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2022年03月18日

収入と低金利と家づくりと

senngyou.jpg


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


冒頭の図をご覧いただくとわかりますが
1997年を境として専業主婦と共働きの世帯数が逆転し
現在では、その差がなんと倍以上に広がっています。


このように、今は夫婦が協力して仕事・家事・育児を
こなしていくのが当たり前となっているわけですが
とはいえ、働き方や雇用形態によって
手元に入ってくるお金は大きく違ってきます。

seisyainn.jpg

例えば、このデータからもお分かりいただけるように
正社員で働くのと、非正社員やパート・アルバイトで
働くのとでは賃金が大きく異なります。


また、この差は賃金だけじゃなく
年金にも大きく響いてきます
会社が半分負担してくれる
厚生年金に加入できるかどうかも違ってくるからです。


それゆえ、個人的には夫婦ともに
正社員として働くことをオススメしているのですが
実情としては、女性の約半分は
非正規の形でしか働くことしかできず
また、男性でも4人に1人は
正社員になれていないと言われています。


どうやら、90年代に20%程度だった非正規の方の割合は
ここ最近は、40%程度まで倍増しているようですからね。


レお金を増やすという選択肢


このような状況なので
思うように働けず不憫を感じている方が多いと思いますが
そんな方に知っていただきたいことが
収入を増やす方法ではなく
”お金を増やす方法を知る”ということです。


もちろん、非正規で働く方だけじゃなく
正社員として働いている方もですけどね。


今の日本は、驚異的な低金利が
長期化した状態になっており
定期預金金利はたったの年0.01%しかありません。


これは、すなわち
定期預金に預けたお金が2倍になるまでには
なんと7200年もかかるということであり
生きている限りで考えると
全くお金が増えないということです。


しかし、昔の名残のせいか
みんな当たり前のように
全てのお金を銀行に預けようとします。


なんせ、1973年当時は
政策金利が9%もあったため
単純に銀行にお金を預けているだけで
8年で2倍になっていたぐらいですからね。


また、銀行に預けていても増えないとは分かっていても
減るリスクを取るぐらいなら増えない方がまだマシか
と考えてしまうことも大きな原因の1つだと思います。


とはいえ、銀行だって
時間外でお金を引き出せば
利息の数百倍もの手数料を取られるし
振り込みするとなれば
さらにその数倍の手数料を取られるんですけどね。


レ積立投資という選択肢


では、どうすべきなのかと言うと
個人的にはと小さな金額でもいいから
たった今からコツコツと毎月積立投資を
していくのがベストだと思っています。


例えば「つみたてNISA」という
制度を聞いたことがあるでしょうか?
また「iDeCo」という制度を
聞いたことがあるでしょうか?


これらは、いわゆる投資商品を自分で選び
それに継続的に積立をしていくための制度で
いずれも税制優遇があるものなのですが
例外なくみんなこの2つの制度に取り組むべきです。


理由は簡単で
銀行のお金を預けていくよりも
遥かにお金が増える可能性が高いからです。


かつ「つみたてNISA」は毎月33,333円
「iDeCo」は毎月23,000円が掛け金の上限なのですが
出来れば夫婦そろって
いずれも上限近くまでお金が預けられるように
家計の中の無駄な固定費や出費を削減すべきです。


固定費とは
医療保険、学資保険を含む生命保険であり
車のローンと維持費であり
家のローンと維持費ですね。


というわけで、厳しい時代の中でも
不安なくずっと暮らしていくために
積立投資という選択肢を前向きに考えていただくこと
そして、その資金を捻出するために
家づくりの予算も含め
保険や車といった固定費を
出来るだけ抑えることを心掛けていただけたらと思います。


今回はここまで!!
次回は、家づくりの当り前があなたを追い詰める?について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年03月15日

資金計画の事前知識

自分の年金を自分で積み立てるのではなく
私たち現役世代が支払い社会保険料が
高齢者の年金の大部分になっている日本では
高齢者の増加に伴って
その負担がどんどん増えていくことになります。


例えば、厚生年金の保険料は
2004年の13.58%から段階的に引き上げられ
現在は18.3%にまでなっているのですが
この費用は給料から天引きされているため
徴収額が増えていることに
気付いていない方が案外多いのではないでしょうか?


あるいは、増えていることに気付いていたとしても
わざわざ自ら納めに行くことがないため
負担が増えていることを
実感しづらいのではないでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


また、年金制度とは関係ないものの
同じ期間の健康保険料も
9.31%から11・5%にまで上昇しているし
雇用保険や労災保険も含めた全体の社会保険料も
25.14%から31%にまで上昇していて
会社員が天引きされる社会保険料は
実に給料の15%を超えるにまでなっているのですが
(社会保険料は会社と自分が半分ずつ負担)
おそらくほとんどの方がこんなコト知らないと思います。


レさらに負担は増えていく?


国は、今のところ厚生年金の保険料率を
この数字のまま固定すると公表しています。


しかし、一方で
少子高齢化が本格化していく状況の中では
これも難しいといわれていて
今後20年あまりの社会保障費の伸びを考えると
雇用保険や労災保険を含めた
社会保険料全体の料率が
40%にまでなると考えられています。


(厚生年金が25%(現在18.3%)となり
健康保険が15%(現在11.5%)となる
との試算のようです。)


結果、給料からの天引きが20%となり
今よりもさらに5%手取り金額が
減ってしまうということですね。


しかも、この負担増は
社会にも同様にのしかかってくるので
天引き増に加えて
給料までも上がりにくくなってしまうでしょうね・・・


また、これに加えて
今後は、医療費と介護費の自己負担も
確実に上がっていくといわれています。


医療費の自己負担については
現状、75歳以上が1割
70~74歳が2割(夫婦の合計所得が520万円以上なら3割)
となっていますが、所得の基準を引き下げて
3割負担となる高齢者を増やしていくようですし
介護費の自己負担についても
現状は夫婦の所得が
346万円未満は1割、346万円以上は2割
463万円以上は3割となっていますが
医療費同様に所得の基準を引き下げて
3割を負担する高齢者を増やしていくようですからね。


レ年金も減ってしまう?


さらに、現実を直視すると
公的年金も2040年代には
給料水準が2割は減るだろうといわれています。


それゆえ、手取りが減っていく中でも
老後に備えて少しずつでも貯蓄をしていくべきですし
夫婦ともに働くようにすべきです。


また、60歳や65歳で引退するのではなく
出来れば75歳まで働き続けることを前提として
仕事に取り組んでいくべきです。
仮に100歳近くまで生きるとしたら
あんまり早く退職しても退屈でしょうしね。


また、家を建てるにしても
手取り金額が減っていくことや
老後や進学のことも考えた上で予算を設定し
その予算の中で納まるようにすべきです。


そんなこんなで
今のことだけを考えるのではなく
未来にも目を向けた上で
ライフラインをしっかりと立てるようにし
その上で家の予算設定をすることを
心がけていただけたらと思います。


今回はここまで!!
次回は、収入と低金利と家づくりについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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