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2022年03月25日

一家に一台という選択肢

現在1人1台車を所有するのが当たり前ですが
車を持ち続けていくためには
一体どれくらい維持費がかかるのか
計算したことがあるでしょうか?


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


では仮に
車一台あたりの平均金額が300万円で
7年ごとに車を買い替えると仮定して
計算していってみますね。


この場合、毎月の車両分割代金は
約35.700円となります
(無金利で計算しているので
ローンで買う人はさらに金利が加わります)


そして、車を維持していくためには
この他、ガソリン代、保険代、車検代
タイヤやバッテリー交換といったメンテ代
自動車税、などがかかるのですが


ガソリン代:毎月10.000円
保険代:年間50.000円
車検代:2年ごとに100.000円
自動車税:年間34.500円
メンテ積立代:毎月3.000円(仮)


として試算してみると
車両代とは別に
毎月約24.200円がかかることになります。


つまり、車を1台所有するには
ざっと毎月約60.000円かかるというわけです。


レ車は、1家に1台という選択肢


仮に、あなたが住みたい地域が
交通の便が悪い場所だとしたら
1人1台車を所有せざるを得ませんが
勤務先まで公共機関か自転車で通えそうな場所に
暮らそうとお考えなのであれば
1家に1台車を持つという選択肢も
あってもいいのではないでしょうか?


利便性が高い場所で暮らすとなれば
土地価格も割高になるし
結果、家づくりの負担も高くなってしまうからです。


例えば、土地の価格が坪25万円の地域だとしたら
車の台数を1台減らすことが出来れば
土地の面積を約5坪減らすことが出来
それだけで125万円土地の負担が減ります。


かつ、その資金をローンでまかなう予定だとしたら
さらに、それにかかる利息を
25万円ほど圧縮することが出来ます。


また、土地の面積が小さくなれば
それほど大きな額ではないかもしれませんが
その分、土地の維持費としてかかり続ける
固定資産税も安くなります。


そして、なにより
車を1台にしたことによって浮いたお金を
老後や教育のための貯蓄に回すことが出来ます。


レ毎月の固定費を減らす一つの選択肢


今後は1つの会社で
ずっと勤められる可能性も低くなるし
1つの仕事をずっと続けられる可能性も低くなります
つまり、昇給も当り前じゃなくなれば
手厚い退職金も当り前じゃなくなるというわけです
また、会社や職種が変われば給料はリセットされるし
むしろ今よりも下がる可能性すらあります。


かつ、そんな中でも高齢化社会の影響を受けて
社会保険料や税金が上がり続けていくため
手取りが減り、さらに厳しくなるかもしれません
その上、コロナ対策で財政出動したお金を
回収するために確実に増税がやってくるでしょうしね。


それゆえ、これらを織り込んだうえで
これからの暮らしを設計していかないといけません
そして、そのために出来るだけ
固定費を減らすことが必要不可欠だと思います。


仮に、車を1家に1台にし
固定費を毎月6万円削ることが出来たとしたら?
かつ、土地や家の予算を圧縮することで
600万円削ることが出来
ローン返済を毎月2万円削ることが出来たとしたら?


あなたの家計の負担は大きく減り
心のゆとりを持ちながら仕事をし
不安を緩和しながら日々暮らしていくことが
出来るのではないでしょうか?
そして、子供たちや自分たちの老後のために
貯蓄していくことが出来るのではないでしょうか?


まっ、これはあくまで1つの考え方だし
この考え方を強要するつもりもないのですが
これもまた一つの選択肢ではあるので
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回は、2035年問題と家づくりについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年03月22日

家づくりの当り前があなたを追い詰める?

2017年の世帯所得の分布を見てみると
年収100万円台~300万円台の世帯が
突出して多くなっており
これらを合計すると約41%に該当します。


事実、実質賃金も
この20年間で約13%下がっており
1995年は550万円もあった世帯収入の中央値も
2017年には423万円まで下がっているし
貯蓄ゼロの世帯も30%を超えている
というデータが発表されています。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


この背景としては
前回もお伝えさせていただいたように
非正規雇用の割合がこの20年の間に倍増し
40%近くになってしまったことと
その平均年収が正規雇用の
65%にしか達していないことがあります。


地方公務員に至っては
非正規雇用割合がこの11年間で約40%増加しているし
その年収は正規雇用の3分の1しかないし
昇給もボーナスもないという状況のようですしね。


天下の公務員さんといえど
まさかこんな状況になっているとは
思ってもみませんでした。
ホント厳しい時代になったなって感じですよね。


レ家づくりの常識的な考え方


では仮に、先程お伝えした
世帯年収423万円前後の方が家づくりをするとしたら
一体どうすればいいのでしょうか?


家庭を持ち、子供が生まれれば
誰もがマイホームを持ちたいと思うでしょうから
現実的に考えていってみましょう。


まず、家を建てている周りの人たちと同じように
土地を買い、家を建てるのは、やめた方がいいでしょう。


返済能力以上にお金を借りることになれば
ローンを払うだけでいっぱいいっぱいになり
確実に貯蓄することが出来なくなるし
そんな状況の中、不測の事態が起こったりしたら
たちどころに家を手放さざるを得なくなるからです。


また、なんとかマイホームを維持できたとしても
貯蓄が出来ていなければ
お金を理由に進学を諦めざるを得なくなるか
あるいは、奨学金という高額な借金を子供たちに
背負わせてしまうことになるし
ずっと不安を抱えながら暮らすことになると同時に
不安定な老後を過ごす可能性が高くなります。


それゆえ、
最も大きな固定費となる住宅ローン返済を
収入に見合った金額にすることが
これからの家づくりでは
なにより大切なことになるというわけです。


そして、そのためには
みんながどうしているのかを気にしないことと
常識や当たり前にこだわらないこと
この2つが大きな鍵となります。
予算の立て方、ローンの選び方
土地の選び方、家の建て方、間取りの考え方、など
家づくりに関わる全てのことに関して、です。


なので、家を建てる時は
まずは自分にとってのベストな予算を
資金計画によって出すこと
そして、その予算の範囲内で家づくりをするために
周りや常識を一切気にしないこと
これを徹底してもらえたらと思います。


今回はここまで!!
次回は、一家に一台という選択肢について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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