなければいけません。


では、家全体を満遍なく明るくするためには
どのように採光を考えるべきなのでしょうか?


レ光の種類を知る


これを考えるにあたり
知っておくべきというか
棲み分けしておくべきことが
光にも種類が2つあるということです
「直射光」と「天空光」の2つですね。


分かりやすく言うと
天空光とは北の窓から入ってくる光ですね
つまり直射光が入ってこないはずの北の窓が
1日中安定して明るいのは
この天空光が入ってきているから
だということです。


そして、部屋の配置は
この2つのどちらの光を入れたいかによって
変わってくるんですよね。


例えば、リビングダイニングは
直射光をたっぷりと採り込みたい場所ですよね?
それゆえ、南からの光がたっぷりと入る位置に
レイアウトしたいですよね。


また、洗濯物を干すところにも
日光がたっぷり当たるようにしたいので
南からの光が入る位置に
レイアウトしたいですよね。


では、この2つの場所以外に関しては
どうでしょうか?
明るくあるべきではあるものの
かといって絶対に南からの光は必要
というわけではありませんよね?


玄関。お風呂。トイレ。収納。
これらはもちろんのこと
寝室だって、南からの光に
こだわる必要はありませんよね?


そんなこんなで
これらを踏まえて
2つの光をうまく使い分けながら
部屋を配置していくと
全ての部屋を満遍なく
明るくつくりやすくなるというわけですね。


もちろん、せっかくの南からの光を
殺してしまわないためには
間取りのつくり方に工夫が必要ですけどね。


レ平屋が無駄な場合


そして、土地や要望の都合上
その土地に平屋がおさまらない場合は
2階部分をつくらざるを得ないのですが
この場合も、出来るだけ2階部分を
小さくすべきです。

2階を広くつくっても
無駄にコストが上がるだけで
使いやすさが上がるわけじゃないからです。


なので、この土地で
どうしても2階をつくらないといけないとしたら
出来るだけ2階は小さくしてもらえたらと思います
要するに、あくまでベースは平屋で考えるべきだ
ということですね。


いかがでしたか?


もちろん、このような家の建て方をすれば
居住性は格段に上がるものの
確実にコストは割高になるので
同時に、コストを抑えるためのアイデアや工夫も
必要になるのですが、それさえできれば
ありきたりの総2階建ての住まいに比べで
遥かに使いやすく、遥かに住みやすく
また、遥かに明るくて開放的な住まいが出来上がります。


ですから、明るくて居住性が高い家が
手に入れられるように
今回の記事を頭の片隅に置きながら
家づくりをしてもらえたらと思います。

今回はここまで!!
次回は、理想を取るか、現実を取るかについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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