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2022年04月01日

建てた後の現実に目を向ける

「高齢者世帯の持家比率は8割を超える
ただし住む人が年齢を重ねれば家も老朽化し
修繕などで重い費用がのしかかる
不動産コンサルティング会社
さくら事務所(東京・渋谷)の試算では
一般的な戸建住宅(延床面積116㎡・木造2階)の
築後戸館奈良地区15~20年で屋根・外壁の補修る。


重要なのはこうした出費が増え始めるのは
築年数が一定程度過ぎてからという点
もちろんケース・バイ・ケースだが
戸建てなら築15~20年で屋根・外壁の補修
築30年で給排水管の更新が必要になり
そのたびに数十万から数百万前後かかる例は
少なくない。居住が40~50年と延びれば
費用はさらに増える公算が大きい。」
(とある新聞記者から抜粋)


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて今回は
家を長持ちさせるために欠かせない
メンテ・修繕費用について
お伝えしていきたいと思います。


これからは人生100年時代を迎えるため
新築してから40~50年どころか
もっと長く住む可能性があるし
そこで快適に暮らし続けていくためには
定期的なメンテが欠かせないし
この費用を再びローンに頼ってしまえば
さらに返済負担が上がってしまい
老後に資金ショートしてしまうかもしれないので
忘れずに覚えておいてくださいね。


レどれくらい積み立てていくべきなのか?


ということで、家を建てると同時に
修繕費用を毎月積み立てていって欲しいのですが
どれくらい積み立てていくべきなのかを
60年間そこに住むと仮定して試算してみますね。


まず、15年間に1回
外壁や屋根の塗り替えをするとして
毎回150万円が必要だとすると
3回塗り替えすることになるため
450万円が必要となります。


次に、新築した30年後ぐらいには
キッチンやお風呂といった水まわり設備品を
入れ替えないといけないとし
それに伴って床や壁などもリフォームする場合
その度合いにもよりますが
おそらく300万円は最低かかるのではないかと思います。


また、冷蔵庫やエアコンといった家電製品も
出来れば10年ごとに買い替えた方がいいので
これらにも、10年ごとに100万円はかかると仮定すると
家電製品にも500万円ほどかかることになります。


そして、これらをすべて合わせると
家を維持していくためには
ざっと1250万円かかるということになります。


ものすごい維持費ですよね・・・
でも、これが家をずっといい状態で
保ち続けていくための現実なんですよね。


では、毎月一体どれくらい
積み立てていくべきか?なんですが
これから40年間働き続けると仮定すると
毎月平均約2.5万円ずつ
積み立てていってもらわないといけません。


これまた「えっ!?そんなにも!?」っていう金額ですよね
でも、これが現実なので
こういった費用も視野に入れた上で
家づくりの予算を考えるようにした方がいいと思います。


このメンテナンス費用は
家が大きくなれば、もちろんそれに伴って高くなります。


また、家が大きくなれば
メンテ費用が増えるだけじゃなく
ランニングコストとしてかかり続ける
固定資産税や光熱費も高くなるため
さらに家計への負担が上がってしまいます。


多くの方が、家を建てる時
今どうしたいかに比重を高く置いて
考えてしまいがちですが
実は、これから先のことにも
同じくらい比重を置いて家づくりを考えるべきです。


いかに、固定資産税を安く抑えられるか?
いかに、光熱費を安く抑えられるか?
そして、いかにメンテ費用を安く抑えられるか?


これらにも目を向けながら
これからの暮らしに負担が少ない
家づくりを目指していただければと思います。


そして、そのためには
家や土地やお金に関して
今ある常識や固定概念を信用しないこと


そして自分たちが置かれた状況を冷静に分析し
周りと自分を区別して考えることが
大切なのではないでしょうか?


今回はここまで!!
次回は、家の原理原則について
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

2022年03月30日

2035年問題と家づくりと

2025年になると
団塊の世代が全て後期高齢者となり
75歳以上の人口が
全人口の5分の1になると言われています。


結果、今後さらに
税や私たちの社会保険の負担が
上がっていくことになるのですが
問題はこれからにとどまらず
この先さらなる問題が起こると言われています。


こんにちは!!
スマイルホーム菅野です。


さて今回は
大切な未来の話をしていきたいと思います
今から14年後の2035年あたりに
起こる可能性が高いことなんですが
なんとなく想像がつきますかね?


レ不動産価格が崩壊する!?


今から14年後の2035年あたりは
実は、団塊の世代の方たちが
集中して他界するのではないか
と言われている時期です。


そして、そうなると
私たち世代は親の財産を相続することになるのですが
仮に、相続財産が相続税の控除以上にあった場合
相続税を納めなければいけなくなります。


では、仮にあなたが現金や有価証券のほか
土地や建物も相続することになり
相続税を払わなくてはいけなくなったとして
とてもじゃないけど相続した現金や貯蓄だけでは
相続税を支払えないとしたらあなたはどうしますか?


シンプルに困りますよね?
すぐに売れるような不動産ならまだしも
不動産はそう簡単に売れるものでもありませんからね。


結果、多くの方が
相続税が払えず相続放棄せざるを得なくなり
たくさんの不動産が市場に溢れ飽和状態になり
不動産価格が崩れるだろうと言われているんですよね。


あるいは、相続放棄しないとなれば
そして、自分自身が土地を買って家を建てているとしたら
その不動産とともに
住むわけでもない不動産まで所有することになるので
維持管理に手間がかかると同時に
固定資産税の負担がぼ莫大に増えてしまいますしね。


そんなこんなで


レ実家の土地に家を建てるという選択肢


は、けっこう現実的な選択肢ではないか
と思っている次第であります。


土地を買って家を建てるとなれば
場所や広さによっては1000万円以上かかり
これを全てローンでまかなうとしたら
毎月の負担が3万円も上がってしまうことになるのに対し
実家の余っている土地や場所に
家を建てることが出来るとしたら
この3万円という負担を抑えることが出来
このお金を貯蓄に回すことが出来ますしね。


また、実家の土地に建てるとなれば
土地の固定資産税を親御さんが
払ってくれるかもしれないし
子供の面倒を見てもらいやすいし
そしたら保育料も浮くし、家計を協力し合えば
食費や雑費などもけっこう節約できるかもしれないし
新たに土地を購入しなかったことで
将来、維持管理しなければいけない不動産も減ります
つまり、もっと貯蓄が出来るかもしないというわけですね。


もちろん、家庭の事情があるので
決してこの考えを無理強いはしませんが
仮に、いずれかの実家の土地が開いているとしたら
それを使うという選択肢も持ち
資金面と照らし合わせながら
家づくりの計画を立てることも
検討していただければと思います。


とはいえ
土地の買わなくてよくなった分
家の予算を上げてしまって
結局貯蓄する余裕がなくなったのでは
何をやっているのやらという感じなので
たとえ土地を買わない場合でも
家の予算はシビアに考えていただければと思います。


今回はここまで!!
次回は、建てた後の現実に目を向けるについて
お伝えしていきたいと思います。


ここまでご拝読いただきましてありがとうございます。
次回をお楽しみに!!

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